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透かし情報埋込装置、透かし情報処理システム、透かし情報埋込方法、及びプログラム 外国出願あり

国内特許コード P120007311
整理番号 08P059JP
掲載日 2012年4月12日
出願番号 特願2010-534708
登録番号 特許第4713691号
出願日 平成22年6月2日(2010.6.2)
登録日 平成23年4月1日(2011.4.1)
国際出願番号 JP2010059393
国際公開番号 WO2010140639
国際出願日 平成22年6月2日(2010.6.2)
国際公開日 平成22年12月9日(2010.12.9)
優先権データ
  • 特願2009-135301 (2009.6.4) JP
発明者
  • 小野 智司
  • 中山 茂
  • 津々見 誠
出願人
  • 国立大学法人 鹿児島大学
  • A・Tコミュニケーションズ株式会社
発明の名称 透かし情報埋込装置、透かし情報処理システム、透かし情報埋込方法、及びプログラム 外国出願あり
発明の概要

複製の検知を可能にする二次元コードを提供できる透かし情報埋込装置、透かし情報処理システム、透かし情報埋込方法、及びプログラムを提供する。透かし情報埋込装置は、第1ウェーブレット変換部(12)と、透かし情報埋込部(14)と、逆ウェーブレット変換部(150)とを備える。第1ウェーブレット変換部(12)は、二次元コードの原画像に、離散ウェーブレット変換を施して、LL成分、LH成分、HL成分、及びHH成分の各周波数成分に分解する。透かし情報埋込部(14)は、HH成分に、透かし情報を斜め方向の高周波成分として埋め込む。逆ウェーブレット変換部(150)は、LL成分、LH成分、及びHL成分の各周波数成分と、透かし情報が埋め込まれたHH成分とに逆離散ウェーブレット変換を施して二次元コードを再構成する。

従来技術、競合技術の概要


二次元コードの一種であるQR(Quick Response)コード(登録商標)は、印刷物に機械可読な情報を埋め込むもので、昨今では、航空券に代表されるように、金銭的価値を持ったQRコードの利用が拡大している(例えば特許文献1参照)。

産業上の利用分野


本発明は、透かし情報埋込装置、透かし情報処理システム、透かし情報埋込方法、及びプログラムに関し、特に、複製の検知を可能にする二次元コードを提供することができる透かし情報埋込装置、透かし情報処理システム、透かし情報埋込方法、及びプログラムに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】 二次元コードの原画像を色成分に分離する色成分分離部と、
前記色成分分離部によって分離された前記色成分毎に、ウェーブレット変換を施して、各周波数成分に分解する第1ウェーブレット変換部と、
前記第1ウェーブレット変換部によって分解された前記色成分毎の前記各周波数成分のうち、前記各色成分の斜め方向の高周波成分に、前記二次元コードの原画像における前記各色成分の使用頻度に応じて重み付けを行った埋込強度で、透かし情報を斜め方向の高周波成分として埋め込む透かし情報埋込部と、
前記透かし情報埋込部によって前記透かし情報が埋め込まれた前記各色成分の斜め方向の高周波成分、及び前記第1ウェーブレット変換部によって分解された前記各色成分の前記各周波数成分のうち、該斜め方向の高周波成分以外の周波数成分に、前記各色成分毎に逆ウェーブレット変換を施して、前記各色成分毎に透かし情報入り二次元コードを再構成する逆ウェーブレット変換部と、
前記逆ウェーブレット変換部によって再構成された色成分毎の前記透かし情報入り二次元コードを統合する色成分統合部と、
を備える透かし情報埋込装置。
【請求項2】 前記透かし情報埋込部は、前記透かし情報の埋込を、前記ウェーブレット変換により得られるウェーブレット係数に対して実行し、前記第1ウェーブレット変換部によって前記ウェーブレット変換が(j+1)回実行された後の前記二次元コードの原画像の前記斜め方向の高周波成分におけるウェーブレット係数をwm,n^(j+1,d)((m,n)は画素の位置を、dは、該ウェーブレット係数が斜め方向の高周波成分の係数であることを示すインデックスを表す)、透かし二値画像をTm,n、色別重み係数をα、埋込強度をbitとすると、前記透かし情報入り二次元コードのウェーブレット係数Wm,n^(j+1,d)は、下記式で表される、
【数式1】
ことを特徴とする請求項1に記載の透かし情報埋込装置。
【請求項3】 請求項1又は2に記載の透かし情報埋込装置と、
前記色成分統合部によって統合された透かし情報入り二次元コードの入力画像を取り込む二次元コード取込部、
前記二次元コード取込部によって取り込まれた前記透かし情報入り二次元コードの入力画像を色成分に分離する色成分分離部、
前記色成分分離部によって分離された前記色成分毎に、ウェーブレット変換を施して、高周波成分を取り出す第2ウェーブレット変換部、
及び前記第2ウェーブレット変換部によって取り出された前記色成分毎の前記高周波成分のうち斜め方向の高周波成分から、前記色成分毎に透かし情報を抽出する透かし情報抽出部、を備える透かし情報抽出装置と、
を具備する透かし情報処理システム。
【請求項4】 前記第2ウェーブレット変換部は、前記二次元コードの原画像のサイズをm×、前記二次元コード取込部によって取り込まれた前記透かし情報入り二次元コードの入力画像のサイズをM×M(M=m×2j(jは自然数))とした場合、前記透かし情報入り二次元コードの入力画像の前記各色成分毎にウェーブレット変換をlog(M/m)回施す、
ことを特徴とする請求項3に記載の透かし情報処理システム。
【請求項5】 前記第2ウェーブレット変換部は、前記二次元コード取込部によって取り込まれた前記透かし情報入り二次元コードの入力画像の前記各色成分毎に、ウェーブレット変換をk(kは自然数)+log(M/m)回施した後、逆ウェーブレット変換をk回施し、
前記透かし情報抽出部は、前記ウェーブレット変換をlog(M/m)回施すことにより取り出された前記斜め方向の高周波成分と、該ウェーブレット変換をk+log(M/m)回施した後、前記逆ウェーブレット変換をk回施すことにより取り出された前記斜め方向の高周波成分と、の和から、前記透かし情報を抽出する、
ことを特徴とする請求項4に記載の透かし情報処理システム。
【請求項6】 二次元コードの原画像を色成分に分離する色成分分離ステップと、
前記色成分分離ステップによって分離された前記色成分毎に、ウェーブレット変換を施して、各周波数成分に分解する第1ウェーブレット変換ステップと、
前記第1ウェーブレット変換ステップによって分解された前記色成分毎の前記各周波数成分のうち、前記各色成分の斜め方向の高周波成分に、前記二次元コードの原画像における前記各色成分の使用頻度に応じて重み付けを行った埋込強度で、透かし情報を斜め方向の高周波成分として埋め込む透かし情報埋込ステップと、
前記透かし情報埋込ステップによって前記透かし情報が埋め込まれた前記各色成分の斜め方向の高周波成分、及び前記第1ウェーブレット変換ステップによって分解された前記各色成分の前記各周波数成分のうち、該斜め方向の高周波成分以外の周波数成分に、前記各色成分毎に逆ウェーブレット変換を施して、前記各色成分毎に透かし情報入り二次元コードを再構成する逆ウェーブレット変換ステップと、
前記逆ウェーブレット変換ステップによって再構成された色成分毎の前記透かし情報入り二次元コードを統合する色成分統合ステップと、
を備える透かし情報埋込方法。
【請求項7】 コンピュータに、
二次元コードの原画像を色成分に分離する色成分分離手順と、
前記色成分分離手順によって分離された前記色成分毎に、ウェーブレット変換を施して、各周波数成分に分解する第1ウェーブレット変換手順と、
前記第1ウェーブレット変換手順によって分解された前記色成分毎の前記各周波数成分のうち、前記各色成分の斜め方向の高周波成分に、前記二次元コードの原画像における前記各色成分の使用頻度に応じて重み付けを行った埋込強度で、透かし情報を斜め方向の高周波成分として埋め込む透かし情報埋込手順と、
前記透かし情報埋込手順によって前記透かし情報が埋め込まれた前記各色成分の斜め方向の高周波成分、及び前記第1ウェーブレット変換手順によって分解された前記各色成分の前記各周波数成分のうち、該斜め方向の高周波成分以外の周波数成分に、前記各色成分毎に逆ウェーブレット変換を施して、前記各色成分毎に透かし情報入り二次元コードを再構成する逆ウェーブレット変換手順と、
前記逆ウェーブレット変換手順によって再構成された色成分毎の前記透かし情報入り二次元コードを統合する色成分統合手順と、
を実行させるためのプログラム。
産業区分
  • 事務機
  • 計算機応用
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2010534708thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
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