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ショウロ培養菌糸体接種による子実体生産技術 コモンズ 新技術説明会

国内特許コード P120007620
整理番号 H22-019
掲載日 2012年5月29日
出願番号 特願2010-228793
公開番号 特開2012-080811
登録番号 特許第5754684号
出願日 平成22年10月8日(2010.10.8)
公開日 平成24年4月26日(2012.4.26)
登録日 平成27年6月5日(2015.6.5)
発明者
  • 霜村 典宏
  • 有吉 邦夫
出願人
  • 国立大学法人鳥取大学
  • 鳥取県
発明の名称 ショウロ培養菌糸体接種による子実体生産技術 コモンズ 新技術説明会
発明の概要 【課題】簡便にショウロ子実体を製造する方法を提供する。
【解決手段】ショウロ菌根を形成したクロマツ実生を、クロマツ実生を育成させた環境の土壌に母樹として定植し、これらのショウロ菌根を形成したクロマツ実生あるいはショウロ菌を接種していない実生の根または育成している土壌に、ショウロ菌糸体粉砕物、あるいはショウロ菌糸体粉砕物およびミネラルを含む混合物、あるいはショウロ菌糸体粉砕物、ミネラルおよび界面活性剤を含む混合物を接種することにより、ショウロ菌根の数を増大させるショウロ子実体。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要


ショウロは海岸クロマツ林で発生する食用のきのこである。ショウロはクロマツの根に感染して共生する外生菌根菌である。ショウロはクロマツ林の分布に伴って広く分布しているが、その子実体の生産量は年々減少し、最近ではごく僅かしか子実体が得られない。その一方で、ショウロには高級食材としての需要がある。



ショウロ子実体を生産するために、クロマツ根へのショウロの菌人工感染に関する研究が今日まで行われきたが、その方法は主に、1)無菌条件下でショウロ菌糸体を接種する方法(非特許文献1)、2)自然条件下でショウロの胞子懸濁液や子実体粉砕液を接種する方法(非特許文献2)であった。従来の無菌条件下で接種する方法においては、無菌条件を形成・維持するための設備や技術を必要とし、多大な経費を伴うこと、また、自然条件下での胞子接種においては、自然界で生産される子実体を集めなければならないなどの制約がある。したがって、簡便にショウロ子実体を製造する方法は確立されていなかった。

産業上の利用分野


本発明は、キノコの子実体の生産技術に関する。詳細には、本発明は、食用キノコであるショウロの子実体の製造方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
(a)ショウロ菌根を形成したクロマツ実生を、クロマツ実生を育成させた環境に母樹として定植し、次いで、
(b)母樹を定植した該環境にショウロ菌糸体粉砕物、ミネラル水溶液および界面活性剤を含む混合物を接種し、ショウロ子実体を形成させる
を特徴とする、ショウロ子実体の製造方法であって、ショウロ菌株が独立行政法人製品評価技術基盤機構 特許微生物寄託センターに寄託され受領番号NITE AP-979を付与されたものである、方法

【請求項2】
工程(a)における母樹の菌根が、ショウロ菌糸体粉砕物、ミネラルおよび界面活性剤を含む混合物を、クロマツ実生に接種することにより形成されたものである、請求項1記載の方法。

【請求項3】
工程(b)におけるショウロ菌糸体粉砕物、ミネラル水溶液および界面活性剤を含む混合物の接種が、母樹の定植後、1~2ヶ月おきに2~3回行われる、請求項1または2記載の方法。

【請求項4】
独立行政法人製品評価技術基盤機構 特許微生物寄託センターに寄託され受領番号NITE AP-979を付与されたショウロ菌株。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2010228793thum.jpg
出願権利状態 登録
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