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サバイビン由来癌抗原ペプチド 実績あり

国内特許コード P120007842
整理番号 8007
掲載日 2012年8月7日
出願番号 特願2001-084438
公開番号 特開2002-284797
登録番号 特許第4780540号
出願日 平成13年3月23日(2001.3.23)
公開日 平成14年10月3日(2002.10.3)
登録日 平成23年7月15日(2011.7.15)
発明者
  • 佐藤 昇志
  • 池田 英之
  • 廣橋 良彦
  • 鳥越 俊彦
出願人
  • 北海道公立大学法人 札幌医科大学
発明の名称 サバイビン由来癌抗原ペプチド 実績あり
発明の概要 【課題】 癌細胞を標的とする細胞傷害性T細胞を誘導しうるペプチドを提供する。
【解決手段】 以下のアミノ酸配列:Ala Tyr Ala Cys Asn Thr Ser Thr Leuで示されるペプチド。
従来技術、競合技術の概要
近年における免疫学と分子生物学の進歩は、腫瘍免疫の進歩に多大の影響を与えている。ヒトでインフルエンザウイルス感染が起きた場合に、その感染に対して免疫が成立して感染症から離脱するという事象は以下の細胞性免疫により説明することができる。インフルエンザウイルスに感染した上皮細胞は、その細胞表面にある主要組織適合抗原複合体HLA分子上にウィルスゲノム由来の9~10のポリペプチドを提示する。このHLA-ウイルスペプチド複合体を提示する感染細胞は強烈なアロジェニック反応を惹起し、感染細胞は末梢血中に存在するCD8陽性CTLにより特異的に認識され、積極的に排除される。この細胞性免疫のメカニズムは自己の細胞が腫瘍化して生じた癌細胞に対しても同様に働くと理解される。このことは、ベルギーのThierry Boonらによる悪性黒色腫からの腫瘍抗原MAGE遺伝子の単離により証明された(Van der Bruggenら, Science, 254, 1643-1647(1991))。
T細胞が認識する癌抗原の同定方法としては、T細胞を用いてヒト癌由来のcDNAライブラリーをスクリーニングする方法が既に開発されており、この方法を用いて前記のMAGE遺伝子が単離された。それ以後、悪性黒色腫を初めとした癌細胞表面上のクラスI分子に提示されてT細胞に認識される癌由来癌抗原ペプチドが複数同定され、これらのいくつかを用いた臨床治験が開始されており、既に一定の成果が得られている。例えば、癌患者の血清中に存在する抗体により認識される分子として食道癌より同定されたNY-ESO-1分子は、その合成ペプチドがCTLの誘導能を有することが確認されている(Chen, YT.ら, Proc. Natl. Acad. USA, 94, 1914-1918(1997)及びJager, E.ら, J. Exp. Med., 187, 265-270(1998))。
産業上の利用分野
本発明は、癌細胞を標的とする細胞傷害性T細胞(以下、CTLという)を誘導することができるペプチドに関する。
また本発明は、前記ペプチドを含む癌ワクチン及び抗癌剤に関する。
更に本発明は、癌細胞を標的とするCTLを誘導するための前記ペプチドの使用、得られたCTL及び前記CTLを含む抗癌剤に関する。
特許請求の範囲 【請求項1】 配列番号1に示されるアミノ酸配列からなり、癌細胞を標的とする細胞傷害性T細胞を誘導しうるペプチド。
【請求項2】 請求項1に記載のペプチドを含む癌ワクチン。
【請求項3】 請求項1に記載のペプチドを含む抗癌剤。
【請求項4】 HLA-A24を発現する癌細胞を標的とする細胞傷害性T細胞をin vitroで誘導するための請求項1に記載のペプチドの使用。
【請求項5】 請求項1に記載のペプチドにより誘導され、かつ、HLA-A24を発現する癌細胞を標的とする細胞傷害性T細胞。
【請求項6】 請求項5に記載の細胞傷害性T細胞を含む抗癌剤。
産業区分
  • 有機化合物
  • 薬品
  • 微生物工業
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 権利存続中


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