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新規チオエーテル誘導体、その製造方法及び用途 コモンズ 実績あり 外国出願あり

国内特許コード P120007264
整理番号 00-AR
掲載日 2012年4月9日
出願番号 特願2001-353972
公開番号 特開2002-220468
登録番号 特許第3653535号
出願日 平成13年11月20日(2001.11.20)
公開日 平成14年8月9日(2002.8.9)
登録日 平成17年3月11日(2005.3.11)
優先権データ
  • 特願2000-358444 (2000.11.24) JP
発明者
  • 三木 秀樹
  • 中浜 龍夫
  • 横山 士吉
  • 益子 信郎
出願人
  • 国立研究開発法人情報通信研究機構
発明の名称 新規チオエーテル誘導体、その製造方法及び用途 コモンズ 実績あり 外国出願あり
発明の概要 【課題】 光又は電気エネルギーによる刺激を受けると直ちに発光により応答する例えばメモリーのスイッチ機構材料として有用な新規デンドリマー化合物を提供する。
【解決手段】 コアと、下記式;
【化59】
〔式中、環Aは同素又は複素六員環を表す。〕で表されるユニット1からなる樹状構造と、表面官能基とを必須構成要素として含有することを特徴とするデンドリマー化合物。
従来技術、競合技術の概要


デンドリマー化合物は、特異な高分子構造を有し、広範囲な分野への応用が期待されている。デンドリマー化合物は中心のコア(核)と、規則的正しい枝分かれ(ユニット)を繰り返して構成される樹状構造と最外層に配置される表面官能基とが三次元的に展開する特異な化学構造を有し、例えばナノ科学、通信科学、電子材料科学、医学、薬学、生物学、界面科学、材料科学等の分野で多くの研究がなされている(VCH出版会社1996年発行の「Dendritic Molecules」、1998年6月現代化学第20~40頁「デンドリマーの分子設計」、「デンドリマ-の多彩な機能」、高分子47巻11月号(1998年)「デンドリマーの非線形光学材料への応用」)。デンドリマーの科学は1990年半ばころから脚光を浴び研究数が増えてきた最新の科学といえる。
又、例えば医薬・農薬への利用(特開平7-330631)、太陽電池、電子写真感光体への利用(特開平11-40871)、電子材料への利用(特開平11-171812)、液晶への利用(特開2000-264965)、塗料、インキへの利用(特開平11-140180)、蛍光性樹脂シートへの利用(特開平11-323324)、検出又は定量方法への利用(特開平11-218494)、生物応答調節剤への利用(特表平8-510761)等、種々の産業上利用可能な発明が提供されている。

産業上の利用分野


本発明は、新規チオエーテル誘導体、その製造方法及び用途、特にS含有デンドリマー及びその合成中間体に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
コアと、下記式;
【化1】


〔式中、環Aはベンゼン環を表す。〕
で表されるユニット1からなる樹状構造と、表面官能基とを必須構成要素として含有することを特徴とするデンドリマー化合物。

【請求項2】
コアと、請求項1に記載のユニット1及び下記式;
【化2】


〔式中、環Aはベンゼン環を表す。〕
で表されるユニット2又は/及び下記式;
【化3】


〔式中、環Aはベンゼン環を表す。〕
で表されるユニット3からなる樹状構造と、表面官能基とからなることを特徴とするデンドリマー化合物。

【請求項3】
コアと、請求項1に記載のユニット1からなる部分樹状構造、請求項2に記載のユニット2からなる部分樹状構造及び請求項2に記載のユニット3からなる部分樹状構造のうち2種以上部分樹状構造を有する樹状構造と表面官能基とからなることを特徴とするデンドリマー化合物。

【請求項4】
樹状構造の世代数が2~10であって、樹状構造が、請求項1に記載のユニット1からなる世代と、請求項2に記載のユニット2からなる世代又は/及び請求項2に記載のユニット3からなる世代とから構成されていることを特徴とする請求項1~2のいずれかに記載のデンドリマー化合物。

【請求項5】
ユニット1、ユニット2及びユニット3の環Aが、ベンゼン環であることを特徴とする請求項1~4に記載のデンドリマー化合物。

【請求項6】
表面官能基が、置換されていてもよいアルキル基、置換されていてもよいアラルキル基、アルコキシ基、アルキルカルボキシル基、第四アンモニウム基であることを特徴とする請求項1~5に記載のデンドリマー化合物。

【請求項7】
表面官能基が、t-ブチル基である請求項6に記載のデンドリマー化合物。

【請求項8】
コアが発色官能基であることを特徴とする請求項1~7に記載のデンドリマー化合物。

【請求項9】
コアがローダミン色素、キナゾリン、ペリレン(perylene)、アゾ化合物、2,5-ジヒドロキシ安息香酸メチルエステル、ポルフィリン、4,4’-ジヒドロキシビフェニル、1-(4,4’,4”-トリヒドロキシフェニル)エタンおよびクマリン誘導体から選ばれる化合物の残基であることを特徴とする請求項1~7に記載のデンドリマー化合物。

【請求項10】
下記式;
【化4】


〔式中、環Aは、
【化5】


を表される環であって、結合手が延びている位置に置換基B、置換基C及び置換基Dを有し、上記環の結合手以外の位置は置換されていてもよく、
置換基Bは、-S(O)
{式中、nは0を表し、Rはアルカリ金属、水素、アルキル基、カルバモイル基又はチオカルバモイル基を表す。}
を表し、
置換基Cは、X
{式中、Xは酸素原子又は硫黄原子を表し、Rはアルカリ金属、水素、アルキル基、カルバモイル基又はチオカルバモイル基を表す。}
を表し、
置換基Dは、X〔式中、Xはメチレン基、カルボニル基又はチオカルボニル基を表し、Rは水酸基又はメルカプト基(但し、Xがカルボニル基でRが水酸基である場合を除く)を表す。〕
で表されるチオ化合物。

【請求項11】
3,5-ジメルカプトベンジルアルコール。

【請求項12】
3,5-ジメルカプトベンジルメルカプタン。

【請求項13】

【化6】


〔式中、R及びRはそれぞれ(1)アルカリ金属、(2)水素原子、(3)アルキル基、又は(4)式
【化7】


で表されるジ置換カルバモイル基又はチオカルバモイル基を表す。ここで、Rはアルキル基を表し、Zは酸素原子もしくは硫黄原子を表す。
nは0を、Xは酸素原子又は硫黄原子を表す。
及びRは水素原子を表すか、もしくはR及びRで結合を形成してケトン基もしくはチオケトン基を形成していてもよい。更に、C、R、R及びRでシアノ基を形成していてもよいことを表す。
は(1)水酸基、(2)メルカプト基、(3)アルキル基、(4)アルコキシ基又は(5)チオアルコキシ基を表す。
は水素を意味する。〕で表される化合物又はその塩。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 登録
※ 詳細内容の開示にあたっては、別途、JSTと秘密保持契約を締結していただくことが必要となります。


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