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過酸化水素の検出方法および装置 外国出願あり

国内特許コード P120007988
整理番号 P09-005R
掲載日 2012年10月4日
出願番号 特願2010-550572
登録番号 特許第5066765号
出願日 平成22年2月10日(2010.2.10)
登録日 平成24年8月24日(2012.8.24)
国際出願番号 JP2010052392
国際公開番号 WO2010093052
国際出願日 平成22年2月10日(2010.2.10)
国際公開日 平成22年8月19日(2010.8.19)
優先権データ
  • 特願2009-032466 (2009.2.16) JP
発明者
  • 平岡 賢三
出願人
  • 国立大学法人山梨大学
発明の名称 過酸化水素の検出方法および装置 外国出願あり
発明の概要

過酸化水素蒸気の存在を高感度で検出する。放電プラズマにより生成した電子により空気中の酸素分子をイオン化して酸素分子負イオンOを生成する。生成した酸素分子負イオンOを,過酸化水素分子Hを検出すべき空間に供給する。過酸化水素分子Hが存在すれば,酸素分子負イオンOと過酸化水素分子HとのクラスタイオンO(H)が生成されるので,その質量分析により過酸化水素分子Hが検出できる。酸素分子負イオンO以外にも,塩化物イオンClなど,他の気相負イオンを用いることもできる。

従来技術、競合技術の概要


溶液中に含有される過酸化水素または気体の過酸化水素の検出方法は既にいくつか提案されている。たとえば,次のような文献がある。
特開2004-85374号公報
H.Huang,P.K.Dasgupta“Renewable liquid film-based electrochemical sensor for gaseous hydroperoxides”Talanta 44(1997)605-615
しかしながら,気体状の過酸化水素イオンの質量分析を用いた高感度検出方法は全く提案されていない。それは親(正)イオンHイオンが殆ど生成されないからであり,生成されたとしても分解されやすく,また空気中の水蒸気によるシグナルに妨害され,検出が困難であるからである。

産業上の利用分野


この発明は過酸化水素の検出方法および装置に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】 酸素分子負イオンO2-を生成し,
生成した酸素分子負イオンO2-を,過酸化水素分子H22とのクラスタリング反応空間に供給し,
上記クラスタリング反応空間内のイオンを分析装置に導いて,酸素分子負イオンO2-と過酸化水素分子H22とのクラスタイオンO2-(H22)の少なくとも存在の有無を検出し,それによって過酸化水素の少なくとも存在の有無を検出する,
過酸化水素の検出方法。
【請求項2】 塩化物負イオンCl-を生成し,
生成した塩化物負イオンCl-を,過酸化水素分子H22とのクラスタリング反応空間に供給し,
上記クラスタリング反応空間内のイオンを分析装置に導いて,塩化物負イオンCl-と過酸化水素分子H22とのクラスタイオンCl-(H22)の少なくとも存在の有無を検出し,それによって過酸化水素の少なくとも存在の有無を検出する,
過酸化水素の検出方法。
【請求項3】 電子を生成し,生成した電子により空気中の酸素分子をイオン化して酸素分子負イオンO2-を生成する,請求項1に記載の検出方法。
【請求項4】 大気圧下または減圧下での放電により電子を生成する,請求項3に記載の検出方法。
【請求項5】 酸素分子負イオンO2-を生成する手段,
生成した酸素分子負イオンO2-を,過酸化水素分子H22とのクラスタリング反応空間に供給する手段,および
上記クラスタリング反応空間内のイオンが導入され,酸素分子負イオンO2-と過酸化水素分子H22とのクラスタイオンO2-(H22)の少なくとも存在の有無を検出し,それによって過酸化水素の少なくとも存在の有無を検出するための分析装置,
を備えた過酸化水素の検出装置。
【請求項6】 サンプルを上記クラスタリング反応空間に供給する手段をさらに備えた請求項5に記載の検出装置。
産業区分
  • 試験、検査
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2010550572thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
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