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音響信号に対する改ざん検出方法及び改ざん検出装置

国内特許コード P120007479
整理番号 S2011-0900-N0
掲載日 2012年5月1日
出願番号 特願2011-240692
公開番号 特開2013-097210
登録番号 特許第5889601号
出願日 平成23年11月1日(2011.11.1)
公開日 平成25年5月20日(2013.5.20)
登録日 平成28年2月26日(2016.2.26)
発明者
  • 鵜木 祐史
  • 宮内 良太
  • 小杉 敏三
出願人
  • 国立大学法人北陸先端科学技術大学院大学
発明の名称 音響信号に対する改ざん検出方法及び改ざん検出装置
発明の概要 【課題】デジタルデータである音響信号に対する改ざんを検出することができる改ざん検出方法及び改ざん検出装置を提供する。
【解決手段】
電子透かし埋込装置1は、蝸牛遅延特性を模擬する蝸牛遅延フィルタを用いて、デジタルデータである音響信号に位相変調を施すことにより、当該音響信号に電子透かしデータを埋め込む。その後、この音響信号を利用者から取得した改ざん検出装置2は、前記蝸牛遅延フィルタが模擬する蝸牛遅延特性に基づいて、取得した前記音響信号に埋め込まれている埋め込みデータを検出し、その検出した埋め込みデータと前記電子透かしデータとを照合する。そして、改ざん検出装置2は、その照合の結果に基づいて、前記音響信号が改ざんされているか否かを判定する。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要


近年では、デジタル技術の進展に伴い、音声・音楽等の各種の音響信号がデジタルデータとして扱われている。今後この傾向はより顕著となり、様々な領域でデジタルデータの音響信号が用いられるようになることが予測される。



デジタルデータの場合、アナログデータと比べて加工処理が容易であるため、加工・編集するための種々の技術が既に多く存在しており、音響信号を対象にしたものも種々提案されている。例えば、特許文献1では、音素片データをピッチ変換して音声合成する際に自然な発音を得ることを可能にする音素片音声合成システムが提案されている。また、特許文献2では、所謂VOCODERタイプの音声合成系が提案されている。

産業上の利用分野


本発明は、デジタルデータである音響信号(音声・音楽等)に対する改ざんを検出する改ざん検出方法及び改ざん検出装置に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
蝸牛遅延特性を模擬する蝸牛遅延フィルタを用いて、デジタルデータである音響信号に位相変調を施すことにより、当該音響信号に電子透かしデータを埋め込むステップ(a)と、
前記電子透かしデータが埋め込まれた前記音響信号を外部から取得するステップ(b)と、
前記蝸牛遅延フィルタが模擬する蝸牛遅延特性に基づいて、取得した前記音響信号に埋め込まれている埋め込みデータを検出するステップ(c)と、
検出した前記埋め込みデータと前記電子透かしデータとを照合するステップ(d)と、
照合の結果に基づいて、前記音響信号が改ざんされているか否かを判定するステップ(e)と
を有する、改ざん検出方法。

【請求項2】
前記ステップ(e)において前記音響信号が改ざんされていると判定した場合、当該音響信号の改ざん箇所を特定するステップ(f)
をさらに有する、請求項1に記載の改ざん検出方法。

【請求項3】
前記ステップ(f)において、前記埋め込みデータと前記電子透かしデータとが一致しない箇所に基づいて、前記改ざん箇所を特定する、
請求項2に記載の改ざん検出方法。

【請求項4】
前記ステップ(e)において前記音響信号が改ざんされていると判定した場合、当該音響信号の少なくとも一部が別の音響信号に入れ替えられているか否かを判定するステップ(g)
をさらに有する、請求項1乃至3の何れかに記載の改ざん検出方法。

【請求項5】
前記ステップ(e)において前記音響信号が改ざんされていると判定した場合、当該音響信号の少なくとも一部に別の音響信号が付与されているか否かを判定するステップ(h)
をさらに有する、請求項1乃至4の何れかに記載の改ざん検出方法。

【請求項6】
前記ステップ(a)において、前記電子透かしデータとして画像データを前記音響信号に埋め込む、
請求項1乃至5の何れかに記載の改ざん検出方法。

【請求項7】
前記電子透かしデータが埋め込まれている音響信号に基づいて、当該音響信号に位相変調を施した蝸牛遅延フィルタが模擬する蝸牛遅延特性を推定するステップ(i)をさらに有し、
前記ステップ(c)において、前記ステップ(i)によって推定された蝸牛遅延特性に基づいて、前記埋め込みデータを検出する、
請求項1乃至6の何れかに記載の改ざん検出方法。

【請求項8】
蝸牛遅延特性を模擬する蝸牛遅延フィルタを用いて、デジタルデータである音響信号に位相変調を施すことにより、当該音響信号に電子透かしデータが埋め込まれた後に、当該音響信号に対する改ざんを検出する改ざん検出装置であって、
前記音響信号を外部から取得する音響信号取得手段と、
前記蝸牛遅延フィルタが模擬する蝸牛遅延特性に基づいて、前記音響信号取得手段によって取得された音響信号に埋め込まれている埋め込みデータを検出する埋め込みデータ検出手段と、
前記埋め込みデータ検出手段によって検出された埋め込みデータと前記電子透かしデータとを照合する照合手段と、
前記照合手段による照合の結果に基づいて、前記音響信号が改ざんされているか否かを判定する改ざん判定手段と
を備える、改ざん検出装置。

【請求項9】
前記改ざん判定手段によって前記音響信号が改ざんされていると判定された場合、当該音響信号の改ざん箇所を特定する改ざん箇所特定手段
をさらに備える、請求項8に記載の改ざん検出装置。

【請求項10】
前記改ざん箇所特定手段が、前記埋め込みデータと前記電子透かしデータとが一致しない箇所に基づいて、前記改ざん箇所を特定するように構成されている、
請求項9に記載の改ざん検出装置。

【請求項11】
前記改ざん判定手段によって前記音響信号が改ざんされていると判定された場合、当該音響信号の少なくとも一部が別の音響信号に入れ替えられているか否かを判定する第1改ざん態様判定手段
をさらに備える、請求項8乃至10の何れかに記載の改ざん検出装置。

【請求項12】
前記改ざん判定手段によって前記音響信号が改ざんされていると判定された場合、当該音響信号の少なくとも一部に別の音響信号が付与されているか否かを判定する第2改ざん態様判定手段
をさらに備える、請求項8乃至11の何れかに記載の改ざん検出装置。
国際特許分類(IPC)
画像

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JP2011240692thum.jpg
出願権利状態 登録
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