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精神障害の診断方法および診断薬キット

国内特許コード P120007392
整理番号 H22-S04dp
掲載日 2012年4月23日
出願番号 特願2011-126100
公開番号 特開2012-018160
登録番号 特許第5876673号
出願日 平成23年6月6日(2011.6.6)
公開日 平成24年1月26日(2012.1.26)
登録日 平成28年1月29日(2016.1.29)
優先権データ
  • 特願2010-131881 (2010.6.9) JP
発明者
  • 新田 淳美
出願人
  • 国立大学法人富山大学
発明の名称 精神障害の診断方法および診断薬キット
発明の概要 【課題】精神障害を体外診断することができる診断薬キットおよび診断方法の提供。
【解決手段】
本発明の診断薬キットで、被験体であるヒトまたは動物の血液または尿のShati含量を測定することにより、精神障害の有無やその程度を知ることができ、被験体が薬物依存症、統合失調症、鬱病など精神関連疾患に罹患しているか否か、それら疾患の病状の進行状況などを知ることができる。従って、薬物依存症、統合失調症、鬱病など精神関連疾患の治療のために有用である。
【選択図】図6
従来技術、競合技術の概要


精神が障害された疾患の多く、例えば、統合失調症や鬱病などは、思春期などの人生の早い時期に発症し、患者は薬物や行動療法などと共に一生その疾患と共に生きていかなければならず、日常生活や職業選択に制限が生じている。このような疾患は、少しでも早い時期から治療を開始することが出来れば、疾病の悪化を食い止め、さらには回復の可能性を見出すこともできる。
統合失調症の診断として、例えば、血清中の上皮細胞成長因子の量を測定し、対象に対してその低減量で判断する(特許文献1)、統合失調症を含めた精神障害を、細胞内グルタチオンに関与するタンパク質のレベルを測定して判断する(特許文献2)といった報告がなされている。



一方、覚醒剤や麻薬による薬物依存症は大きな社会問題となっており、治療法の確立を目指して、依存形成に係わる機能分子の探索が行われた。その結果、覚醒剤精神病モデルマウスの脳側坐核において高い発現量を示すShati
(NCBIアクセスナンバーABA54615)が見出された(非特許文献1)。また、Shatiの核酸の検出による精神障害の診断が提案されている(特許文献3)。

産業上の利用分野


本発明は、精神障害関連タンパク質Shatiに対する抗体を利用することを特徴とする精神障害の診断方法および精神障害関連タンパク質Shatiに対する抗体を利用することを特徴とする精神障害の診断薬キットに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
固相、前記固相に固定化したShatiに対する抗体、ビオチン標識抗グロブリン抗体、酵素標識アビジンを備えること、および検体として血液または尿を用いる事を特徴とする精神障害の判定キット。

【請求項2】
精神障害が、薬物依存症および統合失調症のいずれかにより生じたものである請求項1記載の判定キット。

【請求項3】
精神障害が、妊娠後期~産後1カ月の妊産婦の鬱病または鬱傾向により生じたものである請求項1記載の判定キット。

【請求項4】
固相、Shatiに対する抗体、ビオチン標識抗グロブリン抗体、酵素標識アビジンを備えること、および検体として血液または尿を用いる事を特徴とする精神障害の判定キット。

【請求項5】
精神障害が、薬物依存症および統合失調症のいずれかにより生じたものである請求項4記載の判定キット。

【請求項6】
精神障害が、妊娠後期~産後1カ月の妊産婦の鬱病または鬱傾向により生じたものである請求項4記載の判定キット。
国際特許分類(IPC)
画像

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JP2011126100thum.jpg
出願権利状態 登録
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