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直径勾配を有する繊維の製造方法及び製造装置 コモンズ 新技術説明会

国内特許コード P120007860
整理番号 N11133
掲載日 2012年8月10日
出願番号 特願2012-097279
公開番号 特開2013-224505
登録番号 特許第5971628号
出願日 平成24年4月23日(2012.4.23)
公開日 平成25年10月31日(2013.10.31)
登録日 平成28年7月22日(2016.7.22)
発明者
  • 的場兵和
  • 伊藤 章喜
  • 伊香賀 敏文
  • 大越 豊
  • 伊東 清志
出願人
  • 国立大学法人信州大学
発明の名称 直径勾配を有する繊維の製造方法及び製造装置 コモンズ 新技術説明会
発明の概要 【課題】 精密に直径勾配を制御することを可能にする繊維の製造方法及び直径勾配を有する繊維の製造装置を提供する。
【解決手段】 繊維の送出装置10及び巻取装置12と、繊維を加熱するレーザ加熱装置30とを備え、送出装置10の繊維の送出速度を調節する手段と、巻取装置12の繊維の巻取速度を調節する手段と、レーザ加熱装置30の繊維に対するレーザ光の照射位置を調節する手段の、少なくともいずれか一つを調節して、レーザ延伸倍率を連続的に変化させる倍率変換装置20を備える。
【選択図】 図2
従来技術、競合技術の概要


脳脊髄手術においてなされる硬膜切開では、硬膜縫合の際に手術針が通過した孔位置から髄液が漏出することを防止するため、手術針よりも徐々に太く形成した縫合糸を使用することが検討されている(特許文献1)。血管や筋肉などを縫合する場合は、手術針が通過してできる針穴は徐々に収縮して縫合糸と針穴との隙間は埋まるが、硬膜は血管などと比べて伸縮性が低いため、針穴と縫合糸との隙間が埋まらずに隙間から髄液が漏出することがある。手術針よりも太くした縫合糸を使用すれば、縫合糸が針穴をふさいで髄液が漏出することを抑えることができる。



上述した縫合糸のように、長手方向に徐々に直径が変化する繊維(直径勾配を有する繊維)には、紡績糸では、その撚り数を変化させることで直径差を設けたシックアンドシンヤーンがある。フィラメント糸では,配向した合成繊維の延伸時に赤外線レーザを間欠的に照射することで,繊維軸方向に複屈折率変化と太細を有する繊維を作製することが報告されている。また、処理刃を用いて繊維に局所的な曲げを生じさせてクレージング(高分子材料の初期破断)を生じさせ,繊維軸方向に引き伸ばすことで,クレージングが生じた部分でネッキングを起こさせ,繊維直径に太細を持たせる技術も報告されている。

産業上の利用分野


本出願は、繊維の長手方向に直径が徐々に変化する直径勾配を有する繊維の製造方法及び製造装置に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
繊維を連続的にレーザ延伸する工程において、繊維の加熱源としてレーザ光の照射を使用し、
繊維の送出速度と、繊維の巻取速度と、繊維に対しレーザ光を照射する位置と、前記照射するレーザ光の出力とを調整して、延伸倍率を連続的に変化させる手段を備えることを特徴とする直径勾配を有する繊維の製造方法。

【請求項2】
直径変化幅が1.01倍以上10倍以下程度であり、直径勾配をもたせるスパン(変化領域)の長さが直径の10倍から100,000倍である繊維を製造することを特徴とする請求項1記載の直径勾配を有する繊維の製造方法。

【請求項3】
繊維の送出装置及び巻取装置と、繊維を加熱するレーザ加熱装置とを備え、
前記送出装置の繊維の送出速度を調節する手段と、前記巻取装置の繊維の巻取速度を調節する手段と、前記レーザ加熱装置の繊維に対するレーザ光の照射位置を調節する手段と、前記照射するレーザ光の出力を調整する手段とを調節して、レーザ延伸倍率を連続的に変化させる倍率変換装置を備えることを特徴とする直径勾配を有する繊維の製造装置。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2012097279thum.jpg
出願権利状態 登録
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