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無針注射器の駆動装置及び無針注射器の駆動装置の駆動方法

国内特許コード P120007050
整理番号 S2010-1191-N0
掲載日 2012年3月26日
出願番号 特願2010-204867
公開番号 特開2012-055641
登録番号 特許第5596476号
出願日 平成22年9月13日(2010.9.13)
公開日 平成24年3月22日(2012.3.22)
登録日 平成26年8月15日(2014.8.15)
発明者
  • 高橋 直紀
  • 橋本 毅
  • 工藤 慈
  • ジム フクシマ
出願人
  • 国立大学法人 新潟大学
発明の名称 無針注射器の駆動装置及び無針注射器の駆動装置の駆動方法
発明の概要 【課題】 一度の薬液充填とばね力のチャージ(負荷)で、注射を数回に分割して投与できるようにする。
【解決手段】ノズル5を設けると共にプランジャー4を摺動可能に設けた無針注射器1のシリンジ3を前部に取り付けるケース本体6、このケース本体6に設けられプランジャー4に対向して前側に移動可能に設けられてプランジャー4を押圧可能なピストン14、ケース本体6に設けられてピストン14を前方へ押圧するコイルばね15を備えている、そして圧縮されたコイルばね15の弾力の一部によってコイルばね15を一部伸張させピストン14を前進させてプランジャー4に衝突させた後、コイルばね15をピストン14と共に後退させてプランジャー4とピストン14との間にインパクト用のギャップJを形成した後、再び残っているコイルばね15の弾力によってコイルばね15を伸張させてピストン14を前進させてプランジャー4に衝突させる。
【選択図】図4
従来技術、競合技術の概要



無針注射器は、微小なノズルを先端に設けたシリンジに薬液を収容すると共に、シリンジ内にプランジャーを摺動自在に設けられ、そして、投薬時には、シリンジの基端にばね式駆動装置が装着される。このばね式駆動装置は、バネのエネルギーを用いてプランジャーを押圧して薬液を、皮膚に当てたノズルより噴出するものであった。(例えば特許文献1,2)。





ところで、無針注射した薬液の皮膚内の拡散についての研究成果として、薬液が皮膚を貫通するまでの時間はばねケース内のピストンとプランジャーの隙間に依存している。すなわち、ピストンとプランジャーとの隙間を有することで、ばね力に付勢されたピストンは、プランジャー側に衝撃力を付与し、この衝撃力によって薬液が皮膚内で拡散する要件が重要であることが判明している。(例えば非特許文献1,2)。

産業上の利用分野



本発明は、糖尿病のインスリン注射や美容整形のプラセンタ注射のような皮下注射などに利用する無針注射器の駆動装置及び無針注射器の駆動装置の駆動方法に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
ノズルを前端に設けると共にプランジャーを摺動可能に設けた無針注射器のシリンジを前部に取り付ける機枠本体と、この機枠本体に設けられ前記プランジャーに対向して前側に移動可能に設けられて前記プランジャーを押圧可能なピストンと、前記機枠本体に設けられて前記ピストンを前方へ押圧するばねとを備え、圧縮された前記ばねを伸張させピストンを前進させて前記プランジャーを押圧する無針注射器の駆動装置において、
前記ばねは、ばね保持部材に設けられると共に、該ばね保持部材と前記ピストンとの間に着脱可能なばね保持部材・ピストン接続手段を介在し、かつ前記ばね保持部材は前記機枠本体に対して後方に摺動可能に設けられ、かつ前記機枠本体と前記ばね保持部材の間に着脱可能な機枠本体・ばね保持部材接続手段を設けたことを特徴とする無針注射器の駆動装置。

【請求項2】
前記機枠本体に前記ピストンの複数のピストンストッパーを設け、これらピストンストッパーは前記ピストンの前進方向に対応して設けられると共に、前記ピストンは前記複数のピストンストッパーに選択的に停止対応することを特徴とする請求項1記載の無針注射器の駆動装置。

【請求項3】
前記機枠本体に操作体を設け、この操作体に前記ばね保持部材と着脱可能なばね保持部材後退接続手段を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の無針注射器の駆動装置。

【請求項4】
ばね保持部材・ピストン接続手段は、前記機枠本体に投薬操作用のトリガーを設け、前記ピストンと一体なピストン延長部材に前記トリガーが係止可能な複数のトリガー係止受け部を設け、前記トリガーは前記複数のトリガー係止受け部に選択的に係止することを特徴とする請求項3に記載の無針注射器の駆動装置。

【請求項5】
前記機枠本体・ばね保持部材接続手段は、前記機枠本体にフックを設け、前記ばね保持部材に前記フックが係止可能な複数のフック係止受け部を設け、前記フックは前記複数のフック係止受け部に選択的に係止することを特徴とする請求項4に記載の無針注射器の駆動装置。

【請求項6】
前記複数のピストンストッパーは、前記ピストンに設けられたピストン突起の移動路に配置され、該ピストン突起が選択的に係止することを特徴とする請求項2記載の無針注射器の駆動装置。

【請求項7】
前記操作体に、前記ばね保持部材・ピストン接続手段の起動部を設けると共に、前記機枠本体・ばね保持部材接続手段の駆動部を設けたことを特徴とする請求項3記載の無針注射器の駆動装置。

【請求項8】
前記操作体は、握り部を備えて前記機枠本体を摺動自在に設けられていることを特徴とする請求項7記載の無針注射器の駆動装置。

【請求項9】
ノズルを前端に設けると共にプランジャーを摺動可能に設けた無針注射器のシリンジを前部に取り付ける機枠本体と、この機枠本体に設けられ前記プランジャーに対向して前側に移動可能に設けられて前記プランジャーを押圧可能なピストンと、前記機枠本体に設けられて前記ピストンを前方へ押圧するばねとを備え、圧縮された前記ばねを伸張させピストンを前進させて前記プランジャーを押圧する無針注射器の駆動装置の駆動方法において、圧縮された前記ばねの弾力の一部によって前記ばねを一部伸張させ前記ピストンを前進させて前記プランジャーに衝突させた後、前記ばねを前記ピストンと共に後退させて前記プランジャーと前記ピストンとの間にインパクト用ギャップを形成した後、再び残っている前記ばねの弾力によって前記ばねを伸張させて前記ピストンを前進させて前記プランジャーに衝突させることを特徴とする無針注射器の駆動装置の駆動方法。

【請求項10】
前記ばねを前記ピストンと共に繰り返し後退させて前記ピストンを前記プランジャーに複数回衝突させることを特徴とする請求項9記載の無針注射器の駆動装置の駆動方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2010204867thum.jpg
出願権利状態 登録
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