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ビスホスフィン化合物、及びビスホスフィン化合物を配位子とする遷移金属触媒、並びにこれらの製造方法

国内特許コード P120008238
整理番号 S2012-0510-N0
掲載日 2012年11月14日
出願番号 特願2012-046272
公開番号 特開2013-180991
登録番号 特許第5955034号
出願日 平成24年3月2日(2012.3.2)
公開日 平成25年9月12日(2013.9.12)
登録日 平成28年6月24日(2016.6.24)
発明者
  • 中村 正治
  • 畠山 琢次
  • 橋本 徹
  • 仲嶋 翔
  • 中川 尚久
出願人
  • 国立大学法人京都大学
発明の名称 ビスホスフィン化合物、及びビスホスフィン化合物を配位子とする遷移金属触媒、並びにこれらの製造方法
発明の概要 【解決課題】種々の有機合成反応、特にクロスカップリング反応において、高効率、かつ高選択的な進行を可能とするリン原子上に嵩高い置換基を有する新規な二座ホスフィン配位子のビスホスフィン化合物、及び当該ビスホスフィン化合物を配位子とした遷移金属触媒、並びにこれらの製造方法を提供する。
【解決手段】一般式(A)、又は一般式(B)によって表されるビスホスフィン化合物、及び当該ビスホスフィン化合物を配位子として用いた遷移金属触媒、並びにこれらの製造方法に関する。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要


有機エレクトロニクス材料、医農薬及びその中間体、並びに液晶材料等の工業的に重要な基幹化合物を合成する上で、遷移金属触媒を用いた有機合成反応は、工業的に広く一般的に利用されている。



特に、クロスカップリング反応は、前記の化合物の合成に広く利用されている鍵反応であり、当該反応に用いられる遷移金属触媒として、リン原子を有するホスフィン配位子を有する遷移金属触媒が知られている(例えば、特許文献1~8及び非特許文献1)。



ところで、遷移金属触媒を形成する金属の選択や、配位子の分子構造の設計は、原料化合物の反応の進行に大きく影響を及ぼすものとなるため、非常に重要なファクターとなる。特に、工業生産には、高い効率と選択性が要求されるため、実際に使用することのできる触媒金属、及びその配位子は限られる。



このような観点から、例えば、特許文献9では、リン上に嵩高い置換基を有し、二個の置換されたリン原子をフェニレン架橋した二座ホスフィン配位子が知られている。特許文献9の配位子を用いた遷移金属触媒は、クロスカップリング反応において、有用であるが、触媒金属が特定の金属に限られており、原料化合物においても限定されるものであった。

産業上の利用分野


本発明は、新規なビスホスフィン化合物、及び当該ビスホスフィン化合物を配位子とする新規な遷移金属触媒、並びにこれらの製造方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
一般式(A):
【化1】


[式(A)中、
Eは、炭素原子、又はケイ素原子である。
1Aは、同一であっても異なっていてもよく、R1Aが、それぞれ分岐鎖状のアルキル基;置換基を有していてもよいシクロアルキル基;置換基を有していてもよいアリール基;置換基を有していてもよいヘテロアリール基;置換基を有していてもよいアダマンチル基;アリール基、ヘテロアリール基、式(a):
-Si(R’) (a)
[式(a)中、R’は、同一であっても異なっていてもよく、それぞれ、アルキル基、アルコキシ基、アリール基、又はアリールオキシ基である。]で表される基、及びアルコキシ基よりなる群から選ばれる少なくとも1個の置換基が置換されたアルキル基;式(a):
-Si(R’) (a)
[式(a)中、R’は、前記と同じである。]
で表される基;式(b):
-OSi(R’) (b)
[式(b)中、R’は、前記と同じである。]で表される基;又は置換基を有していてもよいアリール基を1~2個有するアミノ基である。
2Aは、同一であっても異なっていてもよく、それぞれ水素原子;フッ素原子;置換基を有していてもよいアルキル基;置換基を有していてもよいアルコキシ基;置換基を有していてもよいアリールオキシ基;ヒドロキシル基;置換基を有していてもよいシクロアルキル基;置換基を有していてもよいアリール基;置換基を有していてもよいヘテロアリール基;式(a):
-Si(R’) (a)
[式(a)中、R’は、前記と同じである。]で表される基;式(b):
-OSi(R’) (b)
[式(b)中、R’は、前記と同じである。]で表される基;又は置換基としてアルキル基、及びアリール基よりなる群から選ばれた基を1~2個有することのあるアミノ基である。
3Aは、同一であっても異なっていてもよく、それぞれ水素原子又はフッ素原子である。
4Aは、同一であっても異なっていてもよく、それぞれ水素原子;フッ素原子;置換基を有していてもよいアルキル基;置換基を有していてもよいアルコキシ基;置換基を有していてもよいアリールオキシ基;置換基を有していてもよいシクロアルキル基;置換基を有していてもよいアリール基;置換基を有していてもよいヘテロアリール基;置換基としてアリール基を1~2個有することのあるアミノ基;置換基を有していてもよいアダマンチル基;又は式(a):
-Si(R’) (a)
[式(a)中、R’は、前記と同じである。]で表される基である。
また、2個のR4Aが互いに結合し、R4Aが置換されている炭素原子と共に、3~8員環の飽和又は不飽和の脂環式炭化水素を形成してもよい。
5Aは、同一であっても異なっていてもよく、それぞれ水素原子;フッ素原子;置換基を有していてもよいアルキル基;置換基を有していてもよいアルコキシ基;置換基を有していてもよいアリールオキシ基;置換基を有していてもよいシクロアルキル基;置換基を有していてもよいアリール基;置換基を有していてもよいヘテロアリール基;置換基としてアリール基を1~2個有することのあるアミノ基;置換基を有していてもよいアダマンチル基;又は式(a):
-Si(R’) (a)
[式(a)中、R’は、前記と同じである。]で表される基である。
また、2個のR5Aが互いに結合し、R5Aが置換されているEと共に、3~8員環の飽和又は不飽和の脂環式炭化水素を形成してもよい。
また、2個のR5Aに代えて、式(c):
【化2】


[式(c)中、R”は、同一であっても、異なっていてもよく、それぞれ、水素原子;置換基を有していてもよいアルキル基;置換基を有していてもよいシクロアルキル基;置換基を有していてもよいアリール基;置換基を有していてもよいヘテロアリール基である。また、2個のR”が互いに結合し、R”が置換されている炭素原子と共に、3~8員環の飽和の脂環式炭化水素を形成してもよい。]で表される基である。
さらに、R4AとR5Aが互いに結合し、R4Aが置換されている炭素原子、及びR5Aが置換されているEと共に、3~8員環の飽和若しくは不飽和の脂環式炭化水素、又は6~10員環の芳香族炭化水素を形成してもよい。]
で表されるビスホスフィン化合物。

【請求項2】
一般式(A-M):
【化3】


[式(A-M)中、
Eは、炭素原子、又はケイ素原子である。
1Aは、同一であっても異なっていてもよく、R1Aが、それぞれ分岐鎖状のアルキル基;置換基を有していてもよいシクロアルキル基;置換基を有していてもよいアリール基;置換基を有していてもよいヘテロアリール基;置換基を有していてもよいアダマンチル基;アリール基、ヘテロアリール基、式(a):
-Si(R’) (a)
[式(a)中、R’は、同一であっても異なっていてもよく、それぞれ、アルキル基、アルコキシ基、アリール基、又はアリールオキシ基である。]で表される基、及びアルコキシ基よりなる群から選ばれる少なくとも1個の置換基が置換されたアルキル基;式(a):
-Si(R’) (a)
[式(a)中、R’は、前記と同じである。]
で表される基;式(b):
-OSi(R’) (b)
[式(b)中、R’は、前記と同じである。]で表される基;又は置換基を有していてもよいアリール基を1~2個有するアミノ基である。
2Aは、同一であっても異なっていてもよく、それぞれ水素原子;フッ素原子;置換基を有していてもよいアルキル基;置換基を有していてもよいアルコキシ基;置換基を有していてもよいアリールオキシ基;ヒドロキシル基;置換基を有していてもよいシクロアルキル基;置換基を有していてもよいアリール基;置換基を有していてもよいヘテロアリール基;式(a):
-Si(R’) (a)
[式(a)中、R’は、前記と同じである。]で表される基;式(b):
-OSi(R’) (b)
[式(b)中、R’は、前記と同じである。]で表される基;又は置換基としてアルキル基、及びアリール基よりなる群から選ばれた基を1~2個有することのあるアミノ基である。
3Aは、同一であっても異なっていてもよく、それぞれ水素原子又はフッ素原子である。
4Aは、同一であっても異なっていてもよく、それぞれ水素原子;フッ素原子;置換基を有していてもよいアルキル基;置換基を有していてもよいアルコキシ基;置換基を有していてもよいアリールオキシ基;置換基を有していてもよいシクロアルキル基;置換基を有していてもよいアリール基;置換基を有していてもよいヘテロアリール基;置換基としてアリール基を1~2個有することのあるアミノ基;置換基を有していてもよいアダマンチル基;又は式(a):
-Si(R’) (a)
[式(a)中、R’は、前記と同じである。]で表される基である。
また、2個のR4Aが互いに結合し、R4Aが置換されている炭素原子と共に、3~8員環の飽和又は不飽和の脂環式炭化水素を形成してもよい。
5Aは、同一であっても異なっていてもよく、それぞれ水素原子;フッ素原子;置換基を有していてもよいアルキル基;置換基を有していてもよいアルコキシ基;置換基を有していてもよいアリールオキシ基;置換基を有していてもよいシクロアルキル基;置換基を有していてもよいアリール基;置換基を有していてもよいヘテロアリール基;置換基としてアリール基を1~2個有することのあるアミノ基;置換基を有していてもよいアダマンチル基;又は式(a):
-Si(R’) (a)
[式(a)中、R’は、前記と同じである。]で表される基である。
また、2個のR5Aが互いに結合し、R5Aが置換されているEと共に、3~8員環の飽和又は不飽和の脂環式炭化水素を形成してもよい。
また、2個のR5Aに代えて、式(c):
【化4】


[式(c)中、R”は、同一であっても、異なっていてもよく、それぞれ、水素原子;置換基を有していてもよいアルキル基;置換基を有していてもよいシクロアルキル基;置換基を有していてもよいアリール基;置換基を有していてもよいヘテロアリール基である。また、2個のR”が互いに結合し、R”が置換されている炭素原子と共に、3~8員環の飽和の脂環式炭化水素を形成してもよい。]で表される基である。
さらに、R4AとR5Aが互いに結合し、R4Aが置換されている炭素原子、及びR5Aが置換されているEと共に、3~8員環の飽和若しくは不飽和の脂環式炭化水素、又は6~10員環の芳香族炭化水素を形成してもよい。
Mは、0~3価の鉄、コバルト、ニッケル、又はパラジウムである。
nは、0~3の整数である。
Xは、ハロゲン原子、アルコキシ基(alkoxy group)、置換基を有していてもよいアリル基、アリールオキシ基(aryloxy group)、トリフラート基(triflate group)、トシラート基(tosylate group)、メシラート基(mesylate group)、ビス(トリフルオロメタンスルホン)イミド基、ジアルキルスルホンイミド基、ジアリールスルホンイミド基、アセチルアセトナート基(acetylacetonate group)、カルボキシレート基(carboxylate group)、ヒドロキシル基(hydroxyl group)、シクロペンタジエニル基、又は水素原子である。また、Xは、一酸化炭素、置換基を有していてもよいアレーン、置換基を有していてもよいアルケン、置換基を有していてもよいジエン、又は置換基を有していてもよいアルキンの中性配位子であって、Mと配位結合されていてもよい。]
で表されるクロスカップリング反応に用いられる遷移金属触媒。

【請求項3】
一般式(A):
【化5】


[式(A)中、
Eは、炭素原子、又はケイ素原子である。
1Aは、同一であっても異なっていてもよく、R1Aが、それぞれ分岐鎖状のアルキル基;置換基を有していてもよいシクロアルキル基;置換基を有していてもよいアリール基;置換基を有していてもよいヘテロアリール基;置換基を有していてもよいアダマンチル基;アリール基、ヘテロアリール基、式(a):
-Si(R’) (a)
[式(a)中、R’は、同一であっても異なっていてもよく、それぞれ、アルキル基、アルコキシ基、アリール基、又はアリールオキシ基である。]で表される基、及びアルコキシ基よりなる群から選ばれる少なくとも1個の置換基が置換されたアルキル基;式(a):
-Si(R’) (a)
[式(a)中、R’は、前記と同じである。]
で表される基;式(b):
-OSi(R’) (b)
[式(b)中、R’は、前記と同じである。]で表される基;又は置換基を有していてもよいアリール基を1~2個有するアミノ基である。
2Aは、同一であっても異なっていてもよく、それぞれ水素原子;フッ素原子;置換基を有していてもよいアルキル基;置換基を有していてもよいアルコキシ基;置換基を有していてもよいアリールオキシ基;ヒドロキシル基;置換基を有していてもよいシクロアルキル基;置換基を有していてもよいアリール基;置換基を有していてもよいヘテロアリール基;式(a):
-Si(R’) (a)
[式(a)中、R’は、前記と同じである。]で表される基;式(b):
-OSi(R’) (b)
[式(b)中、R’は、前記と同じである。]で表される基;又は置換基としてアルキル基、及びアリール基よりなる群から選ばれた基を1~2個有することのあるアミノ基である。
3Aは、同一であっても異なっていてもよく、それぞれ水素原子又はフッ素原子である。
4Aは、同一であっても異なっていてもよく、それぞれ水素原子;フッ素原子;置換基を有していてもよいアルキル基;置換基を有していてもよいアルコキシ基;置換基を有していてもよいアリールオキシ基;置換基を有していてもよいシクロアルキル基;置換基を有していてもよいアリール基;置換基を有していてもよいヘテロアリール基;置換基としてアリール基を1~2個有することのあるアミノ基;置換基を有していてもよいアダマンチル基;又は式(a):
-Si(R’) (a)
[式(a)中、R’は、前記と同じである。]で表される基である。
また、2個のR4Aが互いに結合し、R4Aが置換されている炭素原子と共に、3~8員環の飽和又は不飽和の脂環式炭化水素を形成してもよい。
5Aは、同一であっても異なっていてもよく、それぞれ水素原子;フッ素原子;置換基を有していてもよいアルキル基;置換基を有していてもよいアルコキシ基;置換基を有していてもよいアリールオキシ基;置換基を有していてもよいシクロアルキル基;置換基を有していてもよいアリール基;置換基を有していてもよいヘテロアリール基;置換基としてアリール基を1~2個有することのあるアミノ基;置換基を有していてもよいアダマンチル基;又は式(a):
-Si(R’) (a)
[式(a)中、R’は、前記と同じである。]で表される基である。
また、2個のR5Aが互いに結合し、R5Aが置換されているEと共に、3~8員環の飽和又は不飽和の脂環式炭化水素を形成してもよい。
また、2個のR5Aに代えて、式(c):
【化6】


[式(c)中、R”は、同一であっても、異なっていてもよく、それぞれ、水素原子;置換基を有していてもよいアルキル基;置換基を有していてもよいシクロアルキル基;置換基を有していてもよいアリール基;置換基を有していてもよいヘテロアリール基である。また、2個のR”が互いに結合し、R”が置換されている炭素原子と共に、3~8員環の飽和の脂環式炭化水素を形成してもよい。]で表される基である。
さらに、R4AとR5Aが互いに結合し、R4Aが置換されている炭素原子、及びR5Aが置換されているEと共に、3~8員環の飽和若しくは不飽和の脂環式炭化水素、又は6~10員環の芳香族炭化水素を形成してもよい。]
で表されるビスホスフィン化合物の製造方法であって、
式(A1):
【化7】


[式(A1)中、R1A、R2A、及びR3Aは、前記式(A)と同じである。]
で表される化合物をブレンステッド塩基と反応させる工程、
得られた反応物を、
式(A2):
【化8】


[式(A2)中、E、R4A、及びR5Aは、前記式(A)と同じであり、
Gは、脱離基である。]
で表される化合物と反応させる工程、及び
得られた反応物をルイス塩基と反応させる工程
、又は
式(A3):
【化9】


[式(A3)中、R1A、R2A、及びR3Aは、前記式(A)と同じであり、
M’は、リチウム、マグネシウム、又は亜鉛である。]
で表される結合を有する有機金属反応試薬と、式(A4):
【化10】


[式(A4)中、E、R4A、及びR5Aは、前記式(A)と同じであり、
G’は、脱離基である。]
で表される化合物を反応させる工程
を含む
ビスホスフィン化合物の製造方法。

【請求項4】
一般式(A-M):
【化11】


[式(A-M)中、
Eは、炭素原子、又はケイ素原子である。
1Aは、同一であっても異なっていてもよく、R1Aが、それぞれ分岐鎖状のアルキル基;置換基を有していてもよいシクロアルキル基;置換基を有していてもよいアリール基;置換基を有していてもよいヘテロアリール基;置換基を有していてもよいアダマンチル基;アリール基、ヘテロアリール基、式(a):
-Si(R’) (a)
[式(a)中、R’は、同一であっても異なっていてもよく、それぞれ、アルキル基、アルコキシ基、アリール基、又はアリールオキシ基である。]で表される基、及びアルコキシ基よりなる群から選ばれる少なくとも1個の置換基が置換されたアルキル基;式(a):
-Si(R’) (a)
[式(a)中、R’は、前記と同じである。]
で表される基;式(b):
-OSi(R’) (b)
[式(b)中、R’は、前記と同じである。]で表される基;又は置換基を有していてもよいアリール基を1~2個有するアミノ基である。
2Aは、同一であっても異なっていてもよく、それぞれ水素原子;フッ素原子;置換基を有していてもよいアルキル基;置換基を有していてもよいアルコキシ基;置換基を有していてもよいアリールオキシ基;ヒドロキシル基;置換基を有していてもよいシクロアルキル基;置換基を有していてもよいアリール基;置換基を有していてもよいヘテロアリール基;式(a):
-Si(R’) (a)
[式(a)中、R’は、前記と同じである。]で表される基;式(b):
-OSi(R’) (b)
[式(b)中、R’は、前記と同じである。]で表される基;又は置換基としてアルキル基、及びアリール基よりなる群から選ばれた基を1~2個有することのあるアミノ基である。
3Aは、同一であっても異なっていてもよく、それぞれ水素原子又はフッ素原子である。
4Aは、同一であっても異なっていてもよく、それぞれ水素原子;フッ素原子;置換基を有していてもよいアルキル基;置換基を有していてもよいアルコキシ基;置換基を有していてもよいアリールオキシ基;置換基を有していてもよいシクロアルキル基;置換基を有していてもよいアリール基;置換基を有していてもよいヘテロアリール基;置換基としてアリール基を1~2個有することのあるアミノ基;置換基を有していてもよいアダマンチル基;又は式(a):
-Si(R’) (a)
[式(a)中、R’は、前記と同じである。]で表される基である。
また、2個のR4Aが互いに結合し、R4Aが置換されている炭素原子と共に、3~8員環の飽和又は不飽和の脂環式炭化水素を形成してもよい。
5Aは、同一であっても異なっていてもよく、それぞれ水素原子;フッ素原子;置換基を有していてもよいアルキル基;置換基を有していてもよいアルコキシ基;置換基を有していてもよいアリールオキシ基;置換基を有していてもよいシクロアルキル基;置換基を有していてもよいアリール基;置換基を有していてもよいヘテロアリール基;置換基としてアリール基を1~2個有することのあるアミノ基;置換基を有していてもよいアダマンチル基;又は式(a):
-Si(R’) (a)
[式(a)中、R’は、前記と同じである。]で表される基である。
また、2個のR5Aが互いに結合し、R5Aが置換されているEと共に、3~8員環の飽和又は不飽和の脂環式炭化水素を形成してもよい。
また、2個のR5Aに代えて、式(c):
【化12】


[式(c)中、R”は、同一であっても、異なっていてもよく、それぞれ、水素原子;置換基を有していてもよいアルキル基;置換基を有していてもよいシクロアルキル基;置換基を有していてもよいアリール基;置換基を有していてもよいヘテロアリール基である。また、2個のR”が互いに結合し、R”が置換されている炭素原子と共に、3~8員環の飽和の脂環式炭化水素を形成してもよい。]で表される基である。
さらに、R4AとR5Aが互いに結合し、R4Aが置換されている炭素原子、及びR5Aが置換されているEと共に、3~8員環の飽和若しくは不飽和の脂環式炭化水素、又は6~10員環の芳香族炭化水素を形成してもよい。
Mは、0~3価の鉄、コバルト、ニッケル、又はパラジウムである。
nは、0~3の整数である。
Xは、ハロゲン原子、アルコキシ基(alkoxy group)、置換基を有していてもよいアリル基、アリールオキシ基(aryloxy group)、トリフラート基(triflate group)、トシラート基(tosylate group)、メシラート基(mesylate group)、ビス(トリフルオロメタンスルホン)イミド基、ジアルキルスルホンイミド基、ジアリールスルホンイミド基、アセチルアセトナート基(acetylacetonate group)、カルボキシレート基(carboxylate group)、ヒドロキシル基(hydroxyl group)、シクロペンタジエニル基、又は水素原子である。また、Xは、一酸化炭素、置換基を有していてもよいアレーン、置換基を有していてもよいアルケン、置換基を有していてもよいジエン、又は置換基を有していてもよいアルキンの中性配位子であって、Mと配位結合されていてもよい。]
で表されるクロスカップリング反応に用いられる遷移金属触媒の製造方法であって、
一般式(A):
【化13】


[式(A)中、E、R1A、R2A、R3A、R4A、及びR5Aは、前記式(A-M)と同じである。]
で表されるビスホスフィン化合物と、
鉄、コバルト、ニッケル、又はパラジウムを含む遷移金属化合物を反応させる工程を含む
クロスカップリング反応に用いられる遷移金属触媒の製造方法。

【請求項5】
一般式(1):
J-Q (1)
[式(1)中、
Jは置換基を有してもよい炭化水素基であり、該炭化水素基の炭素-炭素結合の間に-O-で示される基を有してもよく、また、置換基を有してもよいアリール基、又は置換基を有してもよいヘテロアリール基である。
Qは、置換基を有してもよい炭化水素基であり、該炭化水素基の炭素-炭素結合の間に-O-で示される基を有してもよく、また、置換基を有してもよいアリール基、又は置換基を有してもよいヘテロアリール基である。]
で表される化合物(1)の製造方法であって、
一般式(A):
【化14】


[式(A)中、
Eは、炭素原子、又はケイ素原子である。
1Aは、同一であっても異なっていてもよく、R1Aが、それぞれ分岐鎖状のアルキル基;置換基を有していてもよいシクロアルキル基;置換基を有していてもよいアリール基;置換基を有していてもよいヘテロアリール基;置換基を有していてもよいアダマンチル基;アリール基、ヘテロアリール基、式(a):
-Si(R’) (a)
[式(a)中、R’は、同一であっても異なっていてもよく、それぞれ、アルキル基、アルコキシ基、アリール基、又はアリールオキシ基である。]で表される基、及びアルコキシ基よりなる群から選ばれる少なくとも1個の置換基が置換されたアルキル基;式(a):
-Si(R’) (a)
[式(a)中、R’は、前記と同じである。]
で表される基;式(b):
-OSi(R’) (b)
[式(b)中、R’は、前記と同じである。]で表される基;又は置換基を有していてもよいアリール基を1~2個有するアミノ基である。
2Aは、同一であっても異なっていてもよく、それぞれ水素原子;フッ素原子;置換基を有していてもよいアルキル基;置換基を有していてもよいアルコキシ基;置換基を有していてもよいアリールオキシ基;ヒドロキシル基;置換基を有していてもよいシクロアルキル基;置換基を有していてもよいアリール基;置換基を有していてもよいヘテロアリール基;式(a):
-Si(R’) (a)
[式(a)中、R’は、前記と同じである。]で表される基;式(b):
-OSi(R’) (b)
[式(b)中、R’は、前記と同じである。]で表される基;又は置換基としてアルキル基、及びアリール基よりなる群から選ばれた基を1~2個有することのあるアミノ基である。
3Aは、同一であっても異なっていてもよく、それぞれ水素原子又はフッ素原子である。
4Aは、同一であっても異なっていてもよく、それぞれ水素原子;フッ素原子;置換基を有していてもよいアルキル基;置換基を有していてもよいアルコキシ基;置換基を有していてもよいアリールオキシ基;置換基を有していてもよいシクロアルキル基;置換基を有していてもよいアリール基;置換基を有していてもよいヘテロアリール基;置換基としてアリール基を1~2個有することのあるアミノ基;置換基を有していてもよいアダマンチル基;又は式(a):
-Si(R’) (a)
[式(a)中、R’は、前記と同じである。]で表される基である。
また、2個のR4Aが互いに結合し、R4Aが置換されている炭素原子と共に、3~8員環の飽和又は不飽和の脂環式炭化水素を形成してもよい。
5Aは、同一であっても異なっていてもよく、それぞれ水素原子;フッ素原子;置換基を有していてもよいアルキル基;置換基を有していてもよいアルコキシ基;置換基を有していてもよいアリールオキシ基;置換基を有していてもよいシクロアルキル基;置換基を有していてもよいアリール基;置換基を有していてもよいヘテロアリール基;置換基としてアリール基を1~2個有することのあるアミノ基;置換基を有していてもよいアダマンチル基;又は式(a):
-Si(R’) (a)
[式(a)中、R’は、前記と同じである。]で表される基である。
また、2個のR5Aが互いに結合し、R5Aが置換されているEと共に、3~8員環の飽和又は不飽和の脂環式炭化水素を形成してもよい。
また、2個のR5Aに代えて、式(c):
【化15】


[式(c)中、R”は、同一であっても、異なっていてもよく、それぞれ、水素原子;置換基を有していてもよいアルキル基;置換基を有していてもよいシクロアルキル基;置換基を有していてもよいアリール基;置換基を有していてもよいヘテロアリール基である。また、2個のR”が互いに結合し、R”が置換されている炭素原子と共に、3~8員環の飽和の脂環式炭化水素を形成してもよい。]で表される基である。
さらに、R4AとR5Aが互いに結合し、R4Aが置換されている炭素原子、及びR5Aが置換されているEと共に、3~8員環の飽和若しくは不飽和の脂環式炭化水素、又は6~10員環の芳香族炭化水素を形成してもよい。]
で表されるビスホスフィン化合物、
及び
鉄、コバルト、ニッケル、又はパラジウムを含む遷移金属化合物の存在下、
一般式(2):
J-X (2)
[式(2)中、Jは前記式(1)と同じであり、Xはハロゲン原子、アルコキシ基(alkoxy group)、アリールオキシ基(aryloxy group)、トリフラート基(triflate group)、トシラート基(tosylate group)、メシラート基(mesylate group)、又はカルボキシレート基(carboxylate group)である。]
で表される化合物(2)と、
一般式(3):
Q-Mtl (3)
[式(3)中、Qは前記式(1)と同じであり、Mtlは、マグネシウム、亜鉛、ホウ素、又はアルミニウムである。]
で表される結合を有する有機金属化合物(3)
を反応させることを特徴とする製造方法。

【請求項6】
一般式(1):
J-Q (1)
[式(1)中、
Jは置換基を有してもよい炭化水素基であり、該炭化水素基の炭素-炭素結合の間に-O-で示される基を有してもよく、また、置換基を有してもよいアリール基、又は置換基を有してもよいヘテロアリール基である。
Qは、置換基を有してもよい炭化水素基であり、該炭化水素基の炭素-炭素結合の間に-O-で示される基を有してもよく、また、置換基を有してもよいアリール基、又は置換基を有してもよいヘテロアリール基である。]
で表される化合物(1)の製造方法であって、
一般式(A-M):
【化16】


[式(A-M)中、
Eは、炭素原子、又はケイ素原子である。
1Aは、同一であっても異なっていてもよく、R1Aが、それぞれ分岐鎖状のアルキル基;置換基を有していてもよいシクロアルキル基;置換基を有していてもよいアリール基;置換基を有していてもよいヘテロアリール基;置換基を有していてもよいアダマンチル基;アリール基、ヘテロアリール基、式(a):
-Si(R’) (a)
[式(a)中、R’は、同一であっても異なっていてもよく、それぞれ、アルキル基、アルコキシ基、アリール基、又はアリールオキシ基である。]で表される基、及びアルコキシ基よりなる群から選ばれる少なくとも1個の置換基が置換されたアルキル基;式(a):
-Si(R’) (a)
[式(a)中、R’は、前記と同じである。]
で表される基;式(b):
-OSi(R’) (b)
[式(b)中、R’は、前記と同じである。]で表される基;又は置換基を有していてもよいアリール基を1~2個有するアミノ基である。
2Aは、同一であっても異なっていてもよく、それぞれ水素原子;フッ素原子;置換基を有していてもよいアルキル基;置換基を有していてもよいアルコキシ基;置換基を有していてもよいアリールオキシ基;ヒドロキシル基;置換基を有していてもよいシクロアルキル基;置換基を有していてもよいアリール基;置換基を有していてもよいヘテロアリール基;式(a):
-Si(R’) (a)
[式(a)中、R’は、前記と同じである。]で表される基;式(b):
-OSi(R’) (b)
[式(b)中、R’は、前記と同じである。]で表される基;又は置換基としてアルキル基、及びアリール基よりなる群から選ばれた基を1~2個有することのあるアミノ基である。
3Aは、同一であっても異なっていてもよく、それぞれ水素原子又はフッ素原子である。
4Aは、同一であっても異なっていてもよく、それぞれ水素原子;フッ素原子;置換基を有していてもよいアルキル基;置換基を有していてもよいアルコキシ基;置換基を有していてもよいアリールオキシ基;置換基を有していてもよいシクロアルキル基;置換基を有していてもよいアリール基;置換基を有していてもよいヘテロアリール基;置換基としてアリール基を1~2個有することのあるアミノ基;置換基を有していてもよいアダマンチル基;又は式(a):
-Si(R’) (a)
[式(a)中、R’は、前記と同じである。]で表される基である。
また、2個のR4Aが互いに結合し、R4Aが置換されている炭素原子と共に、3~8員環の飽和又は不飽和の脂環式炭化水素を形成してもよい。
5Aは、同一であっても異なっていてもよく、それぞれ水素原子;フッ素原子;置換基を有していてもよいアルキル基;置換基を有していてもよいアルコキシ基;置換基を有していてもよいアリールオキシ基;置換基を有していてもよいシクロアルキル基;置換基を有していてもよいアリール基;置換基を有していてもよいヘテロアリール基;置換基としてアリール基を1~2個有することのあるアミノ基;置換基を有していてもよいアダマンチル基;又は式(a):
-Si(R’) (a)
[式(a)中、R’は、前記と同じである。]で表される基である。
また、2個のR5Aが互いに結合し、R5Aが置換されているEと共に、3~8員環の飽和又は不飽和の脂環式炭化水素を形成してもよい。
また、2個のR5Aに代えて、式(c):
【化17】


[式(c)中、R”は、同一であっても、異なっていてもよく、それぞれ、水素原子;置換基を有していてもよいアルキル基;置換基を有していてもよいシクロアルキル基;置換基を有していてもよいアリール基;置換基を有していてもよいヘテロアリール基である。また、2個のR”が互いに結合し、R”が置換されている炭素原子と共に、3~8員環の飽和の脂環式炭化水素を形成してもよい。]で表される基である。
さらに、R4AとR5Aが互いに結合し、R4Aが置換されている炭素原子、及びR5Aが置換されているEと共に、3~8員環の飽和若しくは不飽和の脂環式炭化水素、又は6~10員環の芳香族炭化水素を形成してもよい。
Mは、0~3価の鉄、コバルト、ニッケル、又はパラジウムである。
nは、0~3の整数である。
Xは、ハロゲン原子、アルコキシ基(alkoxy group)、置換基を有していてもよいアリル基、アリールオキシ基(aryloxy group)、トリフラート基(triflate group)、トシラート基(tosylate group)、メシラート基(mesylate group)、ビス(トリフルオロメタンスルホン)イミド基、ジアルキルスルホンイミド基、ジアリールスルホンイミド基、アセチルアセトナート基(acetylacetonate group)、カルボキシレート基(carboxylate group)、ヒドロキシル基(hydroxyl group)、シクロペンタジエニル基、又は水素原子である。また、Xは、一酸化炭素、置換基を有していてもよいアレーン、置換基を有していてもよいアルケン、置換基を有していてもよいジエン、又は置換基を有していてもよいアルキンの中性配位子であって、Mと配位結合されていてもよい。]
で表される遷移金属触媒の存在下、一般式(2):
J-X (2)
[式(2)中、Jは前記式(1)と同じであり、Xはハロゲン原子、アルコキシ基(alkoxy group)、アリールオキシ基(aryloxy group)、トリフラート基(triflate group)、トシラート基(tosylate group)、メシラート基(mesylate group)、又はカルボキシレート基(carboxylate group)である。]
で表される化合物(2)と、
一般式(3):
Q-Mtl (3)
[式(3)中、Qは前記式(1)と同じであり、Mtlは、マグネシウム、亜鉛、ホウ素、又はアルミニウムである。]
で表される結合を有する有機金属化合物(3)
を反応させることを特徴とする製造方法。

【請求項7】
一般式(B):
【化18】


[式(B)中、
1Bは、同一であっても異なっていてもよく、R1Bが、それぞれ分岐鎖状のアルキル基;置換基を有していてもよいシクロアルキル基;置換基を有していてもよいアリール基;置換基を有していてもよいヘテロアリール基;置換基を有していてもよいアダマンチル基;アリール基、ヘテロアリール基、及び式(a):
-Si(R’) (a)
[式(a)中、R’は、同一であっても異なっていてもよく、それぞれ、アルキル基、アルコキシ基、アリール基、又はアリールオキシ基である。]で表される基よりなる群から選ばれる少なくとも1個の置換基が置換されたアルキル基;式(a):
-Si(R’) (a)
[式(a)中、R’は、前記と同じである。]
で表される基;式(b):
-OSi(R’) (b)
[式(b)中、R’は、前記と同じである。]で表される基;又は置換基を有していてもよいアリール基を1~2個有するアミノ基である。
2Bは、同一であっても異なっていてもよく、それぞれ水素原子;フッ素原子;置換基を有していてもよいアルキル基;置換基を有していてもよいアルコキシ基;置換基を有していてもよいアリールオキシ基;ヒドロキシル基;置換基を有していてもよいシクロアルキル基;置換基を有していてもよいアリール基;置換基を有していてもよいヘテロアリール基;式(a):
-Si(R’) (a)
[式(a)中、R’は、前記と同じである。]で表される基;式(b):
-OSi(R’) (b)
[式(b)中、R’は、前記と同じである。]で表される基;又は置換基としてアルキル基、及びアリール基よりなる群から選ばれた基を1~2個有することのあるアミノ基である。
3Bは、同一であっても異なっていてもよく、それぞれ水素原子又はフッ素
原子である。
4Bは、同一であっても異なっていてもよく、それぞれ水素原子;フッ素原子;置換基を有していてもよいアルキル基;置換基を有していてもよいアルコキシ基;置換基を有していてもよいアリールオキシ基;置換基を有していてもよいシクロアルキル基;置換基を有していてもよいアリール基;置換基を有していてもよいヘテロアリール基;置換基としてアリール基を1~2個有することのあるアミノ基;置換基を有していてもよいアダマンチル基;又は式(a):
-Si(R’) (a)
[式(a)中、R’は、前記と同じである。]で表される基である。
また、2個のR4Bが互いに結合し、R4Bが置換されている炭素原子と共に、3~8員環の飽和又は不飽和の脂環式炭化水素を形成してもよい。
5Bは、同一であっても異なっていてもよく、それぞれ水素原子;フッ素原子;置換基を有していてもよいアルキル基;置換基を有していてもよいアルコキシ基;置換基を有していてもよいアリールオキシ基;置換基を有していてもよいシクロアルキル基;置換基を有していてもよいアリール基;置換基を有していてもよいヘテロアリール基;置換基としてアリール基を1~2個有することのあるアミノ基;置換基を有していてもよいアダマンチル基;又は式(a):
-Si(R’) (a)
[式(a)中、R’は、前記と同じである。]で表される基である。
また、2個のR5Bが互いに結合し、R5Bが置換されている炭素原子と共に、3~8員環の飽和又は不飽和の脂環式炭化水素を形成してもよい。
さらに、R4BとR5Bが互いに結合し、R4Bが置換されている炭素原子、及びR5Bが置換されている炭素原子と共に、3~8員環の飽和又は不飽和の脂環式炭化水素を形成してもよい。]
で表されるビスホスフィン化合物。

【請求項8】
式(B-M):
【化19】


[式(B-M)中、
1Bは、同一であっても異なっていてもよく、R1Bが、それぞれ分岐鎖状のアルキル基;置換基を有していてもよいシクロアルキル基;置換基を有していてもよいアリール基;置換基を有していてもよいヘテロアリール基;置換基を有していてもよいアダマンチル基;アリール基、ヘテロアリール基、及び式(a):
-Si(R’) (a)
[式(a)中、R’は、同一であっても異なっていてもよく、それぞれ、アルキル基、アルコキシ基、アリール基、又はアリールオキシ基である。]で表される基よりなる群から選ばれる少なくとも1個の置換基が置換されたアルキル基;式(a):
-Si(R’) (a)
[式(a)中、R’は、前記と同じである。]
で表される基;式(b):
-OSi(R’) (b)
[式(b)中、R’は、前記と同じである。]で表される基;又は置換基を有していてもよいアリール基を1~2個有するアミノ基である。
2Bは、同一であっても異なっていてもよく、それぞれ水素原子;フッ素原子;置換基を有していてもよいアルキル基;置換基を有していてもよいアルコキシ基;置換基を有していてもよいアリールオキシ基;ヒドロキシル基;置換基を有していてもよいシクロアルキル基;置換基を有していてもよいアリール基;置換基を有していてもよいヘテロアリール基;式(a):
-Si(R’) (a)
[式(a)中、R’は、前記と同じである。]で表される基;式(b):
-OSi(R’) (b)
[式(b)中、R’は、前記と同じである。]で表される基;又は置換基としてアルキル基、及びアリール基よりなる群から選ばれた基を1~2個有することのあるアミノ基である。
3Bは、同一であっても異なっていてもよく、それぞれ水素原子又はフッ素
原子である。
4Bは、同一であっても異なっていてもよく、それぞれ水素原子;フッ素原子;置換基を有していてもよいアルキル基;置換基を有していてもよいアルコキシ基;置換基を有していてもよいアリールオキシ基;置換基を有していてもよいシクロアルキル基;置換基を有していてもよいアリール基;置換基を有していてもよいヘテロアリール基;置換基としてアリール基を1~2個有することのあるアミノ基;置換基を有していてもよいアダマンチル基;又は式(a):
-Si(R’) (a)
[式(a)中、R’は、前記と同じである。]で表される基である。
また、2個のR4Bが互いに結合し、R4Bが置換されている炭素原子と共に、3~8員環の飽和又は不飽和の脂環式炭化水素を形成してもよい。
5Bは、同一であっても異なっていてもよく、それぞれ水素原子;フッ素原子;置換基を有していてもよいアルキル基;置換基を有していてもよいアルコキシ基;置換基を有していてもよいアリールオキシ基;置換基を有していてもよいシクロアルキル基;置換基を有していてもよいアリール基;置換基を有していてもよいヘテロアリール基;置換基としてアリール基を1~2個有することのあるアミノ基;置換基を有していてもよいアダマンチル基;又は式(a):
-Si(R’) (a)
[式(a)中、R’は、前記と同じである。]で表される基である。
また、2個のR5Bが互いに結合し、R5Bが置換されている炭素原子と共に、3~8員環の飽和又は不飽和の脂環式炭化水素を形成してもよい。
さらに、R4BとR5Bが互いに結合し、R4Bが置換されている炭素原子、及びR5Bが置換されている炭素原子と共に、3~8員環の飽和又は不飽和の脂環式炭化水素を形成してもよい。
Mは、0~3価の鉄、コバルト、ニッケル、又はパラジウムである。
nは、0~3の整数である。
Xは、ハロゲン原子、アルコキシ基(alkoxy group)、置換基を有していてもよいアリル基、アリールオキシ基(aryloxy group)、トリフラート基(triflate group)、トシラート基(tosylate group)、メシラート基(mesylate group)、ビス(トリフルオロメタンスルホン)イミド基、ジアルキルスルホンイミド基、ジアリールスルホンイミド基、アセチルアセトナート基(acetylacetonate group)、カルボキシレート基(carboxylate group)、ヒドロキシル基(hydroxyl group)、シクロペンタジエニル基、又は水素原子である。また、Xは、一酸化炭素、置換基を有していてもよいアレーン、置換基を有していてもよいアルケン、置換基を有していてもよいジエン、又は置換基を有していてもよいアルキンの中性配位子であって、Mと配位結合されていてもよい。]
で表されるクロスカップリング反応に用いられる遷移金属触媒。

【請求項9】
一般式(B):
【化20】


[式(B)中、
1Bは、同一であっても異なっていてもよく、R1Bが、それぞれ分岐鎖状のアルキル基;置換基を有していてもよいシクロアルキル基;置換基を有していてもよいアリール基;置換基を有していてもよいヘテロアリール基;置換基を有していてもよいアダマンチル基;アリール基、ヘテロアリール基、及び式(a):
-Si(R’) (a)
[式(a)中、R’は、同一であっても異なっていてもよく、それぞれ、アルキル基、アルコキシ基、アリール基、又はアリールオキシ基である。]で表される基よりなる群から選ばれる少なくとも1個の置換基が置換されたアルキル基;式(a):
-Si(R’) (a)
[式(a)中、R’は、前記と同じである。]
で表される基;式(b):
-OSi(R’) (b)
[式(b)中、R’は、前記と同じである。]で表される基;又は置換基を有していてもよいアリール基を1~2個有するアミノ基である。
2Bは、同一であっても異なっていてもよく、それぞれ水素原子;フッ素原子;置換基を有していてもよいアルキル基;置換基を有していてもよいアルコキシ基;置換基を有していてもよいアリールオキシ基;ヒドロキシル基;置換基を有していてもよいシクロアルキル基;置換基を有していてもよいアリール基;置換基を有していてもよいヘテロアリール基;式(a):
-Si(R’) (a)
[式(a)中、R’は、前記と同じである。]で表される基;式(b):
-OSi(R’) (b)
[式(b)中、R’は、前記と同じである。]で表される基;又は置換基としてアルキル基、及びアリール基よりなる群から選ばれた基を1~2個有することのあるアミノ基である。
3Bは、同一であっても異なっていてもよく、それぞれ水素原子又はフッ素
原子である。
4Bは、同一であっても異なっていてもよく、それぞれ水素原子;フッ素原子;置換基を有していてもよいアルキル基;置換基を有していてもよいアルコキシ基;置換基を有していてもよいアリールオキシ基;置換基を有していてもよいシクロアルキル基;置換基を有していてもよいアリール基;置換基を有していてもよいヘテロアリール基;置換基としてアリール基を1~2個有することのあるアミノ基;置換基を有していてもよいアダマンチル基;又は式(a):
-Si(R’) (a)
[式(a)中、R’は、前記と同じである。]で表される基である。
また、2個のR4Bが互いに結合し、R4Bが置換されている炭素原子と共に、3~8員環の飽和又は不飽和の脂環式炭化水素を形成してもよい。
5Bは、同一であっても異なっていてもよく、それぞれ水素原子;フッ素原子;置換基を有していてもよいアルキル基;置換基を有していてもよいアルコキシ基;置換基を有していてもよいアリールオキシ基;置換基を有していてもよいシクロアルキル基;置換基を有していてもよいアリール基;置換基を有していてもよいヘテロアリール基;置換基としてアリール基を1~2個有することのあるアミノ基;置換基を有していてもよいアダマンチル基;又は式(a):
-Si(R’) (a)
[式(a)中、R’は、前記と同じである。]で表される基である。
また、2個のR5Bが互いに結合し、R5Bが置換されている炭素原子と共に、3~8員環の飽和又は不飽和の脂環式炭化水素を形成してもよい。
さらに、R4BとR5Bが互いに結合し、R4Bが置換されている炭素原子、及びR5Bが置換されている炭素原子と共に、3~8員環の飽和又は不飽和の脂環式炭化水素を形成してもよい。]
で表されるビスホスフィン化合物の製造方法であって、
式(B1):
【化21】


[式(B1)中、R1B、R2B、及びR3Bは、前記式(B)と同じである。]
で表される化合物をブレンステッド塩基と反応させる工程、
得られた反応物を、
式(B2):
【化22】


[式(B2)中、R4B、及びR5Bは、前記式(B)と同じであり、
Gは、脱離基である。]
で表される化合物と反応させる工程、及び
得られた反応物をルイス塩基と反応させる工程
、又は
式(B3):
【化23】


[式(B3)中、R1B、R2B、及びR3Bは、前記式(B)と同じであり、
M’は、リチウム、マグネシウム、又は亜鉛である。]
で表される結合を有する有機金属反応試薬と、式(B4):
【化24】


[式(B4)中、R4B、及びR5Bは、前記式(B)と同じであり、
G’は、脱離基である。]
で表される化合物を反応させる工程
を含む
ビスホスフィン化合物の製造方法。

【請求項10】
式(B-M):
【化25】


[式(B-M)中、
1Bは、同一であっても異なっていてもよく、R1Bが、それぞれ分岐鎖状のアルキル基;置換基を有していてもよいシクロアルキル基;置換基を有していてもよいアリール基;置換基を有していてもよいヘテロアリール基;置換基を有していてもよいアダマンチル基;アリール基、ヘテロアリール基、及び式(a):
-Si(R’) (a)
[式(a)中、R’は、同一であっても異なっていてもよく、それぞれ、アルキル基、アルコキシ基、アリール基、又はアリールオキシ基である。]で表される基よりなる群から選ばれる少なくとも1個の置換基が置換されたアルキル基;式(a):
-Si(R’) (a)
[式(a)中、R’は、前記と同じである。]
で表される基;式(b):
-OSi(R’) (b)
[式(b)中、R’は、前記と同じである。]で表される基;又は置換基を有していてもよいアリール基を1~2個有するアミノ基である。
2Bは、同一であっても異なっていてもよく、それぞれ水素原子;フッ素原子;置換基を有していてもよいアルキル基;置換基を有していてもよいアルコキシ基;置換基を有していてもよいアリールオキシ基;ヒドロキシル基;置換基を有していてもよいシクロアルキル基;置換基を有していてもよいアリール基;置換基を有していてもよいヘテロアリール基;式(a):
-Si(R’) (a)
[式(a)中、R’は、前記と同じである。]で表される基;式(b):
-OSi(R’) (b)
[式(b)中、R’は、前記と同じである。]で表される基;又は置換基としてアルキル基、及びアリール基よりなる群から選ばれた基を1~2個有することのあるアミノ基である。
3Bは、同一であっても異なっていてもよく、それぞれ水素原子又はフッ素
原子である。
4Bは、同一であっても異なっていてもよく、それぞれ水素原子;フッ素原子;置換基を有していてもよいアルキル基;置換基を有していてもよいアルコキシ基;置換基を有していてもよいアリールオキシ基;置換基を有していてもよいシクロアルキル基;置換基を有していてもよいアリール基;置換基を有していてもよいヘテロアリール基;置換基としてアリール基を1~2個有することのあるアミノ基;置換基を有していてもよいアダマンチル基;又は式(a):
-Si(R’) (a)
[式(a)中、R’は、前記と同じである。]で表される基である。
また、2個のR4Bが互いに結合し、R4Bが置換されている炭素原子と共に、3~8員環の飽和又は不飽和の脂環式炭化水素を形成してもよい。
5Bは、同一であっても異なっていてもよく、それぞれ水素原子;フッ素原子;置換基を有していてもよいアルキル基;置換基を有していてもよいアルコキシ基;置換基を有していてもよいアリールオキシ基;置換基を有していてもよいシクロアルキル基;置換基を有していてもよいアリール基;置換基を有していてもよいヘテロアリール基;置換基としてアリール基を1~2個有することのあるアミノ基;置換基を有していてもよいアダマンチル基;又は式(a):
-Si(R’) (a)
[式(a)中、R’は、前記と同じである。]で表される基である。
また、2個のR5Bが互いに結合し、R5Bが置換されている炭素原子と共に、3~8員環の飽和又は不飽和の脂環式炭化水素を形成してもよい。
さらに、R4BとR5Bが互いに結合し、R4Bが置換されている炭素原子、及びR5Bが置換されている炭素原子と共に、3~8員環の飽和又は不飽和の脂環式炭化水素を形成してもよい。
Mは、0~3価の鉄、コバルト、ニッケル、又はパラジウムである。
nは、0~3の整数である。
Xは、ハロゲン原子、アルコキシ基(alkoxy group)、置換基を有していてもよいアリル基、アリールオキシ基(aryloxy group)、トリフラート基(triflate group)、トシラート基(tosylate group)、メシラート基(mesylate group)、ビス(トリフルオロメタンスルホン)イミド基、ジアルキルスルホンイミド基、ジアリールスルホンイミド基、アセチルアセトナート基(acetylacetonate group)、カルボキシレート基(carboxylate group)、ヒドロキシル基(hydroxyl group)、シクロペンタジエニル基、又は水素原子である。また、Xは、一酸化炭素、置換基を有していてもよいアレーン、置換基を有していてもよいアルケン、置換基を有していてもよいジエン、又は置換基を有していてもよいアルキンの中性配位子であって、Mと配位結合されていてもよい。]
で表されるクロスカップリング反応に用いられる遷移金属触媒の製造方法であって、
一般式(B):
【化26】


[式(B)中、R1B、R2B、R3B、R4B、及び、R5Bは、前記式(B-M)と同じである。]
で表されるビスホスフィン化合物と、
鉄、コバルト、ニッケル、又はパラジウムを含む遷移金属化合物を反応させる工程を含む
クロスカップリング反応に用いられる遷移金属触媒の製造方法。

【請求項11】
一般式(1):
J-Q (1)
[式(1)中、
Jは置換基を有してもよい炭化水素基であり、該炭化水素基の炭素-炭素結合の間に-O-で示される基を有してもよく、また、置換基を有してもよいアリール基、又は置換基を有してもよいヘテロアリール基である。
Qは、置換基を有してもよい炭化水素基であり、該炭化水素基の炭素-炭素結合の間に-O-で示される基を有してもよく、また、置換基を有してもよいアリール基、又は置換基を有してもよいヘテロアリール基である。]
で表される化合物(1)の製造方法であって、
一般式(B):
【化27】


[式(B)中、
1Bは、同一であっても異なっていてもよく、R1Bが、それぞれ分岐鎖状のアルキル基;置換基を有していてもよいシクロアルキル基;置換基を有していてもよいアリール基;置換基を有していてもよいヘテロアリール基;置換基を有していてもよいアダマンチル基;アリール基、ヘテロアリール基、及び式(a):
-Si(R’) (a)
[式(a)中、R’は、同一であっても異なっていてもよく、それぞれ、アルキル基、アルコキシ基、アリール基、又はアリールオキシ基である。]で表される基よりなる群から選ばれる少なくとも1個の置換基が置換されたアルキル基;式(a):
-Si(R’) (a)
[式(a)中、R’は、前記と同じである。]
で表される基;式(b):
-OSi(R’) (b)
[式(b)中、R’は、前記と同じである。]で表される基;又は置換基を有していてもよいアリール基を1~2個有するアミノ基である。
2Bは、同一であっても異なっていてもよく、それぞれ水素原子;フッ素原子;置換基を有していてもよいアルキル基;置換基を有していてもよいアルコキシ基;置換基を有していてもよいアリールオキシ基;ヒドロキシル基;置換基を有していてもよいシクロアルキル基;置換基を有していてもよいアリール基;置換基を有していてもよいヘテロアリール基;式(a):
-Si(R’) (a)
[式(a)中、R’は、前記と同じである。]で表される基;式(b):
-OSi(R’) (b)
[式(b)中、R’は、前記と同じである。]で表される基;又は置換基としてアルキル基、及びアリール基よりなる群から選ばれた基を1~2個有することのあるアミノ基である。
3Bは、同一であっても異なっていてもよく、それぞれ水素原子又はフッ素
原子である。
4Bは、同一であっても異なっていてもよく、それぞれ水素原子;フッ素原子;置換基を有していてもよいアルキル基;置換基を有していてもよいアルコキシ基;置換基を有していてもよいアリールオキシ基;置換基を有していてもよいシクロアルキル基;置換基を有していてもよいアリール基;置換基を有していてもよいヘテロアリール基;置換基としてアリール基を1~2個有することのあるアミノ基;置換基を有していてもよいアダマンチル基;又は式(a):
-Si(R’) (a)
[式(a)中、R’は、前記と同じである。]で表される基である。
また、2個のR4Bが互いに結合し、R4Bが置換されている炭素原子と共に、3~8員環の飽和又は不飽和の脂環式炭化水素を形成してもよい。
5Bは、同一であっても異なっていてもよく、それぞれ水素原子;フッ素原子;置換基を有していてもよいアルキル基;置換基を有していてもよいアルコキシ基;置換基を有していてもよいアリールオキシ基;置換基を有していてもよいシクロアルキル基;置換基を有していてもよいアリール基;置換基を有していてもよいヘテロアリール基;置換基としてアリール基を1~2個有することのあるアミノ基;置換基を有していてもよいアダマンチル基;又は式(a):
-Si(R’) (a)
[式(a)中、R’は、前記と同じである。]で表される基である。
また、2個のR5Bが互いに結合し、R5Bが置換されている炭素原子と共に、3~8員環の飽和又は不飽和の脂環式炭化水素を形成してもよい。
さらに、R4BとR5Bが互いに結合し、R4Bが置換されている炭素原子、及びR5Bが置換されている炭素原子と共に、3~8員環の飽和又は不飽和の脂環式炭化水素を形成してもよい。]
で表されるビスホスフィン化合物、
及び
鉄、コバルト、ニッケル、又はパラジウムを含む遷移金属化合物の存在下、
一般式(2):
J-X (2)
[式(2)中、Jは前記式(1)と同じであり、Xはハロゲン原子、アルコキシ基(alkoxy group)、アリールオキシ基(aryloxy group)、トリフラート基(triflate group)、トシラート基(tosylate group)、メシラート基(mesylate group)、又はカルボキシレート基(carboxylate group)である。]
で表される結合を有する有機金属化合物(3)
を反応させることを特徴とする製造方法。

【請求項12】
一般式(1):
J-Q (1)
[式(1)中、
Jは置換基を有してもよい炭化水素基であり、該炭化水素基の炭素-炭素結合の間に-O-で示される基を有してもよく、また、置換基を有してもよいアリール基、又は置換基を有してもよいヘテロアリール基である。
Qは、置換基を有してもよい炭化水素基であり、該炭化水素基の炭素-炭素結合の間に-O-で示される基を有してもよく、また、置換基を有してもよいアリール基、又は置換基を有してもよいヘテロアリール基である。]
で表される化合物(1)の製造方法であって、
式(B-M):
【化28】


[式(B-M)中、
1Bは、同一であっても異なっていてもよく、R1Bが、それぞれ分岐鎖状のアルキル基;置換基を有していてもよいシクロアルキル基;置換基を有していてもよいアリール基;置換基を有していてもよいヘテロアリール基;置換基を有していてもよいアダマンチル基;アリール基、ヘテロアリール基、及び式(a):
-Si(R’) (a)
[式(a)中、R’は、同一であっても異なっていてもよく、それぞれ、アルキル基、アルコキシ基、アリール基、又はアリールオキシ基である。]で表される基よりなる群から選ばれる少なくとも1個の置換基が置換されたアルキル基;式(a):
-Si(R’) (a)
[式(a)中、R’は、前記と同じである。]
で表される基;式(b):
-OSi(R’) (b)
[式(b)中、R’は、前記と同じである。]で表される基;又は置換基を有していてもよいアリール基を1~2個有するアミノ基である。
2Bは、同一であっても異なっていてもよく、それぞれ水素原子;フッ素原子;置換基を有していてもよいアルキル基;置換基を有していてもよいアルコキシ基;置換基を有していてもよいアリールオキシ基;ヒドロキシル基;置換基を有していてもよいシクロアルキル基;置換基を有していてもよいアリール基;置換基を有していてもよいヘテロアリール基;式(a):
-Si(R’) (a)
[式(a)中、R’は、前記と同じである。]で表される基;式(b):
-OSi(R’) (b)
[式(b)中、R’は、前記と同じである。]で表される基;又は置換基としてアルキル基、及びアリール基よりなる群から選ばれた基を1~2個有することのあるアミノ基である。
3Bは、同一であっても異なっていてもよく、それぞれ水素原子又はフッ素
原子である。
4Bは、同一であっても異なっていてもよく、それぞれ水素原子;フッ素原子;置換基を有していてもよいアルキル基;置換基を有していてもよいアルコキシ基;置換基を有していてもよいアリールオキシ基;置換基を有していてもよいシクロアルキル基;置換基を有していてもよいアリール基;置換基を有していてもよいヘテロアリール基;置換基としてアリール基を1~2個有することのあるアミノ基;置換基を有していてもよいアダマンチル基;又は式(a):
-Si(R’) (a)
[式(a)中、R’は、前記と同じである。]で表される基である。
また、2個のR4Bが互いに結合し、R4Bが置換されている炭素原子と共に、3~8員環の飽和又は不飽和の脂環式炭化水素を形成してもよい。
5Bは、同一であっても異なっていてもよく、それぞれ水素原子;フッ素原子;置換基を有していてもよいアルキル基;置換基を有していてもよいアルコキシ基;置換基を有していてもよいアリールオキシ基;置換基を有していてもよいシクロアルキル基;置換基を有していてもよいアリール基;置換基を有していてもよいヘテロアリール基;置換基としてアリール基を1~2個有することのあるアミノ基;置換基を有していてもよいアダマンチル基;又は式(a):
-Si(R’) (a)
[式(a)中、R’は、前記と同じである。]で表される基である。
また、2個のR5Bが互いに結合し、R5Bが置換されている炭素原子と共に、3~8員環の飽和又は不飽和の脂環式炭化水素を形成してもよい。
さらに、R4BとR5Bが互いに結合し、R4Bが置換されている炭素原子、及びR5Bが置換されている炭素原子と共に、3~8員環の飽和又は不飽和の脂環式炭化水素を形成してもよい。
Mは、0~3価の鉄、コバルト、ニッケル、又はパラジウムである。
nは、0~3の整数である。
Xは、ハロゲン原子、アルコキシ基(alkoxy group)、置換基を有していてもよいアリル基、アリールオキシ基(aryloxy group)、トリフラート基(triflate group)、トシラート基(tosylate group)、メシラート基(mesylate group)、ビス(トリフルオロメタンスルホン)イミド基、ジアルキルスルホンイミド基、ジアリールスルホンイミド基、アセチルアセトナート基(acetylacetonate group)、カルボキシレート基(carboxylate group)、ヒドロキシル基(hydroxyl group)、シクロペンタジエニル基、又は水素原子である。また、Xは、一酸化炭素、置換基を有していてもよいアレーン、置換基を有していてもよいアルケン、置換基を有していてもよいジエン、又は置換基を有していてもよいアルキンの中性配位子であって、Mと配位結合されていてもよい。]
で表される遷移金属触媒の存在下、一般式(2):
J-X (2)
[式(2)中、Jは前記式(1)と同じであり、Xはハロゲン原子、アルコキシ基(alkoxy group)、アリールオキシ基(aryloxy group)、トリフラート基(triflate group)、トシラート基(tosylate group)、メシラート基(mesylate group)、又はカルボキシレート基(carboxylate group)である。]
で表される化合物(2)と、
一般式(3):
Q-Mtl (3)
[式(3)中、Qは前記式(1)と同じであり、Mtlは、マグネシウム、亜鉛、ホウ素、又はアルミニウムである。]
で表される結合を有する有機金属化合物(3)
を反応させることを特徴とする製造方法。
国際特許分類(IPC)
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