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サイクリンA-p27相互作用検出方法

国内特許コード P120007078
整理番号 J110
掲載日 2012年3月26日
出願番号 特願2008-270185
公開番号 特開2010-094110
登録番号 特許第5476627号
出願日 平成20年10月20日(2008.10.20)
公開日 平成22年4月30日(2010.4.30)
登録日 平成26年2月21日(2014.2.21)
発明者
  • 千葉櫻 拓
出願人
  • 学校法人東京農業大学
発明の名称 サイクリンA-p27相互作用検出方法
発明の概要 【課題】p27とサイクリン-CDKとの相互作用を生細胞内で簡便に検出・評価する系を構築することを目的とする。
【解決手段】サイクリンA-YFPN融合タンパク質をコードする発現ベクター及びp27-YFPC融合タンパク質をコードする発現ベクターを細胞へ導入して形質転換細胞を作製するステップと、形質転換細胞を培養し、サイクリンA-YFPN融合タンパク質と、p27-YFPC融合タンパク質を生成させるステップと、サイクリン-サイクリン依存性キナーゼ複合体と、p27との相互作用を蛍光の有無で検出するステップと、を有するサイクリンA-p27相互作用検出方法。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要



動物細胞の増殖は、促進因子であるサイクリン-CDK複合体と、それに結合して活性を抑制するCDK阻害因子によって厳密な制御を受けている。CDK阻害因子の1つであるp27は、血清などの増殖刺激に応答する細胞増殖制御において主要な抑制因子として機能しており、その遺伝子欠損が個体サイズの増加・がん発生頻度の上昇・がんの悪性度の増大を引き起こすことから、がん抑制因子として知られている。即ち、p27が適切に機能することは正常な細胞増殖制御において非常に重要であり、その機能不全はがん化を促進すると考えられる。





一方、出芽酵母において、CDK阻害因子の機能にイノシトール代謝産物(IP7)が必須であることが報告されている(非特許文献1)。動物細胞においてこのような化合物は未知であるが、ある種のがん細胞ではp27が発現しているにもかかわらず増殖制御が正常に働かないことから、がん化に伴う遺伝子発現や代謝経路の変化によってp27とサイクリン-CDKとの相互作用が低下している可能性が考えられる。





また、サイクリン-CDKとCDK阻害因子の相互作用をsplit-YFP 法により検証している報告として、植物におけるCDKA;1とKRP1(p27ホモログ)の相互作用解析が知られている(非特許文献2)が、動物細胞においては報告されていない。

【特許文献1】

ee, Y.-S., et al. (2007) Science316: 109-112.

【特許文献2】

akoby, M. J., et al. (2006)Plant Physiol. 141: 1293-1305.

産業上の利用分野



本発明は、p27とサイクリン-CDK(サイクリン依存性キナーゼ)との相互作用を生細胞内で簡便に検出・評価する方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
配列番号:1で示される塩基配列を有するサイクリンA-YFPN融合タンパク質をコードする発現ベクター及び配列番号:2で示される塩基配列を有するp27-YFPC融合タンパク質をコードする発現ベクターを細胞へ導入して形質転換細胞を作製するステップと、
形質転換細胞を培養し、サイクリンA-YFPN融合タンパク質と、p27-YFPC融合タンパク質を生成させるステップと、
サイクリン-サイクリン依存性キナーゼ複合体と、p27との相互作用を蛍光の有無で検出するステップと、
を有するサイクリンA-p27相互作用検出方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2008270185thum.jpg
出願権利状態 登録


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