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プロスタノイドDP1受容体作動物質によるタキキニンNK1受容体の発現抑制

国内特許コード P120007361
整理番号 H18-17
掲載日 2012年4月23日
出願番号 特願2007-027842
公開番号 特開2008-189619
登録番号 特許第5326101号
出願日 平成19年2月7日(2007.2.7)
公開日 平成20年8月21日(2008.8.21)
登録日 平成25年8月2日(2013.8.2)
発明者
  • 安東 嗣修
  • 倉石 泰
出願人
  • 国立大学法人富山大学
発明の名称 プロスタノイドDP1受容体作動物質によるタキキニンNK1受容体の発現抑制
発明の概要

【課題】
羅漢率が年々増加している喘息やアレルギー性鼻炎などの治療薬開発の新ターゲット分子を明らかとし、この新ターゲットの作動物質を有効成分とした薬剤を開発すること。
【解決手段】
プロスタグランジンD2、その誘導体などのプロスタノイドDP1受容体に作用する物質によるタキキニンNK1受容体の発現を抑制方法は、喘息やアレルギー性鼻炎などの治療薬開発に有用な方法であり、プロスタノイドDP1受容体に作用する物質は、鼻腔・気道過敏症に対する治療薬として有用である。
【選択図】
図1

従来技術、競合技術の概要


プロスタグランジンD2は、アラキドン酸からシクロオキシゲナーゼにより産生されるプロスタノイドの一つであり、睡眠誘発作用、気管支平滑筋収縮作用、粘液分泌促進作用、血小板凝集抑制作用など示す。プロスタグランジンD2の受容体として、プロスタノイドDP1受容体(D prostanoid receptor 1)とCRTH2(chemoattactant receotor homologous molecule expressed on Th2 cells)の2種が知られている。また、皮膚炎を自然発症するNC系マウスを用いた研究からプロスタグランジンD2がプロスタノイドDP1受容体を介してNC系マウスの掻痒を抑えることが報告されている(非特許文献1)。
一方、タキキニンNK1受容体は、ペプチド性神経伝達物質のタキキニンの一つであるサブスタンスPの受容体である。喘息気道ではタキキニンNK1受容体の発現が亢進しており、ステロイド投与により減少すること(非特許文献2)、免疫調整作用をもつタクロリムスが、培養ケラチノサイトおよび血管内皮細胞においてタキキニンNK1受容体の発現を抑制すること(非特許文献3)などが知られている。

【非特許文献1】日本薬理学雑誌, 128, 405-410(2006)

【非特許文献2】J. Mol. Endocrinol., 11, 1-7(1993)

【非特許文献3】Derma No.101, 15-24(2005)

産業上の利用分野


本発明は、タキキニンNK1受容体の発現を抑制する方法およびプロスタノイドDP1受容体に作用する物質を有効成分と治療薬に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
プロスタグラジンD2を有効成分とする皮膚のタキキニンNK1受容体の発現抑制剤。
産業区分
  • 薬品
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2007027842thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
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