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ポリアセタールを主材とする複合材およびその製造方法 コモンズ

国内特許コード P120007404
整理番号 N11053
掲載日 2012年4月23日
出願番号 特願2011-249965
公開番号 特開2013-104111
出願日 平成23年11月15日(2011.11.15)
公開日 平成25年5月30日(2013.5.30)
発明者
  • 新井 進
  • 立花 翔太
出願人
  • 国立大学法人信州大学
発明の名称 ポリアセタールを主材とする複合材およびその製造方法 コモンズ
発明の概要

【課題】無電解めっきだけの1段階のめっきですみ、コストの低減化が図れるとともに、摩擦・摩耗特性の向上が図れるポリアセタールを主材とする複合材を提供する。
【解決手段】無電解めっきだけの1段階のめっきですみ摩擦・摩耗特性の向上が図れるポリアセタールを主材とする複合材は、粗面化処理したポリアセタール樹脂成形物上に、カーボンナノチューブ(CNT)を含みトリメチルステアリルアンモニウムクロリドを分散剤とした無電解めっき浴による無電解めっき皮膜が形成されていることを特徴とする。
【選択図】図17

従来技術、競合技術の概要


ポリアセタールは極めて優れた機械特性を有するエンジニアリングプラスチックであり、プリンタギア等の摺動部品等、金属部品の代替材料として広く利用されている。ところで、摺動部品等に利用する場合には、摩擦・摩耗特性のさらなる向上が求められる。
特許文献1には、ポリアセタールの表面処理として、ポリアセタール樹脂成形物の表面に金属めっき皮膜を形成し、摺動特性を向上させることが記載されている。

産業上の利用分野


本発明は、ポリアセタール樹脂成形物の摺動特性を向上させ得るポリアセタールを主材とする複合材およびその製造方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
粗面化処理したポリアセタール樹脂成形物上に、カーボンナノチューブ(CNT)を含む無電解めっき皮膜が形成されていることを特徴とするポリアセタールを主材とする複合材。

【請求項2】
カーボンナノチューブの一部が無電解めっき皮膜表面から露出しており、
かつ、下記条件下、ボールオンディスク法で測定した、前記カーボンナノチューブの一部が露出している前記無電解めっき皮膜表面の動摩擦係数が、0.1~0.2であることを特徴とする請求項1記載のポリアセタールを主材とする複合材。
前記ボールオンディスク法の条件:
ボール:直径6mmのAl製、荷重:2.00N、摺動半径:2.00mm、速度:1.00cm/sec、温度:室温、雰囲気:大気中、潤滑材:無し、摺動距離:12.6m(1000回転)以内。

【請求項3】
動摩擦係数が0.11~0.13であることを特徴とする請求項1記載のポリアセタールを主材とする複合材。

【請求項4】
無電解めっきが、無電解Ni-P-W合金めっきであることを特徴とする請求項1~3いずれか1項記載のポリアセタールを主材とする複合材。

【請求項5】
ポリアセタールを主材とする複合材の製造方法において、
ポリアセタール樹脂成形物表面を粗面化する工程と、
分散剤によりカーボンナノチューブ(CNT)が分散された無電解めっき液を準備する工程と、
該無電解めっき液を用い、前記粗面化されたポリアセタール樹脂成形物表面に、カーボンナノチューブの一部がめっき皮膜表面から露出した無電解めっき皮膜を形成する工程とを含むことを特徴とするポリアセタールを主材とする複合材の製造方法。

【請求項6】
無電解めっきが、無電解Ni-P-W合金めっきであることを特徴とする請求項5記載のポリアセタールを主材とする複合材の製造方法。

【請求項7】
カーボンナノチューブの分散剤に、トリメチルステアリルアンモニウムクロリドを用いることを特徴とする請求項6記載のポリアセタールを主材とする複合材の製造方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2011249965thum.jpg
出願権利状態 審査請求前
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