TOP > 国内特許検索 > 下半身装着用具

下半身装着用具 実績あり 外国出願あり

国内特許コード P120008163
整理番号 F07203-JP
掲載日 2012年11月1日
出願番号 特願2010-514344
登録番号 特許第5366059号
出願日 平成21年5月11日(2009.5.11)
登録日 平成25年9月20日(2013.9.20)
国際出願番号 JP2009002049
国際公開番号 WO2009144877
国際出願日 平成21年5月11日(2009.5.11)
国際公開日 平成21年12月3日(2009.12.3)
優先権データ
  • 特願2008-140048 (2008.5.28) JP
発明者
  • 濱 聖司
  • 大坪 政文
出願人
  • 国立大学法人広島大学
発明の名称 下半身装着用具 実績あり 外国出願あり
発明の概要

骨盤帯1は、患者Aの股関節の後方に配置される圧迫体2と、患者Aの骨盤100に対応する部位に巻かれるように形成された圧迫体固定用バンド3とを備えている。圧迫体2を股関節へ向けて押し付けた状態で固定することにより、歩行時に股関節が後方へ崩れるようになるのを抑制し、歩行姿勢を正常に近づける。

従来技術、競合技術の概要


例えば、脳卒中、神経筋疾患等を発症した患者や、脊髄が損傷した患者においては、下肢や体幹部に麻痺等による機能障害が生じることがあり、さらに、その機能障害に起因して下肢や体幹部の筋力が低下することがある。このような患者は、歩行時に立脚期となっている側の下肢の股関節が後方へ崩れるようになって骨盤が動揺して位置が定まらず、これによって体幹部が全体的に不自然に動揺して体のバランスが大きく崩れてしまい、歩行姿勢が正常範囲から逸脱して異常な姿勢となり、歩行困難に陥る。



また、一方の下肢に麻痺が起こっている患者が歩行した場合、麻痺が起こっている側の下肢(麻痺側下肢)が立脚期になると、股関節が後方に崩れるようになって臀部が後方へ動き、麻痺側下肢の膝関節が過伸展になる。膝関節が過伸展になると、健常側下肢を前方へ十分に振り出すことができず、効率の悪い歩行姿勢となり、歩行困難に陥る。



上記したような歩行困難に陥った患者に対しては、機能回復を図るべく、リハビリテーションが行われている。リハビリテーションで使用される装置としては種々のものが考案されており、例えば、特許文献1には、歩行の際に下肢に補助力を付与するように構成された歩行補助装置が開示されている。この歩行補助装置は、患者の腰部に装着される腰部装着部と、下肢に装着される下肢装着部と、補助力を発生する駆動ユニットとを備えている。腰部装着部は、左右の腸骨に対応する部位から後方へ周り込むように形成された背当て部と、背当て部を腰部に固定するためのベルト部とを有している。また、駆動ユニットは、減速機付き電動モーターを内蔵しており、背当て部と下肢装着部とを連結するように取り付けられている。

産業上の利用分野


本発明は、例えば、麻痺等によって歩行困難に陥った患者に装着される下半身装着用具に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
下半身に装着される下半身装着用具において、
股関節を圧迫する圧迫体と、
上記圧迫体を股関節へ向けて後方から押し付けて固定するための固定部材とを備え、
上記圧迫体の押圧面は、膨出するように湾曲しており、
上記固定部材は、上記圧迫体を、臀部における大殿筋の左右方向外縁付近から外側にかけて該臀部の斜め後方に形成されるくぼみ部分に固定するように構成されていることを特徴とする下半身装着用具。

【請求項2】
下半身に装着される下半身装着用具において、
股関節を圧迫する圧迫体と、
上記圧迫体を股関節へ向けて後方から押し付けて固定するための固定部材とを備え、
上記圧迫体の押圧面は、膨出するように湾曲しており、
上記固定部材は、上記圧迫体を、臀部における大殿筋の左右方向外縁付近から外側にかけて該臀部の斜め後方に形成されるくぼみ部分に固定するように構成され、
上記圧迫体の固定により、立脚時において股関節が後方へ崩れるようになって臀部が後方へ移動するのを抑制することを特徴とする下半身装着用具。

【請求項3】
請求項1又は2に記載の下半身装着用具において、
固定部材は、圧迫体固定用バンドであり、
圧迫体は、上記圧迫体固定用バンドが挿通する挿通部を有していることを特徴とする下半身装着用具。

【請求項4】
請求項1又は2に記載の下半身装着用具において、
固定部材は、長尺状に形成されるとともに、その長手方向に伸縮する弾性部を有していることを特徴とする下半身装着用具。

【請求項5】
請求項1又は2に記載の下半身装着用具において、
寛骨の腸骨翼及び仙骨に対応する部位を覆う骨盤後方支持部を備えていることを特徴とする下半身装着用具。

【請求項6】
請求項1又は2に記載の下半身装着用具において、
寛骨の恥骨結合に対応する部位を覆う恥骨支持部を備えていることを特徴とする下半身装着用具。

【請求項7】
請求項1又は2に記載の下半身装着用具において、
固定部材は、圧迫体固定用バンドであり、
上記圧迫体固定用バンドの一端部が連結されるとともに、骨盤の後側を覆うように形成された骨盤後方支持パネルと、
上記圧迫体固定用バンドの他端部が連結されるとともに、寛骨の恥骨結合を覆うように形成された恥骨支持パネルと、
上記骨盤後方支持パネル及び上記恥骨支持パネルに連結されて股関節の側方を延びる股関節外側サポートバンドとを備え、
上記圧迫体は、上記圧迫体固定用バンドにより、上記くぼみ部分に、上記股関節を後方から圧迫するように固定され、立脚時において股関節が後方へ崩れるようになって臀部が後方へ移動するのを抑制することを特徴とする下半身装着用具。

【請求項8】
請求項に記載の下半身装着用具において、
骨盤後方支持パネルに連結されて腹部の正面に巻かれるとともに、該骨盤後方支持パネルを、骨盤の後側を覆うように配置した状態で固定するためのパネル固定バンドと、
上記骨盤後方支持パネル及び恥骨支持パネルに連結されて腹部の側方を延びる連結バンドとの少なくとも一方を備えていることを特徴とする下半身装着用具。

【請求項9】
請求項1又は2に記載の下半身装着用具において、
固定部材は、圧迫体固定用バンドであり、
上記圧迫体固定用バンドは、骨盤に対応する部位に巻かれるループ状をなすとともに、上記圧迫体を、臀部における大殿筋の左右方向外縁付近から外側にかけて該臀部の斜め後方に形成される左右のくぼみ部分のうちの一方のくぼみ部分に、股関節へ向けて後方から圧迫するように固定し、立脚時において股関節が後方へ崩れるようになって臀部が後方へ移動するのを抑制し、該圧迫体固定用バンドの左右方向について上記圧迫体の固定側と反対側の部位が腸骨翼の上方に対応する部位に巻かれていることを特徴とする下半身装着用具。
産業区分
  • 治療衛生
  • 被服、身のまわり品
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2010514344thum.jpg
出願権利状態 権利存続中


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close