TOP > 国内特許検索 > マグネシウム系複合材料

マグネシウム系複合材料

国内特許コード P120007381
整理番号 PG09E05JP
掲載日 2012年4月23日
出願番号 特願2009-272344
公開番号 特開2011-113951
登録番号 特許第5483078号
出願日 平成21年11月30日(2009.11.30)
公開日 平成23年6月9日(2011.6.9)
登録日 平成26年2月28日(2014.2.28)
発明者
  • 松田 健二
  • 西村 克彦
  • 池野 進
  • 川畑 常眞
  • 水谷 学
  • 清水 勇輔
出願人
  • 国立大学法人富山大学
発明の名称 マグネシウム系複合材料
発明の概要 【課題】超伝導特性に優れた、母相にマグネシウム又はマグネシウム合金を用いたMgB粒子との複合材料の提供する。
【解決手段】鋳型のキャビティ内にMgB粒子を充填し、一方から溶融又は半溶融状態のマグネシウム又はマグネシウム合金を加圧浸透させると同時に他方から冷却して製造する。4MgB粒子は、平均粒子径が50μm以下であるのが好ましい。また、MgB粒子は、鋳型のキャビティ内に直接0.05~10MPaの圧力で加圧充填してもよいが、予め0.05~10MPaの圧力で加圧成形したプリフォーム体を用いてもよい。
【選択図】図4
従来技術、競合技術の概要



超伝導特性を発現するマグネシウム系の複合材料としては、Mg,MgH,MgO粉末等のMg含有粉末と、B,BC,B等のB含有粉末とを混合し、銅や鉄製のパイプにつめて線引き、あるいは圧延し、その後に焼結することでMgBを生成させる方法(PIT法)が公知である。

また、Mg合金にB含有粉末を混合し、複合材料の作製工程でMgBを生成させる技術も公知である。

しかし、これらの方法は複合材料中に粒子に起因する空隙欠陥が生じやすく、高温で焼結処理する際に原料粉末を充填した金属管と一部反応したり、粒子が酸化する問題もあった。

また、製造工程そのものが複雑であり、焼結材料のため製造後に曲げ加工等が難しい問題もあった。





そこで、特許文献1にMgB粒子のプリフォーム体にアルミニウムの溶湯を加圧浸透させることで超伝導特性を発現するMgB粒子-Al複合材料を開示し、特許文献2に鋳型のキャビティ内に無機粉体を充填し、これに半溶融状態のアルミニウムを加圧浸透させるMgB粒子-Al複合材料を開示する。

なお、特許文献2は文面上、半溶融状態の軽金属を加圧浸透させると記載されているが、超伝導材料としては母相にアルミニウムを用いた具体例のみが開示されているに過ぎない。





しかし、上記母相を用いたアルミニウムは純アルミニウムで融点が933K(660℃)で半溶融状態はその前後の固液共存領域となるのに対して、マグネシウムを母相に用いると、純マグネシウムの融点が923K(650℃)でその前後の温度範囲が半溶融状態となる固液共存領域となり、アルミニウムよりもマグネシウムの方が融点で10K低温である。

また、半溶融温度域は約913~963Kである。

また、Alの比重は約2.7であるのに対してMgの比重は約1.7と軽い。

このように、MgはAlよりも融点が低く、軽い点に着目し、本発明に至った。

産業上の利用分野



本発明は超伝導特性を発現する、マグネシウム又はマグネシウム合金を母相とする複合材料に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
鋳型のキャビティ内にMgB粒子を充填し、一方から溶融又は半溶融状態のマグネシウム又はマグネシウム合金を加圧浸透させると同時に他方から冷却して製造されたことを特徴とするマグネシウム系複合材料。

【請求項2】
MgB粒子は平均粒子径が50μm以下であることを特徴とする請求項1記載のマグネシウム系複合材料。

【請求項3】
MgB粒子は0.05~10MPaの圧力で加圧成形されたプリフォーム体であることを特徴とする請求項1又は2記載のマグネシウム系複合材料。

【請求項4】
40K以下で超伝導特性を発現することを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載のマグネシウム系複合材料。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2009272344thum.jpg
出願権利状態 登録
ライセンスをご希望の方、特許の内容に興味を持たれた方は、下記までご連絡ください。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close