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果実の着色調整方法

国内特許コード P120007829
掲載日 2012年8月1日
出願番号 特願2010-289738
公開番号 特開2012-135253
登録番号 特許第5682870号
出願日 平成22年12月27日(2010.12.27)
公開日 平成24年7月19日(2012.7.19)
登録日 平成27年1月23日(2015.1.23)
発明者
  • 國賀 武
出願人
  • 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
発明の名称 果実の着色調整方法
発明の概要 【課題】調整剤散布や色付きフィルムで覆う機材設置に係る費用や労力を軽減し、かつ薬剤に頼らない「すだち」「レモン」といった柑橘類の果皮色調整(着色時期の遅延)を行うことが可能な着色調整方法を提供する。
【解決手段】果樹Fが植えられている地面G上に果皮色調整シートを敷設して、460ないし490nmを最大とし、かつ350~600nmの範囲の波長の反射光を果実に照射することを特徴とする。
【選択図】図3
従来技術、競合技術の概要


日本の果実栽培においては、市場において果皮色が価格に及ぼす影響が大きいため、生産者が果実の着色を促進し、あるいは抑制する技術を用いて出荷時期の調整を図ることがある。



従来より、果実の品質を改良する技術として、以下の非特許文献1~9が知られている。
非特許文献1~3では、「温州みかん」の果実の生育と糖分向上とのバランスをとるために点滴かん水を行う技術、また、透湿性マルチシートの下で点滴かん水を行う技術が示されている。非特許文献4では、「柿」の着色を促進させて収穫時期を早めるために樹冠下へ反射マルチシートを敷設する技術が示されている。



ところで、上記非特許文献1~4は、「温州みかん」又は「柿」のような着色によって商品価値が上がる果実に適用されるものであり、「温州みかん」と同じ柑橘系ではあっても、表皮が着色することで商品価値が下がる「すだち」「レモン」に対してそのまま適用することができない
このため、研究者らは、「すだち」「レモン」にも適用可能なものとして、非特許文献5~7に示されるように市販のジベレリン水溶剤などの植物生長調整剤を散布することで、表皮の着色調整を行う技術、及び非特許文献8及び9に示されるように、施設栽培においてハウスや果実を光透過性の色付きフィルムで覆うことで、果実表皮の着色調整を行う技術を提供している。

産業上の利用分野


本発明は、果皮色調整シートを敷設することにより「すだち」「レモン」といった果実表皮の着色を調整する着色調整方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
果樹が植えられている周囲の地表に果皮色調整シートを敷設して、460から490nmまでの間に最大となる波長を有し、かつ350~600nmの範囲の波長の反射光を果実に照射することを特徴とする果実の着色調整方法。

【請求項2】
シート材に所定ピッチで多数の貫通孔を形成したことを特徴とする請求項1に記載の果実の着色調整方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2010289738thum.jpg
出願権利状態 登録


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