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注意欠陥多動性障害の動物モデル

国内特許コード P120007354
整理番号 H18-05
掲載日 2012年4月23日
出願番号 特願2006-177718
公開番号 特開2008-005731
登録番号 特許第4997498号
出願日 平成18年6月28日(2006.6.28)
公開日 平成20年1月17日(2008.1.17)
登録日 平成24年5月25日(2012.5.25)
発明者
  • 東田 千尋
  • 門脇 真
出願人
  • 国立大学法人富山大学
発明の名称 注意欠陥多動性障害の動物モデル
発明の概要

【課題】
本発明は、ヒト注意欠陥多動性障害(ADHD)との関連性の高い新規なモデル動物を提供する。
【解決手段】
PI3Kのサブユニットp85αの機能を欠損させた動物に被験物質を投与し、その行動パターンを神経科学的な観点で解析することで、注意欠陥多動性障害の予防および/または治療剤として有用な物質をスクリーニングすることができる。従って、PI3Kのサブユニットp85αの機能を欠損させた動物は、注意欠陥多動性障害の動物モデルとして有用である。
【選択図】なし

従来技術、競合技術の概要


注意欠陥多動性障害(attention deficit hyperactive disorder:以下「ADHD」と称する。)は、小児の数パーセントに見られ、注意障害、多動性、衝動性を特徴とする行動障害である。ADHDの原因解明と予防・治療法の確立のために、各種のモデル動物モデルが開発されている。例えば、化学変異原ENU誘発突然変異マウス(特許文献1)、肝炎・肝癌・ヒトWilson病モデルラット(特許文献2)、分断されたFgF141遺伝子を伴う動物モデル(特許文献3)、フォリスタチン遺伝子が過剰発現した非ヒト動物(特許文献4)、他に、ドーパミントランスポーターノックアウトマウスなどの遺伝性モデル・6-ヒドロキシドーパミン障害ラットなどの神経毒暴露モデルなど(非特許文献1)。



一方、ホスファチジルイノシタイド3キナーゼ(Phosphoinositide-3 kinase:以下「PI3K」と称する。)の病態生理的意義を明らかにするため、p85調節サブユニットのp85αを欠損させたマウス(以下、「P13K-p85αノックアウトマウス」と称する。)が開発されている(非特許文献5)。PI3K-p85αノックアウトマウスは、インスリン感受性の表現型を呈することやB細胞免疫不全症モデルとなりうることなどが知られている(非特許文献6)




【特許文献1】WO2005/043992

【特許文献2】特開2001-186828

【特許文献3】特表2005-504528

【特許文献4】特開2006-75156

【非特許文献1】Brain Research Reviews, 42, 1-21, 2003

【非特許文献5】Nature Genetics, 21(2), 230-235, 1999

【非特許文献6】細胞工学, 22(8), 836-839, 2003

産業上の利用分野


本発明は、注意欠陥多動性障害の予防および/または治療剤のスクリーニングに有用な動物モデルに関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
ホスファチジルイノシタイド3キナーゼのサブユニットp85αの機能が欠損した非ヒト動物注意欠陥多動性障害のモデル動物としての使用

【請求項2】
非ヒト動物が、マウスである請求項1記載の注意欠陥多動性障害のモデル動物としての使用

【請求項3】
ホスファチジルイノシタイド3キナーゼのサブユニットp85αの機能が欠損した非ヒト動物に被験物質を投与することを特徴とする注意欠陥多動性障害の予防および/または治療剤のスクリーニング方法。

【請求項4】
非ヒト動物が、マウスである請求項3記載のスクリーニング方法。
産業区分
  • 畜産
  • 薬品
  • 微生物工業
  • 治療衛生
  • 試験、検査
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 権利存続中
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