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有機金属錯体並びに該錯体を用いた気体吸蔵物質、水素化反応用触媒及び水素化反応方法 コモンズ

国内特許コード P120008067
掲載日 2012年10月26日
出願番号 特願2003-030659
公開番号 特開2004-238347
登録番号 特許第4415161号
出願日 平成15年2月7日(2003.2.7)
公開日 平成16年8月26日(2004.8.26)
登録日 平成21年12月4日(2009.12.4)
発明者
  • 森 和亮
出願人
  • 学校法人神奈川大学
発明の名称 有機金属錯体並びに該錯体を用いた気体吸蔵物質、水素化反応用触媒及び水素化反応方法 コモンズ
発明の概要

【課題】ポルフィリン骨格を有する新規な構造を有するとともに、気体吸蔵物質や水素化反応用触媒として優れた活性を有する有機金属錯体を提供する。
【解決手段】金属原子及び該金属原子に配位結合した金属ポルフィリン構造を有する配位子より構成された、下記一般式(1)に示される2次元格子構造を繰り返し単位として有する様に構成する。

(上記一般式(1)中、M及びMは各々独立に、金属原子を表わす。R、R、R、及びRは各々独立に、Mにカルボキシル基で配位結合できる二価の有機基を示す。R、R、R、R、R、R10、R11、及びR12は各々独立に、一価の有機基又は水素原子を表わす。)
【選択図】 なし

従来技術、競合技術の概要
ゼオライト等の多孔体は、細孔の存在に基づく吸着作用、イオン交換作用、触媒作用等の特性によって、化学工業的に広く利用されており、近年、その応用範囲は多岐に亘っている。
【0003】
中でも、有機金属錯体を構成要素とする多孔体の合成が活発に研究されている。原料である配位子を選択することにより精密な多孔体のデザインが可能であり、分子認識や触媒作用に対して新しい機能の展開も期待されている。
【0004】
様々な細孔構造を有する有機金属錯体が合成されている中で、下記式(A)に表わされるポルフィリン構造を繰り返し単位として有する有機金属錯体が合成・同定されており、水素化反応が試みられた報告がある(非特許文献1)。
【0005】
【化2】
【0006】
しかしながら、その活性に関する知見は明らかになっていない。また、その構造中に金属ポルフィリン骨格を有する有機金属錯体は、未だ報告されていない。
【0007】
【非特許文献1】
日本化学会第80秋季年会(2001)、講演予稿集、p114、1B9-14
産業上の利用分野
本発明は、金属を含有するポルフィリン構造を有する新規な有機金属錯体、並びに、この錯体を用いた気体吸蔵物質、水素化反応用触媒、及び水素化反応方法に関する。
特許請求の範囲 【請求項1】 金属原子と、該金属原子に配位結合した金属ポルフィリン構造を有する配位子とから構成された、下記一般式(1)に示される2次元格子構造を繰り返し単位として有することを特徴とする有機金属錯体。
【化学式1】
(上記一般式(1)中、M1は、Rh、Cr、Pd、Zn、Mo、Cu、Ru、W、Re、及びOsより選択される金属原子を表わし、M2は、Cu、Cr、Rh、Ru、Pd、Mo、Zn、及びWより選択される金属原子を表わす。R1、R2、R3、及びR4は各々独立に、フェニル基、シクロヘキシル基、ナフチル基、及びデカヒドロナフチル基より選択される基を表わす。R5、R6、R7、R8、R9、R10、R11、及びR12は各々独立に、水素原子、ハロゲン原子、又は炭素数が1以上20以下の、アルキル基;アルコキシ基;アリール基;ビニル基;アミノ基;ホルミル基;カルボキシル基;及びチオール基より選択される基を表わす。
【請求項2】 請求項1に記載の有機金属錯体からなることを特徴とする気体吸蔵物質。
【請求項3】 上記一般式(1)中、M1がRhであり、M2がPdであり、R1、R2、R3、及びR4が各々フェニル基であり、R5、R6、R7、R8、R9、R10、R11、及びR12は各々水素である、請求項1に記載の有機金属錯体からなることを特徴とする水素化反応用触媒。
【請求項4】 請求項記載の水素化反応用触媒の存在下で水素化反応を行なうことを特徴とする水素化反応方法。
【請求項5】 該水素化反応が気相中で行なわれることを特徴とする、請求項記載の水素化反応方法。
産業区分
  • 有機化合物
  • その他無機化学
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 権利存続中
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