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舞台演出システム

国内特許コード P120007711
整理番号 WASEDA-1086
掲載日 2012年6月22日
出願番号 特願2010-163453
公開番号 特開2012-024172
登録番号 特許第5604640号
出願日 平成22年7月20日(2010.7.20)
公開日 平成24年2月9日(2012.2.9)
登録日 平成26年9月5日(2014.9.5)
発明者
  • 三輪 敬之
  • 渡辺 貴文
  • 板井 志郎
  • 渡邊 大喜
出願人
  • 学校法人早稲田大学
発明の名称 舞台演出システム
発明の概要 【課題】プロジェクタの台数を抑え、演者が観客と向き合いながら投影画像を見られるようにする。
【解決手段】舞台演出システム10は、観客側空間Aと舞台側空間Bを仕切るスクリーン11と、舞台側空間B内の演者Pを撮像する撮像装置13と、演者Pが接地する床面14と、演者Pの撮像画像に基づいてスクリーン11及び床面14への投影画像を生成する画像生成装置16と、投影画像を観客側空間Aからスクリーン11に向かって投影するプロジェクタ17とを備えている。スクリーン11は、透光性を有する複数の投影面19と、各投影面19の間に形成された隙間20とを備えている。画像生成装置16は、演者Pの影画像を生成する影画像生成手段22と、投影面19に投影されるスクリーン用画像を生成するスクリーン用画像生成手段23と、影画像のうち、隙間20を通過して床面14に投影される床面用画像を生成する床面用画像生成手段24とを備えている。
【選択図】 図1
従来技術、競合技術の概要



近時において、演者による即興的な身体表現と、当該身体表現に対応したインタラクティブ性のある画像とを組み合わせた舞台演出がメディアアートやダンスパフォーマンスにて行われることが増えている。このような舞台演出には、所定の映像を舞台上の床面から背面に連続的に提示するシステムが用いられることがあるが、当該システムとして、本発明者らは、演者の足元から延びる影画像を人工的に生成し、床面における演者の接地部分から背面に向かって影画像を連続的に投影する影メディア投影システムを開発した(非特許文献1参照)。この影メディア投影システム50は、図7に示されるように、観客側から見て演者Pの背面側に配置された透光性を有する背面スクリーン52と、演者Pが接地する床面53と、演者Pを撮像するサーモカメラ55と、サーモカメラ55で撮像された演者Pの熱分布画像から、背面スクリーン52に投影される第1の影画像S1及び床面53に投影される第2の影画像S2をそれぞれ生成する影画像生成装置56と、第1の影画像S1を投影する第1のプロジェクタ58と、第2の影画像S2を投影する第2のプロジェクタ59とを備えている。第1のプロジェクタ58は、背面スクリーン52の裏側となる後方位置から背面スクリーンに52向かって第1の影画像S1を投影し、第2のプロジェクタ59は、天井側から床面53に向かって第2の影画像S2を投影するようになっている。

産業上の利用分野



本発明は、演者の動作に対応する影画像を人工的に生成して舞台上に投影する舞台演出システムに係り、更に詳しくは、簡単なシステム構成で、観客及び演者が同時に影画像を見ることのできる舞台演出システムに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
観客側の空間と舞台側の空間を仕切るスクリーンと、舞台側の空間内に存在する被写体を撮像する撮像装置と、前記被写体が接地する床面と、前記撮像装置で撮像された撮像画像に基づいて、前記スクリーン及び前記床面への投影画像を生成する画像生成装置と、当該画像生成装置で生成された前記投影画像を前記観客側の空間から前記スクリーンに向かって投影するプロジェクタとを備え、
前記スクリーンは、透光性を有する複数の投影面と、当該各投影面の間に形成された隙間とを備え、
前記画像生成装置は、前記撮像画像から前記被写体の動作に対応する影画像を生成する影画像生成手段と、前記影画像のうち、前記プロジェクタから前記投影面に投影されるスクリーン用画像を生成するスクリーン用画像生成手段と、前記影画像のうち、前記プロジェクタから前記隙間を通過して前記床面に投影される床面用画像を生成する床面用画像生成手段とを備え、
前記投影面及び前記隙間は、互い違いに配置され、前記床面と前記投影面に映し出される影画像のうち、前記投影面及び前記隙間の存在によって欠損した部分につき、周囲の視覚情報から補う前記観客の知覚補完作用によって画像の連続性を確保し、欠損のない完全な画像として認識可能となる程度に、前記投影面と前記隙間の幅が設定されることを特徴とする舞台演出システム。


【請求項2】
前記画像生成装置は、前記スクリーン用画像と前記床面用画像を合成して前記投影画像を生成する画像合成手段を更に備えたことを特徴とする請求項1記載の舞台演出システム。

【請求項3】
前記スクリーン用画像生成手段では、前記隙間に投影される部分の前記影画像をカットして前記スクリーン用画像を生成し、
前記床面用画像生成手段では、前記投影面に投影される部分の前記影画像をカットして前記床面用画像を生成することを特徴とする請求項2記載の舞台演出システム。

【請求項4】
前記画像生成装置は、前記スクリーン用画像と前記床面用画像を所定のタイミングで切り換えることで前記投影画像を生成することを特徴とする請求項1記載の舞台演出システム。

【請求項5】
所定の投影画像を前記舞台側の空間から前記スクリーンに向かって投影する他のプロジェクタを更に備えたことを特徴とする請求項1~4の何れかに記載の舞台演出システム。
国際特許分類(IPC)
画像

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JP2010163453thum.jpg
出願権利状態 登録
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