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選別装置及び方法 コモンズ

国内特許コード P120007960
掲載日 2012年9月28日
出願番号 特願2003-410262
公開番号 特開2005-168347
登録番号 特許第3840543号
出願日 平成15年12月9日(2003.12.9)
公開日 平成17年6月30日(2005.6.30)
登録日 平成18年8月18日(2006.8.18)
発明者
  • 矢田 貞美
出願人
  • 国立大学法人東京海洋大学
発明の名称 選別装置及び方法 コモンズ
発明の概要

【課題】活イカのように表面に損傷が生じやすい対象の大小をほとんど損傷なく選別することができる選別装置及び方法を提供する。
【解決手段】給水口及び噴水孔を有するロール2,3の各々について、同一回転方向にし、周速度を1.6m/s付近とし、傾斜角度を6°付近とし、噴水孔の各々について、径を2mm付近とし、傾斜角を30~50°付近とする。これによって、従来ほとんど不可能であると考えられてきたロール面の水膜の厚さの均一化を良好に制御できるようになり、その結果、活イカのように表面に損傷が生じやすい対象の大小をほとんど損傷なく選別することができる。
【選択図】図1

従来技術、競合技術の概要


かかる選別装置及び方法としては、回転ロール式のもの(例えば、特許文献1)、ベルト式のもの(例えば、非特許文献1)、重量式のもの(例えば、特許文献2)、画像解析式のもの(例えば、特許文献3)等が従来提案されているが、ロールの真上から散水することによってロールによる円滑な選別(仕分け)を行っているので、いずれの場合にも対象(例えば、生鮮魚)の表面の損傷を軽減するのが困難である。



選別における対象表面の損傷を軽減するために、噴水ロール式の選別装置及び方法(例えば、非特許文献2)が提案されており、この場合、噴水孔を有する中空ロールを回転させ、重力と遠心力によって中空ロール内の水を噴出し、ロール面の水膜中で対象を滑降させているので、ロールと対象との間の摩擦が低減し、その結果、対象表面の損傷が軽減される。

【特許文献1】特開平13-239,214号(請求項1)

【特許文献2】特開平12-337,949号(請求項1)

【特許文献3】特開平8-50,052号(請求項1)

【非特許文献1】矢田(2003):海洋生産機械概論.成山堂,東京,22p

【非特許文献2】陳など(1996):種苗幼魚の噴水ロール式大小仕分け機構.日水誌,62,772-779

産業上の利用分野


本発明は、生鮮魚類(例えば、活イカ)などの対象を大小に応じて選別する選別装置及び方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
給水口及び噴水孔を有する複数のロールを具え、
これらロールの各々について、回転方向を同一にし、周速度を1.6m/sとし、傾斜角度を6°とし、
前記噴水孔の各々について、前記ロールの軸線に対する傾斜角度を30~50°とし、孔径2mmとしたことを特徴とする選別装置。

【請求項2】
前記ロールとそれに隣接するロールとの間の高低差を0.75cmとしたことを特徴とする請求項1記載の選別装置。

【請求項3】
給水口及び噴水孔を有する複数のロールを用いて対象を大小に応じて選別するに際し、
これらロールの各々について、回転方向を同一にし、周速度を1.6m/sとし、傾斜角度を6°とし、
前記噴水孔の各々について、前記ロールの軸線に対する傾斜角度を30~50°とし、孔径2mmとすることを特徴とする選別方法。

【請求項4】
前記ロールとそれに隣接するロールとの間の高低差を0.75cmとすることを特徴とする請求項3記載の選別方法。

【請求項5】
活イカの外套膜内包含水を排出する手段と、
給水口及び噴水孔を有し、前記外套膜内包含水が排出された活イカを大小に応じて選別する複数のロールを具え、
これらロールの各々について、回転方向を同一にし、周速度を1.6m/sとし、傾斜角度を6°とし、
前記噴水孔の各々について、前記ロールの軸線に対する傾斜角度を30~50°とし、孔径2mmとしたことを特徴とする選別装置。

【請求項6】
前記外套膜内包含水の排出を、前記活イカの感電、感熱又は光照射によって行うことを特徴とする請求項5記載の選別装置。

【請求項7】
前記ロールとそれに隣接するロールとの間の高低差を0.75cmとしたことを特徴とする請求項5又は6記載の選別装置。

【請求項8】
活イカの外套膜内包含水を排出し、
給水口及び噴水孔を有する複数のロールを用いて、前記外套膜内包含水が排出された活イカを大小に応じて選別し、
これらロールの各々について、回転方向を同一にし、周速度を1.6m/sとし、傾斜角度を6°とし、
前記噴水孔の各々について、前記ロールの軸線に対する傾斜角度を30~50°とし、孔径2mmとすることを特徴とする選別方法。

【請求項9】
前記外套膜内包含水の排出を、前記活イカの感電、感熱又は光照射によって行うことを特徴とする請求項8記載の選別方法。

【請求項10】
前記ロールとそれに隣接するロールとの間の高低差を0.75cmとすることを特徴とする請求項8又は9記載の選別方法。
産業区分
  • 水産
  • その他運輸
  • 事務機
  • 測定
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2003410262thum.jpg
出願権利状態 権利存続中


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