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土壌中油分の分析方法及び装置 コモンズ 新技術説明会

国内特許コード P120007931
整理番号 FU485
掲載日 2012年9月26日
出願番号 特願2012-101914
公開番号 特開2013-228337
出願日 平成24年4月27日(2012.4.27)
公開日 平成25年11月7日(2013.11.7)
発明者
  • 内村 智博
出願人
  • 国立大学法人福井大学
発明の名称 土壌中油分の分析方法及び装置 コモンズ 新技術説明会
発明の概要

【課題】ガソリン等の油分が土壌に含まれているか否か、含まれているとしたらどの成分がどの程度含まれているかの定量的・定性的分析を短時間で行うことができる土壌中油分の分析方法を提供する。
【解決手段】 土壌中に含まれる油分の分析方法において、抽出用の溶媒と土壌との混合溶液を攪拌した後、濾過して試料を得る工程と、この試料から試料ガスを生成する工程と、この試料ガスを真空チャンバに供給し、レーザー光を照射することでイオン化させて飛行時間型質量分析手段に導入する工程とを有する。
【選択図】 図1

従来技術、競合技術の概要


ガソリンスタンド等の事業所においては、例えば廃業後の跡地の土壌に蓄積したガソリン等の油分による環境汚染が問題となる。このような油分は長く土壌中に留まり、土壌汚染や飲料水汚染につながる可能性があることから、土壌中のガソリン等の油分を分析して、早期に分解・除去する必要がある。



土壌中の油分の分析方法としては、例えば、採取した土壌に脱水剤を混合して水分を除去した後、脱水された土壌に油分の抽出溶媒として有機溶剤を加えて混合し、抽出された溶液中の油分を定量分析する方法や、採取した土壌に有機溶剤を加えて混合した後に固液分離し、液体である前記有機溶剤に溶出した油分を定量分析する方法が知られている。
また、定量分析する方法としては、溶剤を揮発させた残りから油分の重量を定量する重量法、溶液を赤外分光計で測定するIR法、溶液をガスクロマトグラフで定量するGC法等が知られている(例えば、特許文献1~4参照)。
環境省中央環境審議会では、土壌の油汚染対策ガイドラインを策定し、その中で全石油系炭化水素の簡易分析法として、ガスクロマトグラフィー/水素炎イオン化検出器を紹介している。

産業上の利用分野


本発明は、土壌中に含まれる油分の分析方法及び装置にかかり、特に、ガソリン、軽油、灯油、重油等(以下、ガソリン等と記載する)の芳香族成分を含む油分の分析に適した方法及び装置に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
土壌中に含まれる油分の分析方法において、
抽出用の溶媒と土壌との混合溶液を攪拌した後、濾過して試料を得る工程と、
この試料から試料ガスを生成する工程と、
この試料ガスを真空チャンバに供給し、レーザー光を照射することでイオン化させて飛行時間型質量分析手段に導入する工程と、
を有することを特徴とする土壌中油分の分析方法。

【請求項2】
前記試料の構成成分をガスクロマトグラフにより分離し、分離した各成分を前記レーザー光によりイオン化することを特徴とする請求項1に記載の土壌中油分の分析方法。

【請求項3】
前記真空チャンバに前記試料ガスを導入する第一の試料導入管と、この第一の試料導入管に着脱自在に連結された第二の試料導入管と、この第二の試料導入管に挿脱自在な第三の試料導入管とを準備し、前記第三の試料導入管に前記試料を収容して前記第二の試料導入管に挿入し、前記第三の試料導入管から前記真空チャンバに前記試料ガスを供給することを特徴とする請求項1に記載の土壌中油分の分析方法。

【請求項4】
前記試料の構成成分のうち、前記レーザー光の照射により高感度に検出される成分が溶出した後に、前記レーザー光のエネルギを増大させるか、又は飛行時間型質量分析手段の検出器の検出感度を高めることを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載の土壌中油分の分析方法。

【請求項5】
土壌中に含まれる油分の分析装置において、
真空チャンバ内に試料ガスを導入する試料導入手段と、
導入された前記試料ガスにレーザー光を照射してイオン化するレーザー照射手段と、
生成した試料イオンの分析を行う飛行時間型質量分析手段と、
を備えることを特徴とする土壌中油分の分析装置。

【請求項6】
前記試料導入管が、前記真空チャンバに前記試料ガスを導入する第一の試料導入管と、この第一の試料導入管に着脱自在に連結された第二の試料導入管と、この第二の試料導入管に挿脱自在で前記試料を収容する第三の試料導入管とを有し、前記第一の試料導入管と前記第二の試料導入管とを連結手段で連結したことを特徴とする請求項5に記載の土壌中油分の分析装置。

【請求項7】
前記試料導入管が、前記真空チャンバに前記試料ガスを導入する第一の試料導入管と、この第一の試料導入管に連結された第二の試料導入管と、この第二の試料導入管に挿脱自在で前記試料を収容する第三の試料導入管とを有し、前記第三の試料導入管の外径を前記第一の試料導入管の内径よりも大きく形成したことを特徴とする請求項5に記載の土壌中油分の分析装置。
産業区分
  • 試験、検査
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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出願権利状態 審査請求前
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