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音響インピーダンス及び吸音率の測定方法 コモンズ 新技術説明会 実績あり

国内特許コード P120008115
掲載日 2012年11月1日
出願番号 特願2008-082656
公開番号 特開2009-236664
登録番号 特許第4876287号
出願日 平成20年3月27日(2008.3.27)
公開日 平成21年10月15日(2009.10.15)
登録日 平成23年12月9日(2011.12.9)
発明者
  • 大鶴 徹
  • 富来礼次
  • 岡本則子
  • 沓掛史典
  • 村上雅彦
  • 松本 玲
出願人
  • 国立大学法人 大分大学
発明の名称 音響インピーダンス及び吸音率の測定方法 コモンズ 新技術説明会 実績あり
発明の概要 【課題】特殊な装置や大規模な設備を必要とせず、現場施工状態にある材料の安定した音響インピーダンス及び吸音率を簡易に且つ精度良く測定する方法を提供する
【解決手段】被測定物の近傍に、所定の遠近間隔で二本の遠・近マイクロホン又は、音圧-粒子速度センサーを設置し、この二本の遠・近マイクロホン又は、音圧-粒子速度センサーに、拡散性を確保した音源から、上記材料の吸音率に応じて、上記マイクロホン又は上記センサーの音圧レベルを所定値にした音波を入射させ、遠・近マイクロホン間の音圧、又は音圧-粒子速度間の音圧の伝達関数を測定し、この測定値に基いて被測定物の音響インピーダンスと吸音率を算出することを特徴とする音響インピーダンス及び吸音率の測定方法。
【選択図】 図1
従来技術、競合技術の概要


従来より、材料の吸音率や音響インピーダンスの測定方法として、残響室を用いる方法、音響管を用いる方法、音源スピーカ・マイクロホン・試料間の精密な設置条件を考慮して現場で測定する方法がある。以下に、従来の材料の吸音率や音響インピーダンス測定方法について述べる。



残響室を用いる方法としてJIS A 1409、ISO 354に残響室法吸音率の測定方法が規定されている。これは、測定試料の無い残響室の残響時間と測定試料のある残響室の残響時間より、Sabineの残響式を用い、試料の吸音率を求める方法である。



また、特許文献1は、電気音響的設備を用いて上記の測定方法に改良を加えている。



図3は、音響管を用いて材料の音響インピーダンスを測定する方法の1つである。音響管の片側に試料を、もう片側に音源スピーカを設置する。さらに管の中心に移動可能なマイクロホン(プローブマイクロホン)を設置する。このマイクロホンを移動させ材料表面に近い部分の定在波のパターン、つまり第1Pminの生じる位置を測定することにより材料の音響インピーダンスを求めている。



図4は上記と同様に、音響管を用いて材料の音響インピーダンスを測定する方法である。上記の方法とはマイクロホンの種類並びに設置方法が異なり、固定された2つのマイクロホンにより測定された2点間の伝達関数から、試料表面の音響インピーダンスを求めている。



図5、図6は現場において、材料の音響インピーダンスを測定する方法であるが、妥当な音源・試料・マイクロホンの位置関係や音源の種類を求め、その条件により材料の音響インピーダンスを求めている。



特許文献2は、その場に存在する音、その音のレベルが不足する場合はスピーカ等から発せられる複数の互いにランダムな雑音と、固定された2つのマイクロホンにより測定された2点間の伝達関数から、試料表面の音響インピーダンスを求めている。
【特許文献1】
特開平10-260077号公報
【特許文献2】
特開2003-083805号公報

産業上の利用分野


本発明は、建築材料等の各種試料の音響インピーダンス及び吸音率の測定に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
被測定物の近傍に、所定の遠近間隔で二本の遠・近マイクロホンを設置し、この二本の遠・近マイクロホンに、拡散性を確保した音源から、上記被測定物の吸音率が0.2未満のとき近マイクロホン位置の音圧レベルが85dB以上の音波を入射させ、上記被測定物の吸音率が0.2以上0.6未満のとき近マイクロホン位置の音圧レベルが75dB以上の音波を入射させ、上記被測定物の吸音率が0.6以上のとき近マイクロホン位置の音圧レベルが65dB以上の音波を入射させ、遠・近マイクロホン間音圧の伝達関数を測定し、この測定値に基いて被測定物の音響インピーダンスと吸音率を算出することを特徴とする音響インピーダンス及び吸音率の測定方法。

【請求項2】
被測定物の近傍に、音圧-粒子速度センサーを設置し、この音圧-粒子速度センサーに、拡散性を確保した音源から、上記被測定物の吸音率が0.2未満のとき上記センサー位置の音圧レベルが70dB以上の音波を入射させ、上記被測定物の吸音率が0.2以上0.6未満のとき上記センサー位置の音圧レベルが65dB以上の音波を入射させ、上記被測定物の吸音率が0.6以上のとき上記センサー位置の音圧レベルが55dB以上の音波を入射させ、音圧-粒子速度間の伝達関数を測定し、この測定値に基いて被測定物の音響インピーダンスと吸音率を算出することを特徴とする音響インピーダンス及び吸音率の測定方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2008082656thum.jpg
出願権利状態 登録
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