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ヒドロゲル化剤 新技術説明会

国内特許コード P120007926
整理番号 ShIP-8063N-YN03
掲載日 2012年9月24日
出願番号 特願2011-502762
登録番号 特許第5649073号
出願日 平成22年3月2日(2010.3.2)
登録日 平成26年11月21日(2014.11.21)
国際出願番号 JP2010053342
国際公開番号 WO2010101147
国際出願日 平成22年3月2日(2010.3.2)
国際公開日 平成22年9月10日(2010.9.10)
優先権データ
  • 特願2009-049660 (2009.3.3) JP
発明者
  • 山中 正道
出願人
  • 国立大学法人静岡大学
発明の名称 ヒドロゲル化剤 新技術説明会
発明の概要 本発明では、下記一般式(I)で表される置換芳香族化合物を含むヒドロゲル化剤が提供される〔R:水素原子又はアルキル基;X:酸素原子又は硫黄原子;Y、Y、Y:親水性基により置換されたアリール基;L:単結合、酸素原子、メチレンオキシ基、アリーレンオキシ基、-[CH-(O)r1-Zs1-基;L:単結合、酸素原子、メチレンオキシ基、アリーレンオキシ基、-[CH-(O)r2-Zs2-基;L:単結合、酸素原子、メチレンオキシ基、アリーレンオキシ基、-[CH-(O)r3-Zs3-基;Z、Z、Z:アリーレン基;r1、r2、r3:0又は1;s1、s2、s3;0又は1〕。



従来技術、競合技術の概要


一般に、ゲルは、塗料や樹脂等の分野において塗料や樹脂等に添加して流動性を調整したり、廃油、廃液、廃水等をゲル化して固形物とし水質汚染を防止したりする等、食品、環境保全の分野において幅広く利用されている。ゲルとは化学物質により形成された三次元網目構造中に水や有機溶剤などの流体が含まれている構造体をいい、流体が有機溶剤である場合をオルガノゲル、流体が水である場合をヒドロゲルという。



近年では、生体関連試料や環境試料のセンシングやスクリーニング等の技術にゲルを応用することが検討されているが、この場合には、水系環境におけるゲル化、即ちヒドロゲルやヒドロゲル化剤に関する開発が不可欠である。
ヒドロゲルやヒドロゲル化剤に関する技術としては、特定のグリコシドアミノ酸誘導体から成るヒドロゲル化剤(例えば、特開2003-327949号公報及び特開2005-13174号公報参照)や、特定の2’-デオキシウリジン誘導体から製造されたヒドロゲル(例えば、特開2005-194257号公報参照)、特定のベンズアミド誘導体を有効成分とするヒドロゲル化剤(例えば、特開2007-217551号公報参照)が知られている。

産業上の利用分野


本発明は、ヒドロゲル化剤に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
下記一般式(II)で表される置換芳香族化合物。
【化1】



〔一般式(II)において、Rは水素原子又はアルキル基を表し、Zはアリーレン基を表し、Q、Q、及びQは、それぞれ独立に、二価又は三価の芳香族炭化水素基を表す。Eはエチレン基を表し、S、S、及びSは、それぞれ独立に、糖基を表す。m1、m2、及びm3はそれぞれ独立に、1又は2を表し、n1、n2、及びn3は、それぞれ独立に、1~10の整数を表す。〕

【請求項2】
前記Rが、水素原子である請求項1に記載の置換芳香族化合物。

【請求項3】
前記n1、前記n2、及び前記n3は、それぞれ独立に、1~3の整数を表す請求項1又は請求項2に記載の置換芳香族化合物。

【請求項4】
下記例示化合物(1)~(5)のいずれか1つである請求項1に記載の置換芳香族化合物。
【化2】



〔例示化合物(1)~(5)において、1βGluは、βグルコースの1位の水酸基から水素原子を除いた1価の基を示し、1βMalは、βマルトースの1位の水酸基から水素原子を除いた1価の基を示す。〕

【請求項5】
前記例示化合物(1)~(3)のいずれか1つである請求項4に記載の置換芳香族化合物。

【請求項6】
請求項1~請求項5のいずれか1項に記載の置換芳香族化合物を含むヒドロゲル化剤。

【請求項7】
請求項1~請求項5のいずれか1項に記載の置換芳香族化合物を含むヒドロゲル。

【請求項8】
請求項1~請求項5のいずれか1項に記載の置換芳香族化合物と水系試料とを接触させることを含む水系試料のゲル化方法。

【請求項9】
下記一般式(I)で表される置換芳香族化合物と、該置換芳香族化合物の親水性基に相互作用する特定化合物と、を含む水系試料に、被検化合物を添加すること、
前記添加後の水系試料のゲル化活性を検出すること、
及び、
ゲル化活性が検出された水系試料に含まれる被検化合物を、前記親水性基よりも強く前記特定化合物に相互作用する標的化合物として選別すること、
を含むスクリーニング方法。
【化3】



〔一般式(I)において、Rは水素原子又はアルキル基を表し、Xは酸素原子又は硫黄原子を表し、Y、Y、及びYは、それぞれ独立に、親水性基により置換されたアリール基を表す。
は、単結合、酸素原子、メチレンオキシ基、アリーレンオキシ基、又は-[CH-(O)r1-Zs1-基を表し、Lは、単結合、酸素原子、メチレンオキシ基、アリーレンオキシ基、又は-[CH-(O)r2-Zs2-基を表し、Lは、単結合、酸素原子、メチレンオキシ基、アリーレンオキシ基、又は-[CH-(O)r3-Zs3-基を表す。
、Z、及びZは、それぞれ独立に、アリーレン基を表し、r1、r2、及びr3は、それぞれ独立に、0又は1を表し、s1、s2、及びs3は、それぞれ独立に、0又は1を表す。〕

【請求項10】
前記一般式(I)における親水性基が糖基を含む親水性基であり、前記特定化合物がレクチンであり、前記被検化合物が糖であり、前記標的化合物が糖である請求項9に記載のスクリーニング方法。

【請求項11】
前記一般式(I)における親水性基がアルキレンオキシ基及び糖基を含む親水性基であり、前記特定化合物がレクチンであり、前記被検化合物が糖であり、前記標的化合物が糖である請求項9に記載のスクリーニング方法。

【請求項12】
前記アルキレンオキシ基が、エチレンオキシ基である請求項11に記載のスクリーニング方法。

【請求項13】
下記一般式(II)で表される置換芳香族化合物と、該置換芳香族化合物の糖基に相互作用する特定化合物としてのレクチンと、を含む水系試料に、被検化合物としての糖を添加すること、
前記添加後の水系試料のゲル化活性を検出すること、
及び、
ゲル化活性が検出された水系試料に含まれる被検化合物としての糖を、前記糖基よりも強く前記レクチンに相互作用する糖として選別すること、
を含むスクリーニング方法。
【化4】



〔一般式(II)において、Rは水素原子又はアルキル基を表し、Zはアリーレン基を表し、Q、Q、及びQは、それぞれ独立に、二価又は三価の芳香族炭化水素基を表す。Eはエチレン基を表し、S、S、及びSは、それぞれ独立に、糖基を表す。m1、m2、及びm3はそれぞれ独立に、1又は2を表し、n1、n2、及びn3は、それぞれ独立に、1~10の整数を表す。〕
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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出願権利状態 登録
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