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手術用クリップ

国内特許コード P120007362
整理番号 H18-14
掲載日 2012年4月23日
出願番号 特願2007-032227
公開番号 特開2008-194220
登録番号 特許第5066712号
出願日 平成19年2月13日(2007.2.13)
公開日 平成20年8月28日(2008.8.28)
登録日 平成24年8月24日(2012.8.24)
発明者
  • 和田 重人
出願人
  • 国立大学法人富山大学
発明の名称 手術用クリップ
発明の概要

【課題】 口唇の裏側など、隠れた部位の患部を手術する際に、人手を介さずに、患部を露出させた状態で固定する。
【解決手段】 一対の挟持部材1a,1bと、該挟持部材1a,1b同士を枢着する支軸5と、一方の前記挟持部材1aの先部分に設けられる環状の押さえ部2と、他方の前記挟持部材1bの先部分に前記押さえ部2と対向して設けられる板状の受け部3と、前記押さえ部2および前記受け部3が閉じる方向に前記挟持部材1a,1bを付勢するバネ部材6と、からなることを特徴とする手術用クリップを用い、患部を環状の押さえ部2で囲むようにして挟み込んで、以後人手を介さず患部を露出させた状態で固定し続けるとともに、患部の周囲を環状の押さえ部2が押圧することで患部が虚血状態となり、手術時の出血量を減少させる。
【選択図】 図1

従来技術、競合技術の概要


口腔内には粘液嚢胞や腫瘍などの疾患が生じることがあり、治療のためには摘出術が必要となる。この際、とくに発生箇所が口唇の裏側部分である場合には、患部を露出させるために、上唇または下唇を大きく開いた状態で固定して治療を行わなければならないが、従来は、助手が指で押し広げて固定していた。そのため、治療作業には少なくとも二名の人員が必要となり、効率性の点で問題であった。また、口腔内は唾液や血液で滑りやすく、さらに手袋をはめて作業をしなければならないことから、治療開始から終了まで確実に固定をしておくことが困難であり、そのため手術に予定以上の時間を要したり、不確実な手術となって疾患が再発したりすることがあった。そこで、口腔内の治療のために口唇を押し開く器具として、文献1の歯科用唇圧子が提案されている。また、治療箇所を固定しつつ治療を施すための器具として、文献2のレーザ用止血鉗子が提案されている。

【特許文献1】特開平10-146347号公報

【特許文献2】特開2001-37764号公報

産業上の利用分野


本発明は、口唇の裏側などの隠れた部位の患部を手術する際に患部を露出させるための手術用クリップに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
一対の挟持部材(1a,1b)と、該挟持部材(1a,1b)同士を枢着する支軸(5)と、一方の前記挟持部材(1a)の先部分に設けられる環状の押さえ部(2)と、他方の前記挟持部材(1b)の先部分に前記押さえ部(2)と対向して設けられる板状の受け部(3)と、前記押さえ部(2)および前記受け部(3)が閉じる方向に前記挟持部材(1a,1b)を付勢するバネ部材(6)と、からなり、前記押さえ部(2)および前記受け部(3)が、患部を環状の押さえ部(2)で囲むようにして挟み込むものであることを特徴とする手術用クリップ。

【請求項2】
前記押さえ部(2)および前記受け部(3)が、押さえ部(2)側に凸となるように湾曲していることを特徴とする請求項1記載の手術用クリップ。

【請求項3】
前記押さえ部(2)および前記受け部(3)が、先端に向けて広がる略扇形であることを特徴とする請求項1または2記載の手術用クリップ。

【請求項4】
前記バネ部材(6)による付勢力を調節するための調節部(7)を有することを特徴とする請求項1、2または3記載の手術用クリップ。
産業区分
  • 治療衛生
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2007032227thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
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