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貝類用標識及びこれを装着した貝類 コモンズ 実績あり

国内特許コード P120007962
掲載日 2012年9月28日
出願番号 特願2002-310726
公開番号 特開2004-141084
登録番号 特許第3962808号
出願日 平成14年10月25日(2002.10.25)
公開日 平成16年5月20日(2004.5.20)
登録日 平成19年6月1日(2007.6.1)
発明者
  • 山川 紘
  • 小池 康之
  • 中村 宏
  • 河口 真紀
出願人
  • 国立大学法人東京海洋大学
発明の名称 貝類用標識及びこれを装着した貝類 コモンズ 実績あり
発明の概要

【課題】貝類の貝殻へ簡単に装着することができ、貝に負担を与えることが無く、貝殻から脱落しにくく、捕獲後に剥がしたり偽造することができず、確実に貝の出所を識別することが可能な貝類用標識を提供すること。
【解決手段】貝類の貝殻周縁部を表裏から挟み付ける挟着具2の、貝殻裏面へ当てつける内側部分4において、貝殻と反対面に貝殻粉体6或いは貝殻主成分であるコンキオリン又は炭酸カルシウムを付着する。
【選択図】   図1

従来技術、競合技術の概要
アワビ等の有用水産貝類は、年々天然物が減少しているため、稚貝を養殖して自然海域に放流することが行われている。
しかし、放流した後は、個体識別標識がないために、漁獲量への寄与の程度を推測することができない。このため、資源管理上、適切な手段を講じることができなかった。
また、アワビ等貝類の密漁が盛んになり、市場において産地を特定することができないことも大きな問題であった。
そこで、貝類の出所を識別したり、標識放流された貝類の数年後の再捕数から、漁場の貝類の資源量を把握するために、稚貝の貝殻に標識を付けることが行われている。
【0003】
簡単に脱落することのない従来の標識としては、貝類の二枚貝靱帯に識別片となる金属片を、インジェクタを使用して埋設するものがある(特許文献1参照)。しかし、このものは、貝の生体組織である靱帯に金属を埋め込むので、専門的な器具が必要なうえ、極微少な金属線であるため、一般的にはほとんど番号すら読み取ることはできない。
また、稚貝の貝殻表面に化学結合により着色物質を析出したり(特許文献2参照)、鉄粉末粒子をコーティングした後、水中の酸素と反応させて錆を生成させる技術(特許文献3参照)が知られている。しかし、これらは、着色作業が面倒であるばかりか、発色するまでに時間がかかり、錆の色では目立ちにくいと言う欠点がある。
【0004】
【特許文献1】
特開平11-196706号公報
【特許文献2】
特開平6-141725号公報
【特許文献3】
特開2000-300108号公報
産業上の利用分野
本発明は、放流に際して貝に装着しておき、これにより貝の出所を識別する貝類用標識及びこの貝類用標識を装着した貝類に関する。
特許請求の範囲 【請求項1】貝類の貝殻周縁部を表裏から挟み付ける挟着具の、前記貝殻裏面へ当てつける部分において、前記貝殻と反対面に貝殻粉体を付着したことを特徴とする貝類用標識。
【請求項2】貝類の貝殻周縁部を表裏から挟み付ける挟着具の、前記貝殻裏面へ当てつける部分において、前記貝殻と反対面に貝殻主成分であるコンキオリン又は炭酸カルシウムを付着したことを特徴とする貝類用標識。
【請求項3】前記挟着具の外面に記号を表示した請求項1又は2に記載の貝類用標識。
【請求項4】前記挟着具の外面を着色した請求項1乃至3のいずれかに記載の貝類用標識。
【請求項5】請求項1乃至4のいずれかに記載の貝類用標識を装着した貝類。
産業区分
  • 水産
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2002310726thum.jpg
出願権利状態 権利存続中


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