TOP > 国内特許検索 > ヘアードライヤ用のマルチノズル

ヘアードライヤ用のマルチノズル

国内特許コード P120007574
掲載日 2012年5月23日
出願番号 特願2012-026408
公開番号 特開2013-162830
登録番号 特許第5958893号
出願日 平成24年2月9日(2012.2.9)
公開日 平成25年8月22日(2013.8.22)
登録日 平成28年7月1日(2016.7.1)
発明者
  • 国吉 光
  • 野沢 大輔
  • 桜田 圭
出願人
  • 学校法人東京電機大学
発明の名称 ヘアードライヤ用のマルチノズル
発明の概要 【課題】温風を複数の噴出風として噴き出して温風の分散および拡散を促して温風を低温化し頭髪を傷めないヘアードライヤ用のマルチノズルを提供する。
【解決手段】複数の筒状体23a、23b、23cを二重構造式ヘアードライヤ3の噴出開口部3aの中心に対して環状に配設し、噴出開口部3aから噴き出される温風を受け入れて複数の噴出風として外部に噴出するとともに複数の筒状体23の周囲に噴き出される外部の空気を複数の筒状体23から複数の噴出風として噴き出される温風に巻き込むように混ぜて低温化し、頭髪に向けて比較的低温の速い速度で熱の集中もなく噴出する。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要


近年、頭髪のケアに対する関心は、老若男女を問わず、幅広い世代に及んでいる。一般に、洗髪後に濡れた頭髪を自然乾燥させると、頭皮に水分が長時間付着していることになり、雑菌が増える原因となる。従って、ヘアードライヤなどで濡れた頭髪をすぐに乾燥させる方が頭皮には良いとされている。



しかしながら、ヘアードライヤで濡れた頭髪を乾燥させる場合に、頭髪とヘアードライヤとの間の距離が短くなると、ヘアードライヤからの温風が頭髪の一部に集中して高温になり、頭髪に悪影響を与える。なお、ヘアードライヤで濡れた頭髪を乾燥させる場合には、ヘアードライヤからの温風が一部に集中しないようにヘアードライヤを左右に振りながら濡れた頭髪を乾燥させることが行われている。



また、従来のヘアードライヤの温風が噴き出る噴出開口部は、先端に行くに連れて断面積が小さくなり、温風を頭髪の一部に集中させる構造になっている。更に、温風のみを頭髪に噴き付けると、頭髪を傷める原因となるので、ヘアードライヤにおいてヒータで暖められた温風を噴き出す以外に、ヒータで暖められていない外部の空気を吸引して、この外部の空気を温風とともに同時に噴き出す二重構造式ヘアードライヤもある。



この二重構造式ヘアードライヤは、温風だけを噴き出すヘアードライヤに比較して、温風と外部の空気の混在した低い温度で濡れた頭髪を乾燥させることが可能である。しかしながら、実際の測定結果では、頭髪に当たる時の温度は、例えば約110゜Cのような比較的高温となり、この高温の温風で頭髪を傷めている。



濡れた頭髪を乾燥させるために必要なヘアードライヤからの温風の温度は、一般に60゜C乃至70゜Cであり、80゜C以上の温度では頭髪に悪影響を与える。従って、頭髪を傷めないようにヘアードライヤからの温風の温度が低く、濡れた頭髪を短時間で広範囲に乾燥させ得るヘアードライヤの開発が要望されている。

産業上の利用分野


本発明は、ヘアードライヤからの温風が噴き出す噴出開口部に取り付けられるヘアードライヤ用のマルチノズルに関し、更に詳しくは、ヘアードライヤからの温風を頭髪を傷めることのない比較的低温の複数の噴出風として噴き出して頭髪を乾燥させるヘアードライヤ用のマルチノズルに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
ヘアードライヤの噴出開口部に取り付けられ、加熱手段で加熱された温風を通過させる温風通過筒状部と、この温風通過筒状部を囲むように該温風通過筒状部の周囲に設けられ、取り込まれた外部の空気を前記加熱手段で加熱させることなく噴出開口部へ通過させる外気通過筒状部とを有する二重構造式ヘアードライヤ用のマルチノズルであって、
前記噴出開口部の中心に対して環状に配設され、前記噴出開口部から噴き出される温風を複数の噴出風として外部に噴出するように互いに平行に延出し、かつ前後の口径が同一である複数の筒状体と、
前記噴出開口部に取り付けられる前記複数の筒状体の基端部における筒状体の間の隙間を閉塞し、当該隙間からの温風の漏出を防止する閉塞部と、
前記複数の筒状体を囲むように前記噴出開口部と同じ直径をもって前記噴出開口部から延出し、基端部が前記噴出開口部に連結される外環筒体と
を有することを特徴とするヘアードライヤ用のマルチノズル。

【請求項2】
前記閉塞部は、
前記複数の筒状体の前記基端部における各筒状体の間の隙間に伸びて該隙間を閉塞する隙間閉塞部と、
この隙間閉塞部の最外周縁部からの温風の漏出を防止すべく該最外周縁部を前記噴出開口部に向けて立ち上げて、該最外周縁部を噴出開口部まで延出させて形成される周縁閉塞壁と、
この周縁閉塞壁と前記隙間閉塞板とで囲まれた噴出開口部に隣接する空間として形成され、噴出開口部からの風量を調整する風量調整部と
を有することを特徴とする請求項1記載のヘアードライヤ用のマルチノズル。

【請求項3】
前記筒状体の先端部は、外環筒体よりも外部に突出していることを特徴とする請求項1または2に記載のヘアードライヤ用のマルチノズル。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2012026408thum.jpg
出願権利状態 登録
ライセンスご希望の方、またシーズの詳細に関することについては、下記「問合せ先」まで直接お問い合わせくださいますよう,お願い申し上げます。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close