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電磁界空間分布可視化装置、電磁界空間分布可視化方法およびそのプログラム 新技術説明会

国内特許コード P120007420
掲載日 2012年4月27日
出願番号 特願2009-529992
登録番号 特許第5589226号
出願日 平成20年8月28日(2008.8.28)
登録日 平成26年8月8日(2014.8.8)
国際出願番号 JP2008002335
国際公開番号 WO2009028186
国際出願日 平成20年8月28日(2008.8.28)
国際公開日 平成21年3月5日(2009.3.5)
優先権データ
  • 特願2007-223275 (2007.8.29) JP
発明者
  • 八木谷 聡
出願人
  • 国立大学法人金沢大学
発明の名称 電磁界空間分布可視化装置、電磁界空間分布可視化方法およびそのプログラム 新技術説明会
発明の概要 電磁界の強度を検知する電磁界センサ(10)と、電磁界センサ(10)を含む空間を撮影する1台のビデオカメラ(20)と、ビデオカメラ(20)により撮影された映像を解析することにより、電磁界センサ(10)の2次元位置を少なくとも特定する特定部(31)と、電磁界センサ(10)により検知された電磁界の強度と、特定部(31)により特定された2次元位置とに基づいて、電磁界の空間分布を可視化する可視化部(32)とを備える。
従来技術、競合技術の概要



電子・情報・通信・産業機器等から発生する不要電磁ノイズが他の電子装置に誤動作等の悪影響を及ぼす、いわゆるEMC(電磁環境)問題が大きく注目されている。そこで、電磁ノイズを発生している機器周辺における電磁界の空間分布を可視化するための技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。電磁界の空間分布を可視化することができれば、機器のどこからどれくらい電磁ノイズが発生しているか直感的に把握することができ、電磁ノイズ対策が容易となるからである。





図1は、特許文献1に開示される電磁妨害波測定装置の全体構成図である。ここでは、構造体1の電磁ノイズを測定する様子を示している。中央制御装置2には、入力装置3と、表示装置4と、スペクトラムアナライザ5と、発光素子6と、カメラA7-1と、カメラB7-2と、記憶装置8とが接続されている。





電磁界プローブ9には、発光素子6が固定されている。発光素子6を光らせた状態で電磁界プローブ9を基準点2や基準点3等に位置合わせして電磁ノイズを測定する。発光素子6が発する信号は、2つのカメラA7-1及びカメラB7-2により検知される。この2つのカメラA7-1及びカメラB7-2の視差により、電磁界プローブ9の位置が3次元的に計測されるようになっている。

【特許文献1】

開2003-66079号公報

産業上の利用分野



本発明は、電磁界の空間分布を可視化する電磁界空間分布可視化装置に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
空間における電磁界の強度分布を可視化する電磁界空間分布可視化装置であって、
測定対象空間内においてユーザによって移動される電磁界センサであって、前記移動の軌跡上における前記電磁界の強度を検知する電磁界センサと、
前記電磁界センサを含む前記測定対象空間を撮影する1台のビデオカメラと、
前記ビデオカメラにより撮影された映像から、前記電磁界センサの外形抽出することにより、前記電磁界センサの3次元位置を特定する特定部と、
前記電磁界センサにより検知された前記電磁界の強度、前記特定部により特定された前記3次元位置と対応付け前記撮影された映像における前記移動の軌跡上に表示することにより可視化する可視化部と
を備える、電磁界空間分布可視化装置。

【請求項2】
前記電磁界センサの外形は球形であり、
前記特定部は、前記ビデオカメラにより撮影された映像が示す前記電磁界センサの位置に基づいて、前記3次元位置を特定する
請求項1に記載の電磁界空間分布可視化装置。

【請求項3】
前記特定部は、さらに、前記ビデオカメラにより撮影された映像が示す前記電磁界センサの外形の大きさに基づいて、前記電磁界センサの3次元位置を特定する
請求項2に記載の電磁界空間分布可視化装置。

【請求項4】
前記特定部は、さらに、前記ビデオカメラにより撮影された映像を解析することにより、前記電磁界センサの向きを特定する
請求項1に記載の電磁界空間分布可視化装置。

【請求項5】
前記電磁界センサの外形は、球面に所定のマークを有する球形であり、
前記特定部は、前記ビデオカメラにより撮影された映像が示す前記電磁界センサと前記マークとの位置関係に基づいて、前記電磁界センサの向きを特定する
請求項4に記載の電磁界空間分布可視化装置。

【請求項6】
前記電磁界センサは、XYZ方向のうち少なくとも2つの方向それぞれの球面位置に、相互に異なる模様又は色彩の円形のマークを少なくとも2つ有し、
前記特定部は、前記ビデオカメラにより撮影された映像が示す前記電磁界センサと前記円形のマークとの位置関係、及び前記円形のマークの模様又は色彩に基づいて、前記電磁界センサの向きを特定する
請求項5に記載の電磁界空間分布可視化装置。

【請求項7】
前記電磁界センサは、所定時間経過毎に、前記移動の軌跡上における前記電磁界の強度を検知し、
前記特定部は、前記所定時間経過毎に、前記ビデオカメラにより撮影された映像から、前記電磁界センサの外形抽出することにより、前記電磁界センサの3次元位置を特定し、
前記可視化部は、前記所定時間経過毎に、前記電磁界センサにより検知された最新の電磁界の強度前記特定部により特定された最新の前記電磁界センサの3次元位置と対応付け撮影された最新の映像における前記移動の軌跡上に表示することにより可視化する
請求項1に記載の電磁界空間分布可視化装置。

【請求項8】
前記可視化部は、前記特定部により特定された前記3次元位置を、前記電磁界センサにより検知された前記電磁界の強度に応じた色彩で表示する
請求項7に記載の電磁界空間分布可視化装置。

【請求項9】
前記電磁界センサは、さらに、電磁界ベクトルの向きを検知し、
前記可視化部は、前記特定部により特定された前記3次元位置を基点として、前記電磁界センサにより検知された前記電磁界ベクトルの向きに、前記電磁界センサにより検知された前記電磁界の強度に応じた長さの矢印を表示する
請求項7に記載の電磁界空間分布可視化装置。

【請求項10】
空間における電磁界の強度分布を可視化する電磁界空間分布可視化方法であって、
測定対象空間内においてユーザにより移動される電磁界センサにより、前記移動の軌跡上における電磁界の強度を検知する検知ステップと、
前記電磁界センサを含む前記測定対象空間を1台のビデオカメラにより撮影する撮影ステップと、
前記ビデオカメラにより撮影された映像から、前記電磁界センサの外形抽出することにより、前記電磁界センサの3次元位置を特定する特定ステップと、
前記検知ステップにおいて検知された前記電磁界の強度、前記特定ステップにおいて特定された前記3次元位置と対応付け前記撮影された映像における前記移動の軌跡上に表示することにより可視化する可視化ステップと
を含む電磁界空間分布可視化方法。

【請求項11】
空間における電磁界の強度分布を可視化するためのプログラムであって、
測定対象空間内においてユーザにより移動される電磁界センサにより、前記移動の軌跡上における電磁界の強度を検知する検知ステップと、
前記電磁界センサを含む前記測定対象空間を1台のビデオカメラにより撮影する撮影ステップと、
前記ビデオカメラにより撮影された映像から、前記電磁界センサの外形抽出することにより、前記電磁界センサの3次元位置を特定する特定ステップと、
前記検知ステップにおいて検知された前記電磁界の強度、前記特定ステップにおいて特定された前記3次元位置と対応付け前記撮影された映像における前記移動の軌跡上に表示することにより可視化する可視化ステップと
をコンピュータに実行させるためのプログラム。

【請求項12】
空間における電磁界の強度分布を可視化する電磁界空間分布可視化装置であって、
測定対象空間内においてユーザによって移動される電磁界センサであって、所定時間経過毎に、前記移動の軌跡上における前記電磁界の強度を検知する電磁界センサと、
前記電磁界センサを含む前記測定対象空間を撮影する1台のビデオカメラと、
前記所定時間経過毎に、前記ビデオカメラにより撮影された映像から、前記電磁界センサの外形抽出することにより、前記電磁界センサの2次元位置を少なくとも特定する特定部と、
前記所定時間経過毎に、前記電磁界センサにより検知された最新の電磁界の強度前記特定部により特定された最新の前記電磁界センサの2次元位置と対応付け撮影された最新の映像における前記移動の軌跡上に表示することにより可視化する可視化部と
を備える、電磁界空間分布可視化装置。

【請求項13】
空間における電磁界の強度分布を可視化する電磁界空間分布可視化方法であって、
測定対象空間内においてユーザにより移動される電磁界センサにより、所定時間経過毎に、前記移動の軌跡上における電磁界の強度を検知する検知ステップと、
前記電磁界センサを含む前記測定対象空間を1台のビデオカメラにより撮影する撮影ステップと、
前記所定時間経過毎に、前記ビデオカメラにより撮影された映像から、前記電磁界センサの外形抽出することにより、前記電磁界センサの2次元位置を少なくとも特定する特定ステップと、
前記所定時間経過毎に、前記検知ステップにおいて検知された最新の電磁界の強度、前記特定ステップにおいて特定された最新の前記電磁界センサの2次元位置と対応付け撮影された最新の映像における前記移動の軌跡上に表示することにより可視化する可視化ステップと
を含む電磁界空間分布可視化方法。

【請求項14】
空間における電磁界の強度分布を可視化するためのプログラムであって、
測定対象空間内においてユーザにより移動される電磁界センサにより、所定時間経過毎に、前記移動の軌跡上における電磁界の強度を検知する検知ステップと、
前記電磁界センサを含む前記測定対象空間を1台のビデオカメラにより撮影する撮影ステップと、
前記所定時間経過毎に、前記ビデオカメラにより撮影された映像から、前記電磁界センサの外形抽出することにより、前記電磁界センサの2次元位置を少なくとも特定する特定ステップと、
前記所定時間経過毎に、前記検知ステップにおいて検知された最新の電磁界の強度前記特定ステップにおいて特定された最新の前記電磁界センサの2次元位置と対応付け撮影された最新の映像における前記移動の軌跡上に表示することにより可視化する可視化ステップと
をコンピュータに実行させるためのプログラム。
国際特許分類(IPC)
画像

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JP2009529992thum.jpg
出願権利状態 登録
(有)金沢大学ティ・エル・オーは、金沢大学の研究者の出願特許を産業界へ技術移転することを主目的として、金沢大学の教官の出資により設立された技術移転機関です。
ご興味のある方は、下記「問合せ先」へ整理番号と共にご連絡願います。
なお、既に活用のお申し込み・お打合わせ等の段階に入っている場合もございますので、予めご承知おきください。


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