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ガスハイドレート反応生成物生成方法 コモンズ 新技術説明会

国内特許コード P120007288
整理番号 K20110341
掲載日 2012年4月10日
出願番号 特願2012-048718
公開番号 特開2013-184891
登録番号 特許第6032527号
出願日 平成24年3月6日(2012.3.6)
公開日 平成25年9月19日(2013.9.19)
登録日 平成28年11月4日(2016.11.4)
発明者
  • 谷 篤史
  • 菅原 武
  • 大垣 一成
  • 井上 達也
出願人
  • 国立大学法人大阪大学
発明の名称 ガスハイドレート反応生成物生成方法 コモンズ 新技術説明会
発明の概要 【課題】ガスハイドレートにおける反応を効率的に行うガスハイドレート反応生成物生成方法を提供する。
【解決手段】本発明によるガスハイドレート反応生成物生成方法は、水分子がゲスト分子を包接する結晶構造を有するガスハイドレート(G)を用意する工程と、光源(120)から出射された紫外光(L)をガスハイドレート(G)に照射することにより、ガスハイドレート(G)の反応生成物を生成する工程とを包含する。好ましくは、光源(120)はエキシマランプを含む。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要


メタノールは、代表的なアルコール化合物の1つであり、他の化学物質の材料、溶媒、燃料および燃料電池の材料等の様々な用途で広く用いられている。一般に、メタノールは、触媒の存在下においてCOおよびH2を加熱して生成されている。典型的には、メタノールの生成は50気圧~100気圧および200℃~300℃の低圧条件下、または、150気圧~200気圧および300℃~400℃の高圧条件下で行われる。



近年、石油や天然ガスに代わる新たな資源として、メタンハイドレートを代表とするガスハイドレートが注目されている。メタンハイドレートはメタンを内包しており、メタンハイドレートをメタノールに変換する研究が行われている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、光触媒の存在下で、メタンハイドレートに、光源からの光を波長310nm以下の成分をブロックして照射することにより、メタンハイドレートからメタノールに変換することが開示されている。



また、大量のメタンハイドレートが海底に存在することが広く知られており、現在、海底のメタンハイドレートを採掘するための研究が進められている(例えば、特許文献2参照)。特許文献2の採掘方法では、レーザから出射された波長300nm~700nmの光は、レンズを介して集光される過程で水中を進行した後、レンズを介してメタンハイドレートの内部で集光し、集光時に生成した高次光により、メタンハイドレートからメタノールが生成される。特許文献2の採掘方法において、このメタノールは分解促進剤として利用される。

産業上の利用分野


本発明は、ガスハイドレート反応生成物生成方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
水分子がゲスト分子を包接する結晶構造を有するガスハイドレートを用意する工程と、
光源から出射された紫外光を前記ガスハイドレートに照射することにより、前記ガスハイドレートの反応生成物を生成する工程と
を包含
前記紫外光の波長は150nm以上200nm以下であり、
前記紫外光に対する前記ゲスト分子の吸収断面積は、前記水分子よりも小さい、ガスハイドレート反応生成物生成方法。

【請求項2】
前記反応生成物を生成する工程において、前記紫外光は、波長変換されることなく前記光源から前記ガスハイドレートまで伝搬する、請求項1に記載のガスハイドレート反応生成物生成方法。

【請求項3】
前記反応生成物を生成する工程において、前記光源はエキシマランプまたは発光ダイオードを含む、請求項2に記載のガスハイドレート反応生成物生成方法。

【請求項4】
前記ガスハイドレートを用意する工程において、前記ゲスト分子は炭化水素である、請求項1から3のいずれかに記載のガスハイドレート反応生成物生成方法。

【請求項5】
前記反応生成物を生成する工程において、前記反応生成物はアルコールを含む、請求項1から4のいずれかに記載のガスハイドレート反応生成物生成方法。

【請求項6】
前記反応生成物を生成する工程において、前記アルコールは、メタノール、エタノールおよびプロパノールの少なくとも1つを含む、請求項5に記載のガスハイドレート反応生成物生成方法。

【請求項7】
前記反応生成物を生成する工程において、前記反応生成物は水素を含む、請求項1から6のいずれかに記載のガスハイドレート反応生成物生成方法。

【請求項8】
前記ガスハイドレートを用意する工程において、前記ガスハイドレートは、粉砕、または、水のミスト化によって調製された微粒子を含む、請求項1から7のいずれかに記載のガスハイドレート反応生成物生成方法。

【請求項9】
前記ガスハイドレートを用意する工程において、前記微粒子の平均粒径は1mm以下である、請求項8に記載のガスハイドレート反応生成物生成方法。

【請求項10】
前記ガスハイドレートを用意する工程において、前記ガスハイドレートに過酸化水素を添加し、
前記反応生成物を生成する工程において、前記紫外光の波長は150nm以上250nm以下である、請求項1から9のいずれかに記載のガスハイドレート反応生成物生成方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2012048718thum.jpg
出願権利状態 登録


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