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イネ穂いもち圃場抵抗性遺伝子Pb1とその利用

国内特許コード P120007637
掲載日 2012年6月4日
出願番号 特願2010-542109
登録番号 特許第5618301号
出願日 平成21年12月8日(2009.12.8)
登録日 平成26年9月26日(2014.9.26)
国際出願番号 JP2009070552
国際公開番号 WO2010067801
国際出願日 平成21年12月8日(2009.12.8)
国際公開日 平成22年6月17日(2010.6.17)
優先権データ
  • 特願2008-313434 (2008.12.9) JP
発明者
  • 林 長生
  • 高辻 博志
  • 井上 晴彦
  • 加藤 恭宏
  • 船生 岳人
  • 城田 雅毅
出願人
  • 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
発明の名称 イネ穂いもち圃場抵抗性遺伝子Pb1とその利用
発明の概要 本発明者はイネ穂いもち圃場抵抗性遺伝子Pb1を初めて単離・同定することに成功した。本発明によって明らかになったPb1遺伝子は、CC-NBS-LRR型の抵抗性遺伝子であり、新規の配列をもつ。これまでに報告されたいもち病抵抗性遺伝子とは異なり成体抵抗性の特徴をもつ遺伝子であり、これを改変することによってイネに実用性の高いいもち病圃場抵抗性を付与できることが明らかとなった。
従来技術、競合技術の概要



インディカ品種「Modan」由来のいもち病圃場抵抗性は、穂いもちに対する高度な抵抗性および長期に亘る安定した抵抗性という特徴を持つ。これを支配する抵抗性遺伝子Pb1は穂いもち圃場抵抗性遺伝子として初めて同定された(非特許文献1)。Pb1は罹病性病斑を形成するなど圃場抵抗性としての作用を示すが、単一の主働遺伝子に支配され通常育種により導入が容易なため、実用的な抵抗性遺伝子源として品種育成に用いられている。

産業上の利用分野



本発明は、イネ穂いもち圃場抵抗性遺伝子に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
下記(a)~(d)のいずれかに記載のDNAであって、いもち病抵抗性機能を有するタンパク質をコードするDNA。
(a)配列番号:1に記載の塩基配列からなるDNA
(b)配列番号:2に記載のアミノ酸配列からなるタンパク質をコードするDNA
(c)配列番号:1に記載の塩基配列からなるDNAと95%以上の同一性を有するDNA
(d)配列番号:2に記載のアミノ酸配列と95%以上の同一性を有するアミノ酸配列からなるタンパク質をコードするDNA

【請求項2】
前記いもち病がイネ穂いもち病である、請求項1に記載のDNA。

【請求項3】
請求項1または2に記載のDNAによりコードされるタンパク質。

【請求項4】
請求項1または2に記載のDNAを含むベクター。

【請求項5】
請求項4に記載のベクターが導入された宿主細胞。

【請求項6】
請求項4に記載のベクターが導入された植物細胞。

【請求項7】
請求項6に記載の植物細胞を含む形質転換植物体。

【請求項8】
請求項7に記載の形質転換植物体の子孫またはクローンである、形質転換植物体。

【請求項9】
請求項7または8に記載の形質転換植物体の繁殖材料。

【請求項10】
請求項5に記載の宿主細胞を培養し、該細胞またはその培養上清から組換えタンパク質を回収する工程を含む、請求項3に記載のタンパク質の製造方法。

【請求項11】
下記(a)または(b)を有効成分として含有する、いもち病抵抗性付与剤。
(a)請求項1もしくは2に記載のDNA
)請求項4に記載のベクター

【請求項12】
前記いもち病がイネ穂いもち病である、請求項11に記載のいもち病抵抗性付与剤

【請求項13】
請求項1もしくは2に記載のDNA、または、請求項4に記載のベクターを植物細胞へ導入し、該植物細胞から植物体を再生させる工程を含む、形質転換植物体の製造方法。

【請求項14】
請求項1もしくは2に記載のDNAを植物体の細胞内で発現させる工程を含む、植物にいもち病抵抗性を付与する方法。

【請求項15】
請求項1もしくは2に記載のDNAを植物体の細胞内で発現させる工程を含む、いもち病抵抗性植物の製造方法。

【請求項16】
請求項1もしくは2に記載のDNA、または請求項4に記載のベクターを植物細胞へ導入する工程を含む、請求項14または15に記載の方法。

【請求項17】
植物がイネである、請求項13~16のいずれかに記載の方法。

【請求項18】
以下(A)~(G)のいずれかに示す、少なくとも1つのプライマーセットを用いて検出される分子マーカー。
(A)配列番号:7に記載の塩基配列からなるDNA、および配列番号:8に記載の塩基配列からなるDNA
(B)配列番号:11に記載の塩基配列からなるDNA、および配列番号:12に記載の塩基配列からなるDNA
(C)配列番号:13に記載の塩基配列からなるDNA、および配列番号:14に記載の塩基配列からなるDNA
(D)配列番号:15に記載の塩基配列からなるDNA、および配列番号:16に記載の塩基配列からなるDNA
(E)配列番号:17に記載の塩基配列からなるDNA、および配列番号:18に記載の塩基配列からなるDNA
(F)配列番号:19に記載の塩基配列からなるDNA、および配列番号:20に記載の塩基配列からなるDNA
(G)配列番号:21に記載の塩基配列からなるDNA、および配列番号:22に記載の塩基配列からなるDNA
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2010542109thum.jpg
出願権利状態 登録


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