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医療器具 新技術説明会

国内特許コード P120008127
整理番号 07079(A)
掲載日 2012年11月1日
出願番号 特願2007-237316
公開番号 特開2009-066163
登録番号 特許第4997536号
出願日 平成19年9月12日(2007.9.12)
公開日 平成21年4月2日(2009.4.2)
登録日 平成24年5月25日(2012.5.25)
発明者
  • 高木 健
  • 大政 洋平
  • 石井 抱
  • 岡島 正純
出願人
  • 国立大学法人広島大学
発明の名称 医療器具 新技術説明会
発明の概要

【課題】 手術中、手術箇所から視線移動を少なくして術者の手元で把持対象物にかかる力が視認できる医療器具を提供することを課題とする。
【解決手段】 固定指掛け部21と移動指掛け部22からなる操作部と、固定指掛け部21と弾性部材13を介して接続する連結管26と、グリップ28と、移動指掛け部22とグリップ28を接続する操作ロッド25と、連結管26と接続された固定側モアレスリット板11と、固定指掛け部21と接続された移動側モアレスリット板12とから構成する。固定側モアレスリット板11と移動側モアレスリット板12は重ねて配置し、グリップ28で把持対象物を把持し、グリップ28が把持対象物の厚みに応じて開いた状態のまま固定側指掛け部21が操作ロッド25の端24を支点に回転し、弾性部材13を変形させて移動側モアレスリット板12をスライドさせ、モアレ縞Yで対象物を把持する力を表示する。
【選択図】図1

従来技術、競合技術の概要


手術中には、生体の体腔内に挿入し臓器等を把持したり、把持したまま縫合する医療器具として鉗子やステープラー等が広く用いられている。しかし、通常の鉗子やステープラー等では、術者が把持対象物となる臓器にかかっている力を認知するには熟練度を必要とし、未熟者が使用すると臓器等が耐えられない強さで把持してしまい、いわゆる医療ミスをきたすことがある。また、このような医療ミスがあった場合、術者の問題なのか、それとも医療機器の問題なのかわからない場合がある。このため、把持対象物にかかっている力を認知できる鉗子やステープラー等の医療器具が求められている。



特許文献1によると、医療器具のグリップ部分に複数のセンサを備えた分布型センサユニットを設けた医療器具について開示されている。医療器具の挿入部を体腔内に挿入し、このセンサユニットから出力される複数のセンサ出力に基づいて把持対象物である生体組織の硬さや、医療器具が生体から受ける力を計測し、これを術者に提示している。

【特許文献1】特開平07-194610号公報

産業上の利用分野


本発明は、対象物を把持し、対象物に加わった力を操作する手元で視覚的に表示できる鉗子やステープラー等の医療器具に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
固定指掛け部と移動指掛け部からなる一対の操作部と、
固定指掛け部と弾性部材を介して接続する連結管と、
前記移動指掛け部の開閉操作に連動して開閉駆動される一対のグリップと、
前記連結管を貫通し前記移動指掛け部と前記グリップを接続する操作ロッドと、
前記連結管と接続された固定側モアレスリット板と、
前記固定指掛け部と接続された移動側モアレスリット板とを備え、
前記固定側モアレスリット板と前記移動側モアレスリット板は重ねて配置され、
前記グリップで把持対象物を把持し、前記グリップが把持対象物の厚みに応じて開いた状態のまま前記固定側指掛け部が前記操作ロッドの端を支点に回転して前記弾性部材を変形させて前記移動側モアレスリット板をスライドさせ、モアレ縞で前記対象物を把持する力を表示することを特徴とする医療器具。

【請求項2】
固定指掛け部と移動指掛け部からなる一対の操作部と、
前記移動指掛け部の開閉操作に連動して開閉駆動される一対のグリップと、
操作部側連結管とグリップ側連結管とを接続する弾性部材と、
前記操作部側連結管及びグリップ側連結管を貫通し前記移動指掛け部と前記グリップを接続する操作ロッドと、
前記グリップ側連結管と接続された固定側モアレスリット板と、
前記操作部側連結管と接続された移動側モアレスリット板とを備え、
前記固定側モアレスリット板と前記移動側モアレスリット板は重ねて配置され、
前記グリップで把持対象物を把持し、前記グリップが把持対象物の厚みに応じて開いた状態のまま前記固定側指掛け部が前記操作ロッドの端を支点に回転し、前記操作部側連結管で前記弾性部材を変形させて前記移動側モアレスリット板をスライドさせ、モアレ縞で前記対象物を把持する力を表示することを特徴とする医療器具。

【請求項3】
前記移動側モアレスリット板又は固定側モアレスリット板は前記操作ロッドに対して略垂直方向に複数の直線が施されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の医療器具。

【請求項4】
前記固定側モアレスリット板又は前記移動側モアレスリット板の一方はスリット状に複数の文字や記号が施され、前記移動側スリット板をスライドさせて前記複数の文字や記号を順に表示することを特徴とする請求項1又は2に記載の医療器具。

【請求項5】
前記把持対象物の強度に応じて異なる弾性係数を有する弾性体を用いることを特徴とする請求項1又は2に記載の医療器具。
産業区分
  • 治療衛生
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2007237316thum.jpg
出願権利状態 権利存続中


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