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刺激装置、視機性動眼反射測定装置および視機性動眼反射測定方法 実績あり

国内特許コード P120007383
整理番号 PG09E13JP
掲載日 2012年4月23日
出願番号 特願2009-292739
公開番号 特開2011-130907
登録番号 特許第5582494号
出願日 平成21年12月24日(2009.12.24)
公開日 平成23年7月7日(2011.7.7)
登録日 平成26年7月25日(2014.7.25)
発明者
  • 白井 義啓
  • 田端 俊英
出願人
  • 国立大学法人富山大学
発明の名称 刺激装置、視機性動眼反射測定装置および視機性動眼反射測定方法 実績あり
発明の概要 【課題】 完全な円筒形のスクリーンを有しながら保定作業が容易で、量産や保守点検に好適な簡単な構造であり、かつ円滑な回転が可能な刺激装置および視機性動眼反射測定装置、ならびに馴化および測定を効率的に行う視機性動眼反射測定方法を提供する。
【解決手段】 刺激装置は、床板と、床板の四隅に立設された下柱と、下柱の上に延設された上柱と、上柱の上に設けられた上天板と、上柱に沿って上下動自在な下天板とを有し、下天板には略円筒形状のスクリーンが回転自在に吊り下げられ、駆動機構が設けられている。視機性動眼反射測定装置は、保定装置と、刺激装置と、検出装置とを備え、検出装置がカメラを有し、スクリーンの内側に保定装置とカメラが収められる。視機性動眼反射測定方法は、ある個体について測定を実施している間に、別の個体について別個の保定装置とダミー刺激装置を用いて馴化を実施する。
【選択図】 図1
従来技術、競合技術の概要



視機性動眼反射(OKR)測定とは、被験動物に運動する物体を呈示してその際の眼球運動を測定し、神経回路の機能およびそれに対する遺伝子改変や薬物投与の影響を定量的に評価するものである。また、運動する物体を繰り返し呈示することで、物体に対する眼球の追随性が徐々に向上し(OKR順応)、このOKR順応の時間経過を解析することで、神経回路のシナプス可塑性(新しい記憶の形成に伴う神経ネットワークの変化)や学習能力を評価することができる。





この視機性動眼反射測定に用いられる装置は、被験動物を保定する保定装置、運動する物体(典型的には往復水平回転する縦縞模様)を被験動物に呈示する刺激装置および被験動物の眼球運動を検出する検出装置からなる。これらに定められた規格はなく、従来各研究者がそれぞれ独自の方法を採用しているが、一般に、刺激装置は円筒形のスクリーンを備え、その内側に保定装置が設けられている。刺激装置については、ターンテーブル式のものや投影式のものが知られており、ターンテーブル式のものは、内周面に縦縞などを描いた円筒形のスクリーンをターンテーブル上に立設し、ターンテーブルごと回転させることで運動する視覚刺激を呈示するものである。一方、投影式のものは、コンピュータグラフィックスで作成した縦縞などを、プロジェクタによって、固定された円筒形のスクリーンの内周面に投影するもので、コンピュータおよびプロジェクタは天井から吊り下げられており、これらを回転させることで運動する視覚刺激を呈示する。

産業上の利用分野



本発明は、運動する物体を被験動物に呈示する刺激装置、この刺激装置を備える視機性動眼反射測定装置およびこの装置を用いた視機性動眼反射測定方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
運動する物体を被験動物に呈示するためのものであって、
略円筒形状のスクリーンと、該スクリーンを回転駆動する駆動機構と、床板と、該床板の四隅に立設された下柱と、該下柱の上に延設された上柱と、該上柱の上に設けられた上天板と、前記上柱に沿って上下動自在な下天板とを有し、
該下天板には前記スクリーンが回転自在に吊り下げられ、駆動機構が設けられており、
前記スクリーンは前記下天板とともに上下動自在で、その内周面には被験動物に呈示する図柄が描かれていることを特徴とする刺激装置。

【請求項2】
被験動物を保定する保定装置と、請求項1記載の刺激装置と、被験動物の眼球運動を検出する検出装置とを備え、
前記検出装置が、被験動物の眼球を撮影するカメラを有し、
前記スクリーンの内側に前記保定装置と前記カメラが収められることを特徴とする視機性動眼反射測定装置。

【請求項3】
視機性動眼反射測定装置を用いて行う視機性動眼反射測定方法であって、
前記視機性動眼反射測定装置は、保定装置と、刺激装置と、検出装置とを備えるものであり、
前記保定装置は、被験動物を保定するものであり、
前記刺激装置は、運動する物体を被験動物に呈示するためのものであって、略円筒形状のスクリーンと、該スクリーンを回転駆動する駆動機構とを有し、前記スクリーンは上下動自在で、その内周面には被験動物に呈示する図柄が描かれているものであり、
前記検出装置は、被験動物の眼球運動を検出するものであって、被験動物の眼球を撮影するカメラを有するものであり、
前記スクリーンの内側に前記保定装置と前記カメラが収められるものであり、
前記視機性動眼反射測定装置と、別個の保定装置と、前記スクリーンと同一のスクリーンを有するダミー刺激装置とを用いて、
ある個体について前記視機性動眼反射測定装置を用いて測定を実施している間に、別の個体について別個の保定装置とダミー刺激装置を用いて馴化を実施することを特徴とする視機性動眼反射測定方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
  • 4C316AA21
  • 4C316AA29
  • 4C316AA30
  • 4C316FA02
  • 4C316FZ03
画像

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JP2009292739thum.jpg
出願権利状態 登録
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