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植物栽培装置及び植物栽培装置における可動ベッドの運用方法

国内特許コード P120008051
掲載日 2012年10月25日
出願番号 特願2011-046250
公開番号 特開2012-182993
登録番号 特許第5828541号
出願日 平成23年3月3日(2011.3.3)
公開日 平成24年9月27日(2012.9.27)
登録日 平成27年10月30日(2015.10.30)
発明者
  • 長崎 裕司
  • 中元 陽一
  • 川嶋 浩樹
  • 畔柳 武司
出願人
  • 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
発明の名称 植物栽培装置及び植物栽培装置における可動ベッドの運用方法
発明の概要 【課題】栽培槽となる可動ベッドの間隔調整を、簡易な構成及び制御で行うことができ、また、磁気近接センサ等の検出素子の使用を不要として検出ミスが発生の恐れを排除した植物栽培装置及び植物栽培装置における可動ベッドの運用方法を提供する。
【解決手段】少なくとも2台の可動ベッド2が連結パイプ3で結合されることで構成されるベッド連結ユニット10を複数ユニット(A~D)設け、これら各ベッド連結ユニット10に、走行レール1に沿ってユニット(A~D)単位で該可動ベッド2を移動させる駆動機構4が設置されていることを特徴とする。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要


イチゴ栽培は施設園芸の重要品目の一つであり、近年省力・軽労化の観点から、定植や栽培管理作業の姿勢改善に有効な高設栽倍加全国に広く普及してきている。
農林水産省委託研究プロジェクト担い手プロ(平成22年度からはアシストプロ)「超省力施設園芸生産技術の開発」では、イチゴの高設栽培を対象に、ロボット収穫技術の活用も想定し、慣行の2.5培である収量10t/10aを確保しながら、単位面積当たり労働時間の半減と、単位収穫量当たり生産費の半減を目標とした研究開発に取り組んでいる。このため、収量向上の一つの手段として吊り下げ式可動ベッドによる密植により、単位面積当たりの株数を慣行の1.5培定植できる栽培方法を提案している。従来の可動ベッドでは、通路に入るため個々のベッドを別々に動かす必要があり、作業者の操作さらには収穫ロボットの導入の観点から、簡便な可動ベッド開閉制御方法の開発が求められている。



そして、このようなイチゴ栽培に適用される技術として、特許文献1及び非特許文献1に示される植物栽培装置が知られている。
この植物栽培装置では、横梁に吊杆を介して固定された固定型栽培槽(固定ベッド)と、該横梁に吊杆を介して支持されかつ該横梁に沿って移動自在に設けられた移動型栽培槽(可動ベッド)とを有する構造とされ、該移動型栽培槽が、前記固定型栽培槽に対して近接又は離間することで、これら栽培槽の間に作業者が作業できる通路を形成する。

産業上の利用分野


本発明は、イチゴ栽培などに用いられる吊り下げ式高設栽培に適用される可動ベッドに関し、簡易かつ効率的に通路部分の形成を行うことができる植物栽培装置、及び植物栽培装置における可動ベッドの運用方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
植物が栽培される複数の可動ベッドが走行レールに沿って移動自在に設けられ、該可動ベッドの間が作業通路となる植物栽培装置であって、
少なくとも2台の前記可動ベッドが連結パイプで結合されることで構成されるベッド連結ユニットを複数ユニット設け、これら各ベッド連結ユニットには、前記走行レールに沿ってユニット単位で前記可動ベッドを移動させる駆動モータを設置し、
前記ベッド連結ユニットの下方に位置する地面上には、前記走行レールと平行に配置されたパイプレールと、前記パイプレールに沿って走行し、作業者の作業台が取り付けられる移動フレームとを有するプラットフォームが設置され、
前記作業台は、前記移動フレームに対して、前記移動フレームの走行方向と直交する方向に移動自在である、
ことを特徴とする植物栽培装置。

【請求項2】
前記走行レールには、該走行レールに設置された固定ベッドを挟むように、前記ベッド連結ユニットの一方の可動ベッドと、他方の可動ベッドが配置されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の植物栽培装置。

【請求項3】
前記ベッド連結ユニット毎の駆動モータは、スイッチボックスから駆動開始信号が出力されると一定時間、該ベッド連結ユニットを前記走行レールに沿って前進又は後進させる、
ことを特徴とする請求項1又は2のいずれか1項に記載の植物栽培装置。

【請求項4】
植物が栽培される複数の可動ベッドが走行レールに沿って移動自在に設けられ、該可動ベッドの間が作業通路となる植物栽培装置であって、少なくとも2台の前記可動ベッドが連結パイプで結合されることで構成されるベッド連結ユニットを複数ユニット設け、これら各ベッド連結ユニットには、前記走行レールに沿ってユニット単位で前記可動ベッドを移動させる駆動モータを設置し、前記ベッド連結ユニットの下方に位置する地面上には、前記走行レールと平行に配置されたパイプレールと、前記パイプレールに沿って走行し、作業者の作業台が取り付けられる移動フレームとを有するプラットフォームが設置され、前記作業台は、前記移動フレームに対して、前記移動フレームの走行方向と直交する方向に移動自在である植物栽培装置における可動ベッドの運用方法であって、
前記各ベッド連結ユニットをユニット単位でモータ駆動することにより、該ベッド連結ユニットの可動ベッドを同時に走行させ、
前記作業台を、前記移動フレームに対して、前記移動フレームの走行方向と直交する方向に移動させる、
ことを特徴とする植物栽培装置における可動ベッドの運用方法。

【請求項5】
前記走行レールには、該走行レールに設置された固定ベッドを挟むように、前記ベッド連結ユニットの一方の可動ベッドと、他方の可動ベッドが配置されている、
ことを特徴とする請求項4に記載の植物栽培装置における可動ベッドの運用方法。

【請求項6】
前記ベッド連結ユニット毎の駆動モータは、スイッチボックスから駆動開始信号が出力されると一定時間、該ベッド連結ユニットを前記走行レールに沿って前進又は後進させる、
ことを特徴とする請求項4又は5のいずれか1項に記載の植物栽培装置における可動ベッドの運用方法。
産業区分
  • 農林
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2011046250thum.jpg
出願権利状態 登録


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