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底屈制動部材およびこれを用いた短下肢装具

国内特許コード P120008142
整理番号 09085
掲載日 2012年11月1日
出願番号 特願2009-273912
公開番号 特開2011-115296
登録番号 特許第5561688号
出願日 平成21年12月1日(2009.12.1)
公開日 平成23年6月16日(2011.6.16)
登録日 平成26年6月20日(2014.6.20)
発明者
  • 濱 聖司
出願人
  • 国立大学法人広島大学
発明の名称 底屈制動部材およびこれを用いた短下肢装具
発明の概要 【課題】底屈が可能で自然な状態で歩行できる簡易な構造の底屈制動部材及びこれを用いた短下肢装具を提供することを目的とする。
【解決手段】底屈制動部材41は、足底を載せるための足載置体21と下腿を支持する下腿支持体11とがそれぞれの踝部23、13で接続される短下肢装具1の足載置体21のアキレス腱部22或いは下腿支持体11のアキレス腱部12に取り付けられる部材である。底屈制動部材41は圧縮変形可能な柔軟性弾性材料から構成され、下腿支持体11のアキレス腱部12或いは足載置体21のアキレス腱部22に当接してから、圧縮されて足首関節を所定角度底屈させる。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要



脳卒中等で足首関節を自己の意思で自由に動かすことができないという障害を生じることがある。このような障害を負った患者は、つま先が下に垂れ下がる(下垂足、尖足)ため、歩行の際に円滑な体重移動を行えず、また、爪先が床に引っ掛かる等して上手く歩けないことから、一般的に補助器具として短下肢装具が用いられている。





従来の短下肢装具は、足首をほぼ90°に曲げた状態に固定するタイプの固定型装具が主流であった。しかし、このような固定型の短下肢装具では、底屈動作(足先が垂れ下がる方向に曲げる動作)及び背屈動作(足先が持ち上がる方向に曲げる動作)が不可能であるため、スムーズな歩行を妨げていた。このため、最近では歩行時における足首の底屈動作や背屈動作を可能とする短下肢装具が提案されている。





特許文献1では、足載置体と脛添体とを接続する継ぎ手にスプリングを組み込んで、底屈動作及び背屈動作を可能とした短下肢装具が開示されている。





特許文献2では、足載置体と脹ら脛支持体とを接続する継ぎ手に所謂油圧式ダンパーを組み込んで、底屈動作及び背屈動作を可能とした短下肢装具が開示されている。

産業上の利用分野



本発明は底屈制動部材およびこれを用いた短下肢装具に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
足底を載せるための足載置体と下腿を支持する下腿支持体とがそれぞれの踝部で接続される短下肢装具の前記足載置体のアキレス腱部或いは前記下腿支持体のアキレス腱部に取り付けられる底屈制動部材であって、
前記底屈制動部材は圧縮変形可能な柔軟性弾性材料から構成されるとともに半円柱状に形成され、前記下腿支持体のアキレス腱部と前記足載置体のアキレス腱部とで押圧されて所定量圧縮し、足首関節を所定角度底屈させ、
前記底屈制動部材は、前記足載置体のアキレス腱部或いは前記下腿支持体のアキレス腱部に接触して取り付けられる一方の底面を除いて露出して取り付けられ、足首の3次元的な傾きに応じて3次元的に圧縮変形する、
ことを特徴とする底屈制動部材。

【請求項2】
前記底屈制動部材は足首関節を2~12°底屈させることを特徴とする請求項1に記載の底屈制動部材。

【請求項3】
前記柔軟性弾性材料がスポンジ材であることを特徴とする請求項1又は2に記載の底屈制動部材。

【請求項4】
硬さの異なる複数の前記柔軟性弾性材料が組み合わされて構成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の底屈制動部材。

【請求項5】
足底を載せるための足載置体と、
下腿を支持する下腿支持体と、
前記足載置体の踝部と前記下腿支持体の踝部とを接続する継ぎ手と、
前記足載置体のアキレス腱部或いは前記下腿支持体のアキレス腱部に設置される請求項1乃至4のいずれかに記載の底屈制動部材と、を備えることを特徴とする短下肢装具。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2009273912thum.jpg
出願権利状態 登録


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