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間質性肺炎モデル及びその用途 新技術説明会

国内特許コード P120007772
整理番号 S2011-0104
掲載日 2012年7月11日
出願番号 特願2011-248179
公開番号 特開2012-125235
登録番号 特許第5888693号
出願日 平成23年11月14日(2011.11.14)
公開日 平成24年7月5日(2012.7.5)
登録日 平成28年2月26日(2016.2.26)
優先権データ
  • 特願2010-262669 (2010.11.25) JP
発明者
  • 金澤 智
出願人
  • 公立大学法人名古屋市立大学
発明の名称 間質性肺炎モデル及びその用途 新技術説明会
発明の概要 【課題】間質性肺炎の病態を良好に再現するモデル動物(即ち、間質性肺炎の病態により近い症状を呈する動物)、その作出方法、及びその用途を提供することを課題とする。
【解決手段】MHCクラスII転写活性化遺伝子、MHCクラスII転写活性化遺伝子の活性領域、及びMHCクラスII転写活性化遺伝子の変異体(但し、MHCクラスII遺伝子群の発現を制御するマスタースイッチ機能を有する)からなる群より選択されるDNAがII型コラーゲンプロモーターの制御下に配置された外来性DNAをホモ型で保有するトランスジェニック非ヒト哺乳動物からなる、間質性肺炎モデル動物が提供される。
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要


間質性肺炎は、肺の間質組織に炎症をきたす疾患の総称であり、難治疾患の一つである。間質性肺炎の内、特発性間質性肺炎は日本において特定疾患に指定されている。間質性肺炎の原因は、関節リウマチや多発性皮膚筋炎などの膠原病、粉塵やカビ・ペットの毛・羽毛などの慢性的な吸入、特定の薬剤、感染症など、様々である。原因を特定できない間質性肺炎は特発性間質性肺炎と呼ばれる。間質性肺炎の治療は一般に困難であり、殆どの症例においては、ステロイドホルモンや免疫抑制剤による対症療法が行われているのが現状である。



治療薬又は治療法の開発においては一般に、動物モデルが頻用される。これまでに、間質性肺炎モデルとしてブレオマイシンを用いた一過性の間質性肺炎モデルが報告されている。一方、慢性性、進行性の症状を示す間質性肺炎モデル動物は報告されていない。



尚、本願発明者らの研究グループは関節リウマチの病態を再現するモデル動物(D1CCマウス(特許文献1、非特許文献1)、B7.1トランスジェニックマウス(特許文献2))の開発に成功したことを報告した。

産業上の利用分野


本発明はトランスジェニック非ヒト哺乳動物に関する。詳しくは、間質性肺炎の病態を再現するモデル動物(間質性肺炎モデル動物)及びその用途に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
MHCクラスII転写活性化遺伝子、MHCクラスII転写活性化遺伝子の活性領域、及びMHCクラスII転写活性化遺伝子の変異体(但し、MHCクラスII遺伝子群の発現を制御するマスタースイッチ機能を有する)からなる群より選択されるDNAがII型コラーゲンプロモーターの制御下に配置された外来性DNAをホモ型で保有するトランスジェニック非ヒト哺乳動物からなり、
1回あたりのII型コラーゲンの投与量を0.01mg~0.05mgとして2回以上II型コラーゲンを投与することによって慢性性且つ進行性の間質性肺炎を発症し、
II型コラーゲンを3回投与すると、2回投与した場合に比較して、間質性肺炎の発症率が上昇するとともに、症状がより重篤化し、
前記非ヒト哺乳動物の種(属)がマウスであり、
遺伝的な背景が99%以上DBAである、間質性肺炎モデル動物。

【請求項2】
前記外来性DNAがII型コラーゲンエンハンサーを含む、請求項1に記載の間質性肺炎モデル動物。

【請求項3】
以下の(a)~(c)のステップを含む、間質性肺炎用薬剤のスクリーニング方法:
(a)請求項1又は2に記載の間質性肺炎モデル動物に対して、間質性肺炎を誘導する処置を施すステップ;
(b)前記間質性肺炎モデル動物に被験物質を投与するステップ;
(c)被験物質の治療効果又は予防効果を判定するステップ。

【請求項4】
間質性肺炎の発症頻度、間質性肺炎の発症時期、間質性肺炎の進行又は重篤化、間質性肺炎の改善、及び血清肺サーファクタントプロテインD(SP-D)値からなる群より選択される一以上の指標に基づき、ステップ(c)の判定を行う、請求項に記載のスクリーニング方法。

【請求項5】
対照群との比較に基づきステップ(c)の判定を行う、請求項又はに記載のスクリーニング方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 登録
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