TOP > 国内特許検索 > 放射能量測定方法及び装置

放射能量測定方法及び装置

国内特許コード P120007540
整理番号 13513
掲載日 2012年5月15日
出願番号 特願2010-149120
公開番号 特開2012-013498
登録番号 特許第5499384号
出願日 平成22年6月30日(2010.6.30)
公開日 平成24年1月19日(2012.1.19)
登録日 平成26年3月20日(2014.3.20)
発明者
  • 高崎 浩司
  • 佐川 直貴
  • 黒澤 重行
  • 水庭 春美
出願人
  • 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構
発明の名称 放射能量測定方法及び装置
発明の概要 【課題】イメージングプレートを利用した放射線量測定において、自然界からの放射線量(バックグラウンド放射線量)の影響を考慮し、測定目的の放射性物質の存在領域の判定とその領域の放射線量の算出を定量的に行う方法及び放射線量測定装置を提供する。
【解決手段】バックグラウンド放射線量画像データの所定画素数に閾値を設定し、この閾値以上の放射線量画像データの画素が所定数以上に亘って連続する領域を前記放射性物質の存在位置として判定する。閾値は、バックグラウンド放射線量画像データの画素の99%(~99.9%)を含むような値とし、前記放射性物質の存在位置として判定する前記領域は、40画素以上が連続する領域とする。前記放射性物質の放射線量は、代表的な1スポット試料を用いて得られた関係式から算出する。これによって、前記放射性物質の領域及び放射線量を定量的に算出することができる。
【選択図】図3
従来技術、競合技術の概要



輝尽性蛍光体粉末をフィルムに塗布して構成したイメージングプレートは、放射線を照射すると、照射された放射線情報(放射線量)を蛍光体に蓄積(放射線量潜像を形成)する。そして、放射線情報を蓄積した蛍光体は、刺激光を照射すると放射線蓄積量に応じて発光することから、この発光を光電変換して電気的信号(画素データ)にすることにより、イメージングプレートに照射された放射線量を電気的信号(放射線量画像データ)として検出することができる。





このようなイメージングプレートを利用して、プルトニウム等の超ウラン元素からの放射線量を測定する放射能測定方法及び装置が提案されている。





従来の放射能測定方法及び装置において、イメージングプレートを使用して得られる放射線量画像データ(PSL(Photo-Stimulated Luminesence)画像データ)には、自然界に存在する自然放射線に由来する放射線量(バックグラウンド放射線量)も含まれることから、測定目的の放射性物質の存在領域を判定する方法がなく、このため放射能量の算出も範囲を確定して行うことが困難であった。

産業上の利用分野



本発明は、放射能量測定方法及び装置に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
放射性物質を付着させた試料をイメージングプレートに接触させて放射線を照射することにより該イメージングプレートに照射放射線量に応じた潜像を記録し、イメージングプレートに記録された潜像を読み取ることによってバックグラウンドと放射性物質の放射線量に比例した濃淡の放射線量画像データを作成する放射能量測定方法において、
イメージングプレートにおける試料接触領域以外の領域から読み取ったバックグラウンドの放射線量画像データの99%の画素がその値以下となる値を閾値として設定し、イメージングプレートにおける試料接触領域から読み取った放射線量画像データにおいて前記閾値以上の放射線量画像データの画素が40画素以上に亘って連続する領域を測定目的の放射性物質の存在位置として判定することを特徴とする放射能量測定方法。

【請求項2】
請求項1において、測定目的の放射性物質の放射能量は、代表的な複数個の1スポット試料に最小二乗法を適用して求めた(数1)式によって算出し、その相対誤差は、(数2)式によって算出することを特徴とする放射能量測定方法。
【数1】


【数2】



【請求項3】
放射性物質を付着させた試料を接触させて放射線を照射することにより照射放射線量に応じた潜像を記録するイメージングプレートと、前記イメージングプレートに記録された潜像を読み取ることによってバックグラウンドと放射性物質の放射線量に比例した濃淡の放射線量画像データを作成する読み取り器と、前記放射線量画像データを処理する画像データ処理装置を備えた放射能量測定装置において、
前記画像データ処理装置は、イメージングプレートにおける試料接触領域以外の領域から読み取ったバックグラウンドの放射線量画像データの99%の画素がその値以下となる値を閾値として設定し、イメージングプレートにおける試料接触領域から読み取った放射線量画像データにおいて前記閾値以上の放射線量画像データの画素が40画素以上に亘って連続する領域を測定目的の放射性物質の存在位置として判定することを特徴とする放射能量測定装置。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2010149120thum.jpg
出願権利状態 登録
ライセンスをご希望の方、特許の内容に興味を持たれた方は、下記問合せ先にご相談下さい。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close