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粒状塩及びその製塩方法 新技術説明会

国内特許コード P120007495
掲載日 2012年5月8日
出願番号 特願2010-015770
公開番号 特開2010-202500
登録番号 特許第5754038号
出願日 平成22年1月27日(2010.1.27)
公開日 平成22年9月16日(2010.9.16)
登録日 平成27年6月5日(2015.6.5)
優先権データ
  • 特願2009-022647 (2009.2.3) JP
発明者
  • 池田 進
  • 川内 由美
  • 宮脇 博巳
  • 小西 史子
  • 池上 康之
出願人
  • 国立大学法人佐賀大学
  • 学校法人北里研究所
発明の名称 粒状塩及びその製塩方法 新技術説明会
発明の概要 【課題】 ミネラルの含有量が多く、所要の味を呈する塩を製造することができる粒状塩を提供する。
【解決手段】 粒状塩は、粒径0.25mm以上2mm以下の粒子からなり、当該粒子の結晶表面に、カルシウム、マグネシウム、カリウム及び硫黄のうち少なくとも1種類が、粒状塩の結晶全重量に対して4質量%以上22質量%以下存在する。
【選択図】 図1
従来技術、競合技術の概要


わが国では、一対の電極間に複数の陰イオン交換樹脂膜及び陽イオン交換樹脂膜を互いに距離を隔てて交互に配置して各膜間に海水を充填し、両電極間直流電圧を印加するイオン交換樹脂膜法を用いて海水を濃縮した鹹水を得、得られた鹹水を真空蒸発缶に投入し、該真空蒸発缶にて鹹水から水分を蒸発させることによって粒状塩(塩)を晶析させる製塩方法が採用されてきた。



しかしながら、このような方法で製造された粒状塩にあっては、太陽熱及び風によって採鹹する、所謂天日製塩法によって得られた粒状塩に比べて、NaClの含有量が99質量%以上と非常に多い一方、海水中に含まれるミネラル成分の含有量が1質量%未満と非常に少ないため、ユーザに極強い塩辛さだけを呈味させるという問題があった。



そのため、天日製塩法を用いて製造される粒状塩が見直されており、例えば後記する特許文献1には次のような方法が開示されている。



すなわち、天日によって海水を蒸発させる海水蒸発設備と、該海水蒸発設備にて晶析された塩を堆積させる堆積設備とを備える天日乾燥設備を設置しておく。海水蒸発設備には、断熱層の上に、その深さを20cm程度になしたセラミックス製のプールが設けてあり、このプール内に海水を水深が2cm程度になるように導入し、導入した海水中の水分を天日によって数日間蒸発させることによって粒状塩を晶析させる。



前述した堆積設備は、断熱層上に設けたセラミックス製のプールと、該プールを覆う藁葺き屋根とを設けて構成してあり、海水蒸発設備にて前述した如く晶析させた粒状塩をプール内に堆積させる操作を繰り返し粒状塩を堆積させ、それを天日にて1年程度乾燥させる。



これによって、NaClが90質量%、ミネラルが5質量%、水分が5質量%の粒状塩が得られる。

産業上の利用分野


本発明は粒状塩及びその製塩方法に関し、特に、呈する味を向上した粒状塩及びその製塩方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
海水を原料とする原料水を加熱して1.12以上1.22以下の比重まで一次濃縮して得た一次濃縮液を塩晶析用槽内に貯留し、これを加熱することによって1.24以上1.29以下の比重まで二次濃縮して粒状塩を晶析させる製塩方法であって、内面を0.1μm以上0.4μm以下の平均表面粗さになした塩晶析用槽に一次濃縮液を貯留して二次濃縮を実施し、又は/及び塩晶析用槽に、塩晶析用槽の深さ寸法の19%以上50%以下の深さになるように一次濃縮液を貯留して二次濃縮を実施し、
二次濃縮で得られた塩から直径1mm以下の粒径の結晶の塩を分取する
ことを特徴とする製塩方法。

【請求項2】
篩い分けによって直径1mm以下の粒径の結晶の塩を分取する請求項1に記載の製塩方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2010015770thum.jpg
出願権利状態 登録
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