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放射線量測定装置 コモンズ

国内特許コード P120007147
整理番号 2010-068
掲載日 2012年4月2日
出願番号 特願2012-042925
公開番号 特開2013-178192
登録番号 特許第5920707号
出願日 平成24年2月29日(2012.2.29)
公開日 平成25年9月9日(2013.9.9)
登録日 平成28年4月22日(2016.4.22)
発明者
  • 黒堀 利夫
出願人
  • 国立大学法人金沢大学
発明の名称 放射線量測定装置 コモンズ
発明の概要 【課題】簡単な機構で、放射線量の二次元測定及び当該放射線量の蓄積情報の読み出しが可能な放射線量測定装置の提供を目的とする。
また、この放射線量測定装置内で誘起蛍光中心(放射線量の蓄積情報)の消去が可能であり、繰り返し使用できる放射線量二次元センサの提供を目的とする。
【解決手段】銀活性リン酸塩ガラス層を有するディスクと、当該ディスクを回転制御する回転機構と、当該ディスクに励起光を照射するためのレーザー光照射手段と、当該ディスクから発する蛍光を検出する蛍光検出手段とを備えたことを特徴とする。
【選択図】 図1
従来技術、競合技術の概要


銀イオンを含有するリン酸塩ガラスは、銀活性リン酸塩ガラスと称され、放射線量の蛍光ガラス線量計の素子として知られている。
銀活性リン酸塩ガラスはX線、β線、γ線等の放射線の照射により銀関連の誘起された誘起蛍光中心が累積的に蓄積され、波長300~410nmの紫外線等で励起すると蛍光を発光する。
この現象は、ラジオフォトルミネッセンス(RPL)と称されている。
放射線量計には熱刺激ルミネッセンス(TSL)及び光刺激ルミネッセンス(OSL)現象を利用したものも知られているが、銀活性リン酸塩ガラスを用いたRPLは、高感度(最小検知感度:10μGy)で高空間分解能(1μm以下)を有し、広いダイナミックレンジと直線性(10μGy~100Gy)を有していることを本発明者は確認した。
また、銀活性リン酸塩ガラスは他の材料に比較して放射線照射から時間が経過すると蛍光が減少してしまうフェーディング特性が1%/年以下と優れていて、放射線量の読み出しにおいて誘起蛍光中心が消滅しないことから繰り返し読み出しが可能であり、放射線量の積算も可能である。



特許文献1は銀活性リン酸塩ガラスを用いた円柱状の放射線量計素子を開示し、特許文献2は銀活性リン酸塩ガラスを用いた方形の照合ガラスを開示するが、いずれも二次元放射線量センサとして用いたものではない。



本発明者は、これまでに空間分解能及びフェーディング特性を改善したBaFBr:Eu2+系のイメージングプレートを提案している(特許文献3)。
これは光刺激ルミネッセンス現象を用いたものである。

産業上の利用分野


本発明は、放射線量を二次元的に測定及び解析できる放射線量測定装置及びこれに用いるディスク状のセンサに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
銀活性リン酸塩ガラス層を有するディスクと、当該ディスクを回転制御する回転機構と、当該ディスクに励起光を照射するためのレーザー光照射手段と、当該ディスクから発する蛍光を検出する蛍光検出手段とを備えたことを特徴とする放射線量測定装置。

【請求項2】
前記レーザー光照射手段は、放射線照射により前記ディスクに記録された放射線量蓄積情報を消去するための加熱手段にも併用可能にしたことを特徴とする請求項1記載の放射線量測定装置。

【請求項3】
前記レーザー光照射手段は、前記ディスクに記録された放射線量蓄積情報のビルドアップ現象を解消するためのプレヒート手段にも併用可能にしたことを特徴とする請求項1又は2記載の放射線量測定装置。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2012042925thum.jpg
出願権利状態 登録


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