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がん抑制miRNA コモンズ 新技術説明会

国内特許コード P120007302
整理番号 H21-014
掲載日 2012年4月11日
出願番号 特願2010-004618
公開番号 特開2011-142833
登録番号 特許第5781732号
出願日 平成22年1月13日(2010.1.13)
公開日 平成23年7月28日(2011.7.28)
登録日 平成27年7月24日(2015.7.24)
発明者
  • 三浦 典正
出願人
  • 国立大学法人鳥取大学
発明の名称 がん抑制miRNA コモンズ 新技術説明会
発明の概要 【課題】本発明は、細胞増殖を予防、阻害、停止、遅延および/または退縮する新規物質を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、本明細書に詳述するmiRNA-47、miRNA-101、miRNA-197と命名した小RNA分子群(マイクロRNA)を提供する。さらに本発明は、この3種のマイクロRNAを同時的に細胞に接触させることにより、当該細胞のがん化を予防し、あるいは当該細胞の過剰な増殖を抑制、停止、遅延および/または退縮する方法を提供する。
【選択図】図4
従来技術、競合技術の概要


がん細胞ではヒトテロメア逆転写酵素(hTERT)が再活性化され、細胞が著しく増殖することから、hTERTの発現を抑制する因子を発見し、これを利用することによりがんの治療を行おうとする研究が行われている。既に本発明者は、hTERT発現関連遺伝子の探索を行い、ヒト染色体にマッピングする方法により、hTERT発現関連遺伝子としてRGM249を同定した。この遺伝子はRNA遺伝子であり、この遺伝子または転写産物をがん細胞に導入するとがん抑制効果を示す結果を得ている(特許文献1および非特許文献1、これらの内容を、参照により本明細書に引用する)。

産業上の利用分野


本発明は、細胞増殖を予防、阻害、停止、遅延および/または退縮する新規物質を提供する。特に本発明は、がんに関連する遺伝子RGM249の発現を調節することができる単離核酸分子、特に以下に詳述するmiRNA-47、miRNA-101、miRNA-197と命名した小RNA分子群(マイクロRNA)およびそれらから合成したsiRNA群を提供する。さらに本発明は、これら3種の単離核酸分子を同時的に細胞に接触させることにより、当該細胞のがん化を予防し、あるいは当該細胞の過剰な増殖を抑制、停止、遅延および/または退縮する方法を提供する。

特許請求の範囲 【請求項1】
配列番号1~3の何れかで示される塩基配列から成る単離核酸分子。

【請求項2】
配列番号4、6、8の何れかで示される塩基配列と、それら塩基配列の何れかと相補的な配列から成る2本鎖単離核酸分子。

【請求項3】
(a)配列番号1で示される塩基配列からなる単離核酸分子、(b)配列番号2で示される塩基配列からなる単離核酸分子および(c) 配列番号3で示される塩基配列からなる単離核酸分子を含む、増殖性疾患の処置および/または予防のための医薬組成物。

【請求項4】
(a) 配列番号4からなる単離核酸分子、(b) 配列番号6からなる単離核酸分子および(c) 配列番号8からなる単離核酸分子を含む、増殖性疾患の処置および/または予防のための医薬組成物。

【請求項5】
(a) 配列番号4からなる塩基配列と、それと相補的な配列とを含む2本鎖単離核酸分子、(b) 配列番号6からなる塩基配列と、それと相補的な配列とを含む2本鎖単離核酸分子および(c) 配列番号8からなる塩基配列と、それと相補的な配列とを含む2本鎖単離核酸分子を含む、増殖性疾患の処置および/または予防のための医薬組成物。

【請求項6】
増殖性疾患が黒色腫または膠芽腫である、請求項の何れかの医薬組成物。

【請求項7】
さらに薬学的に許容される担体を含む、請求項の何れかの医薬組成物。

【請求項8】
対象から取得された細胞に(a)配列番号1で示される塩基配列からなる単離核酸分子、(b)配列番号2で示される塩基配列からなる単離核酸分子および(c) 配列番号3で示される塩基配列からなる単離核酸分子を導入することを特徴とする、細胞のがん化を予防し、あるいは当該細胞の過剰な増殖を抑制、停止、遅延および/または退縮するための細胞製剤の製造方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2010004618thum.jpg
出願権利状態 登録
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