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光磁気記録媒体及び光磁気記録方法

国内特許コード P120007615
整理番号 K030P27
掲載日 2012年5月28日
出願番号 特願2010-247562
公開番号 特開2012-099190
登録番号 特許第5574294号
出願日 平成22年11月4日(2010.11.4)
公開日 平成24年5月24日(2012.5.24)
登録日 平成26年7月11日(2014.7.11)
発明者
  • 大越 慎一
  • 所 裕子
  • 尾崎 仁亮
出願人
  • 国立研究開発法人科学技術振興機構
  • 国立大学法人 東京大学
発明の名称 光磁気記録媒体及び光磁気記録方法
発明の概要 【課題】無磁場下でも磁気記録を行え得る光磁気記録媒体及び光磁気記録方法を提供する。
【解決手段】40K未満の温度領域において、光照射によって記録層3の光照射箇所4に磁化が発生し、その周囲(常磁性状態)との磁化が異なる光照射箇所4(強磁性状態部分)を記録マークとすることで、記録層3に情報を記録できる。かくして、本発明では、外部磁場を用いることなく、記録層3への記録光hνの照射によって当該記録層3の光照射箇所4に磁化を発生させることができ、無磁場下でも磁気記録を行え得る光磁気記録媒体及び光磁気記録方法を提供できる。
【選択図】図2
従来技術、競合技術の概要



従来、光磁気記録媒体としては、磁化の方向が一方向に予め揃えられ、初期化された記録層に記録用の記録光を照射しながら、外部磁場発生手段により外部磁場を一定方向に印加し、記録層の光照射箇所のみ磁化を反転させて磁気記録を行い、情報が記録される光磁気記録媒体が知られている(例えば、特許文献1参照)。





このようにして記録層に記録された情報を再生する際には、再生用の再生光を記録層に照射して得られた反射光の偏光面の方向変化を検出したり、或いは記録層からの漏れ磁界を磁気ヘッドにより検出したりする等、信号レベルが変化する再生信号を得、この再生信号を所定の信号処理回路で処理させることにより所望の情報を再生させ得るようになされている。

産業上の利用分野



本発明は、光磁気記録媒体及び光磁気記録方法に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
記録用の記録光が記録層に集光されることで、前記記録層に情報が記録される光磁気記録媒体において、
前記記録層は、コバルトイオンとタングステンイオンとがシアノ基で架橋され、ピリミジンを含むCoWオクタシアノピリミジン系金属錯体により形成され、前記記録光により光照射箇所が常磁性状態から強磁性状態に相転移する
ことを特徴とする光磁気記録媒体。

【請求項2】
前記CoWオクタシアノピリミジン系金属錯体は、Co3[W(CN)8]2(ピリミジン)2(4-メチルピリジン)2・6H2Oで表される
ことを特徴とする請求項1記載の光磁気記録媒体。

【請求項3】
前記CoWオクタシアノピリミジン系金属錯体は、前記強磁性状態のとき、CoII3[WV(CN)8]2(ピリミジン)2(4-メチルピリジン)2・6H2Oで表され、保磁力Hcが1.2Tを超える
ことを特徴とする請求項1又は2記載の光磁気記録媒体。

【請求項4】
昇温処理により、前記強磁性状態から前記常磁性状態に転移する
ことを特徴とする請求項1~3のうちいずれか1項記載の光磁気記録媒体。

【請求項5】
前記CoWオクタシアノピリミジン系金属錯体は、Co3[W(CN)8]2(ピリミジン)4・6H2Oで表される
ことを特徴とする請求項1記載の光磁気記録媒体。

【請求項6】
前記CoWオクタシアノピリミジン系金属錯体は、前記強磁性状態のとき、CoII3[WV(CN)8]2(ピリミジン)4・6H2Oで表され、保磁力Hcが1.2Tに達する
ことを特徴とする請求項1又は5記載の光磁気記録媒体。

【請求項7】
前記記録光の波長と異なる光が前記記録層に照射されると、前記強磁性状態から前記常磁性状態に相転移する
ことを特徴とする請求項1、5及び6のうちいずれか1項記載の光磁気記録媒体。

【請求項8】
光磁気記録媒体の磁化を変化させ情報を記録する光磁気記録方法において、
コバルトイオンとタングステンイオンとがシアノ基で架橋され、ピリミジンを含むCoWオクタシアノピリミジン系金属錯体により形成された記録層に、記録用の記録光を集光させることで、前記記録層の光照射箇所を常磁性状態から強磁性状態に相転移させ、該光照射箇所の磁化を変化させる
ことを特徴とする光磁気記録方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2010247562thum.jpg
出願権利状態 登録
参考情報 (研究プロジェクト等) さきがけ 物質と光作用 領域
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