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酸化チタン粒子およびその製造方法

国内特許コード P120008088
整理番号 10113
掲載日 2012年10月29日
出願番号 特願2011-069562
公開番号 特開2012-201569
登録番号 特許第5649060号
出願日 平成23年3月28日(2011.3.28)
公開日 平成24年10月22日(2012.10.22)
登録日 平成26年11月21日(2014.11.21)
発明者
  • 齋藤 健一
  • 若宮 与二
出願人
  • 国立大学法人広島大学
発明の名称 酸化チタン粒子およびその製造方法
発明の概要 【課題】反応速度を速くできる酸化チタン粒子を提供する。
【解決手段】酸化チタン粒子10は、アモルファス相1と、多結晶相2と、TiZrOとを備える。アモルファス相1および多結晶相2の各々は、TiOからなる。そして、アモルファス相1は、欠陥を有する。酸化チタン粒子10は、ジルコニアからなる粉砕ボールと、多結晶からなる酸化チタンと、メタノールとを粉砕容器に入れ、粉砕容器を自転および公転させて酸化チタンを粉砕することによって製造される。製造された酸化チタン粒子10の粒径は、約400nmである。酸化チタン粒子10をメチレンブルー水溶液の脱色反応における光触媒として用いた場合、アモルファス相1に含まれる欠陥を介してメンチレンブルー水溶液の還元反応が促進される。そして、酸化チタン粒子10を光触媒として場合ときの脱色反応の反応速度は、従来の酸化チタンに比べ、約132倍になる。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要


光触媒は、化学、物理、工学および医薬の分野をはじめ、一般社会でも非常に注目されている。



特に、酸化チタン(TiO)を材料にした光触媒は、実用化され、抗菌コートの材料、外壁の汚れを分解する材料、手術室の壁・床などの殺菌材料として幅広く利用されている(非特許文献1,2)。



また、酸化チタンは、水の分解による水素発生を行なう光触媒として、燃料電池、およびクリーンエネルギー源を生成する重要な役割が期待されている。

産業上の利用分野


この発明は、酸化チタン粒子およびその製造方法に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
粒径がナノメートルオーダーの酸化チタン粒子であって、
アモルファス相からなる酸化チタンと、
多結晶相からなる酸化チタンと、
TiZrOとを含む酸化チタン粒子。

【請求項2】
粉砕ボールと、多結晶からなる酸化チタン粉体と、溶媒とを粉砕容器に入れる第1の工程と、
第1の時間の間、前記粉砕容器を自転および公転させる第2の工程と、
前記第2の工程の後、前記粉砕容器の自転および公転を停止し、前記第1の時間と異なる第2の時間の間、前記粉砕容器内の内容物を冷却する第3の工程と、
前記第2および第3の工程を所望の回数だけ行う第4の工程とを備える酸化チタン粒子の製造方法。

【請求項3】
前記第1の工程において、前記粉砕ボール、前記酸化チタン粉体および前記溶媒は、前記粉砕ボール、前記酸化チタン粉体および前記溶媒の順で前記粉砕容器へ入れられる、請求項2に記載の酸化チタン粒子の製造方法。

【請求項4】
前記第1の時間は、前記第2の時間よりも長い、請求項2または請求項3に記載の酸化チタンの製造方法。

【請求項5】
前記自転の回転数は、前記公転の回転数よりも大きい、請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の酸化チタン粒子の製造方法。
産業区分
  • 無機化合物
  • 混合分離
  • 処理操作
  • その他無機化学
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2011069562thum.jpg
出願権利状態 登録


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