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イレウスチューブ型小腸内圧計測及び小腸内視システム

国内特許コード P120007631
掲載日 2012年6月4日
出願番号 特願2007-026407
公開番号 特開2008-188265
登録番号 特許第4934847号
出願日 平成19年2月6日(2007.2.6)
公開日 平成20年8月21日(2008.8.21)
登録日 平成24年3月2日(2012.3.2)
発明者
  • 岡 潔
  • 長縄 明大
出願人
  • 独立行政法人日本原子力研究開発機構
  • 国立大学法人秋田大学
発明の名称 イレウスチューブ型小腸内圧計測及び小腸内視システム
発明の概要

【課題】イレウスチューブと光ファイバースコープを組み合わせて構成した新しい小腸内視鏡を用いて小腸の全域検査を円滑に行うことができるシステムを実現する。
【解決手段】先端部分にバルーン1a,1bを備えたイレウスチューブ1のバルーンを膨らませて小腸の蠕動運動によってイレウスチューブを小腸の深部に進入させる過程においてバルーンの内圧を計測してイレウスチューブの小腸への進入位置と対応させて記録し、イレウスチューブを小腸の深部から引き抜きながら小腸を内視する過程においてはイレウスチューブの引き抜き位置に応じて記録されている該部分の小腸内圧に応じてバルーンの内圧を制御するシステム構成とする。
【選択図】図1

従来技術、競合技術の概要


小腸は、胃や大腸などの他の消化器官と比べ、口側、肛門側のどちらからも遠く、全長6~7mで伸縮性があり、体内で固定されておらず、曲がりくねって詰め込まれているような状態のため、従来の、口や肛門から押し込んでいくプッシュ式内視鏡では挿入が困難であり、患者の負担が大きかった。そのため、造影検査など、低い精度の検査しか行うことができなかったが、近年、カプセル内視鏡とダブルバルーン内視鏡の開発により、患者の負担は軽減され、小腸内視はより容易になってきている。



カプセル内視鏡とは、CCDセンサ、超小型レンズ、発信機、電池を内蔵した、直径φ11mm×26mmの大きさのカプセルで、患者がこれを飲み込むと、カプセルが小腸の蠕動運動によって運ばれていく間に自動で連続撮影を行い、その画像を体表に装着した記録装置に送信し、後にPC(パーソナルコンピュータ)で解析を行う。患者にとって非常に低侵襲な小腸検査を行うことが可能であるが、現状では間欠的にしか撮影できないため、小腸の全域を連続して撮影することは不可能である。また、リアルタイムに観察ができないため、病変を発見できても、その正確な位置を特定できない、患者に腸閉塞及び癒着がある場合には、体内に滞留してしまうため使用できない、といった問題がある。



ダブルバルーン内視鏡は、有効長2000mmの内視鏡の先端及び、その内視鏡に被せて使用する軟性のチューブの先端にバルーンを取り付けた内視鏡で、それぞれのバルーンを交互に膨らませることによりバルーンを小腸内に固定し、小腸を手繰り寄せつつ挿入していく。小腸の形状を単純化することで従来の内視鏡に比べ、挿入が容易になり、より低侵襲、短時間に検査を終了できるが、内視鏡の操作に熟練を要し、バルーンの膨らませ過ぎによって腸を痛めてしまう場合もある。また、カプセル内視鏡と同様、患者に腸閉塞及び癒着がある場合には適用できない。




【特許文献1】特開2006-223710号公報

【特許文献2】特開2006-288808号公報

【特許文献3】特開2002-126087号公報

産業上の利用分野


本発明は、イレウスチューブ型小腸内圧計測及び小腸内視システムに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
先端部分にバルーンを備え、光ファイバースコープを内包したイレウスチューブと、前記イレウスチューブの前記バルーンに流体を供給して該バルーンを膨らませる流体供給手段と、前記イレウスチューブを小腸の深部に進入させる過程において前記バルーンの内圧を計測してイレウスチューブの小腸への進入位置と対応させて記録手段に記録する小腸内圧計測手段と、前記イレウスチューブを小腸の深部から引き抜きながら前記光ファイバースコープによって小腸内を検査する過程において、イレウスチューブの引き抜き位置に応じて記録手段に記録された該部分の小腸内圧に応じて前記バルーンの内圧を制御するバルーン内圧制御手段を備えたことを特徴とするイレウスチューブ型小腸内視システム。
産業区分
  • 治療衛生
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2007026407thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
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