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微生物固定化用担体 コモンズ 外国出願あり

国内特許コード P120007414
掲載日 2012年4月24日
出願番号 特願2009-244802
公開番号 特開2010-119389
登録番号 特許第5493123号
出願日 平成21年10月23日(2009.10.23)
公開日 平成22年6月3日(2010.6.3)
登録日 平成26年3月14日(2014.3.14)
優先権データ
  • 特願2008-274438 (2008.10.24) JP
発明者
  • 山崎 博人
  • 高寺 貴秀
  • 村松 利光
出願人
  • 関西ペイント株式会社
  • 独立行政法人国立高等専門学校機構
発明の名称 微生物固定化用担体 コモンズ 外国出願あり
発明の概要 【課題】 微生物の付着を阻害することなく、シクロデキストリンを粒子内に留めて芳香族化合物の包接効果を高めた微生物固定化用担体、及びこれを用いた排水処理方法を提供すること。
【解決手段】 不飽和基含有ウレタン樹脂、シクロデキストリンポリマー、重合開始剤、及び金属イオンと接触した際にゲル化する能力を有する水溶性高分子多糖類を含んでなる水性液状組成物を、金属イオンを含有する水性媒体中にて粒状にゲル化させ、次いで得られる粒状ゲルを該粒状ゲル中の不飽和基を光重合及び/又は熱重合させてなる微生物固定化用担体、及びこれを用いた排水処理方法。
【選択図】 なし
従来技術、競合技術の概要



化学工場などから排出される排水中には、ベンゼン類やフェノール類などの芳香族化合物を含有するものが多く、これらの排水は、通常、活性炭などによる吸着処理や活性汚泥法などの生物処理に供された後、排水されたり、処理水として再利用される。しかしながら、活性炭は高価であるので、主に小規模の排水に適用され、大規模に排水する施設では、主に生物処理が行われる場合が多いが、芳香族などの有機化合物は、一般に生物処理によって分解、資化されにくく、濃度が低下しにくい。そのため、このような芳香族化合物を含む排水の処理には長時間を要したり、大型の装置を設置する必要があり、より簡便な排水処理方法の開発が望まれている。





これに対し、排水中に含まれるフェノール類を吸着除去するため、有機化合物を吸着し包接する作用機能を有するシクロデキストリンを利用することが種々提案されている(例えば、特許文献1~3)。





また、特許文献4には、シクロデキストリンを表面に結合させた材料によって構成された微生物固定化担体を用いて排水を浄化する方法も提案されている。





しかしながら、上記シクロデキストリンを用いる方法では、シクロデキストリンが水に溶けやすく、また水不溶のポリマーに改質しても表面の構造が微生物の付着に適していないため、微生物の付着量が少ないという問題がある。

産業上の利用分野



本発明は、特に排水処理に有用な微生物の固定化のための微生物固定化担体に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
(A)不飽和基含有ウレタン樹脂、(B)シクロデキストリンとポリイソシアネート化合物との反応物であるシクロデキストリンポリマー粉末、(C)重合開始剤、及び(D)金属イオンと接触した際にゲル化する能力を有する水溶性高分子多糖類を含んでなる水性液状組成物を、金属イオンを含有する水性媒体中にて粒状にゲル化させ、次いで得られる粒状ゲル中の不飽和基を光重合及び/又は熱重合させてなることを特徴とする微生物固定化用担体。

【請求項2】
不飽和基含有ウレタン樹脂(A)が300~30000の範囲内の数平均分子量を有し且つ不飽和基含量が0.04~5モル/kg樹脂である請求項1に記載の微生物固定化用担体。

【請求項3】
不飽和基含有ウレタン樹脂(A)及びシクロデキストリンポリマー(B)の使用比が、固形分質量比で、99/1~30/70である請求項1に記載の微生物固定化用担体。

【請求項4】
重合開始剤(C)が光重合開始剤及び/又は酸化剤と還元剤との組み合わせからなるレドックス系熱重合開始剤である請求項1に記載の微生物固定化用担体。

【請求項5】
請求項1~のいずれか1項に記載の微生物固定化用担体を用いることを特徴とする排水処理方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 登録


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