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自動潅水方法及びその装置

国内特許コード P120008318
掲載日 2012年11月26日
出願番号 特願2011-062762
公開番号 特開2012-196180
登録番号 特許第5850360号
出願日 平成23年3月22日(2011.3.22)
公開日 平成24年10月18日(2012.10.18)
登録日 平成27年12月11日(2015.12.11)
発明者
  • 長崎 裕司
  • 吉川 弘恭
  • 川嶋 浩樹
出願人
  • 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
発明の名称 自動潅水方法及びその装置
発明の概要 【課題】日照量に対応しながら、簡易な構成及び方式により高設栽培での作物の生育状況に応じた最適量の給水を行ない、かつ排液も最小限に抑えることができる低コストの自動潅水方法及びその装置を提供する。
【解決手段】高設栽培ベッドBからの排液を貯留する排液タンク30内の水量を検出し、その検出結果に基づき、拍動タンク1内に貯留した水を、点滴チューブ20を介して高設栽培ベッドBに供給することを特徴とする。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要


温暖寡雨地域において高収益及び安定した園芸作物の生産を実現するためには、低コストで省力的な節水型潅水・施肥システムの開発が求められている。
一般的な日射制御型の拍動自動潅水装置は、ナスやキク等の露地野菜・花栽培に利用され、全国に広く普及しているが、課題として、施設園芸における高設栽培など、培地量が比較的少ない栽培条件において、生育に応じた給水量制御を高精度で行う必要がある。



このような自動潅水装置としては、以下の特許文献1~3が知られている。
特許文献1に示される「間欠式自動潅水装置」では、ソーラーパネルで発生した電力でモーターポンプを駆動して、水源の水を汲み上げて貯水タンクに貯水した後、貯水タンク内の水を、排水手段によりチューブ潅水系に連続的に排水する。そして、このようなサイクルを日射量に比例して繰り返すことで、チューブ潅水系を通じて、水源の水を潅水場所へ案内する。



また、上記特許文献1以外にも、特許文献2~4に示される潅水装置、非特許文献1に示される「ソーラーパネルを利用した養液栽培装置」が知られている。

産業上の利用分野


本発明は、点滴潅水を行う自動潅水方法及びその装置に係り、作物の生育段階に応じた細かな給水を可能とする技術に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
原水タンクと拍動タンクとの間に、該拍動タンクの容量を越えた水を前記原水タンクへ戻す管が設けられ、ソーラーパネルから電力の供給を受けて動作する原水供給ポンプを備える自動潅水装置において、前記拍動タンク内に貯留した水を、点滴チューブを介して栽培ベッドに供給する自動潅水方法であって、
前記栽培ベッドからの排液を貯留する排液タンク内の水量を検出し、その検出結果に基づき、前記拍動タンクから点滴チューブへの給液を制御して栽培ベッドに供給し、
前記原水タンクから前記拍動タンクへの水の供給前記原水供給ポンプにより行うことを特徴とする自動潅水方法。

【請求項2】
前記排液タンク内の水量は、高水位であることを検出する満水側スイッチと、低水位であることを検出する空側スイッチからの信号に基づき検出し、前記空側スイッチが水位低下を検出した場合に前記拍動タンクから栽培ベッドへの水供給を行い、前記満水側スイッチが高水位を検出したONの場合に前記拍動タンクから栽培ベッドへの水供給を停止することを特徴とする請求項1に記載の自動潅水方法。

【請求項3】
拍動タンク内に貯留した水を、点滴チューブを介して栽培ベッドに供給する自動潅水装置であって、
前記栽培ベッドからの排液を貯留する排液タンクと、
該排液タンク内に貯留された排液の水位を検出する水位検出手段と、
該水位検出手段での検出結果に基づき、前記拍動タンク内に貯留した水を、点滴チューブを介して栽培ベッドに供給する給液手段と、
前記拍動タンクへ供給すべき水を貯留する原水タンクと、
ソーラパネルから電力の供給を受けて動作し、前記原水タンクから拍動タンクへ水を供給する原水供給ポンプと、
前記拍動タンクと原水タンクとの間に設けられ、該拍動タンクの容量を越えて前記原水供給ポンプから拍動タンクへ送り込まれた水を前記原水タンクへ戻す管と、を有することを特徴とする自動潅水装置。

【請求項4】
前記水位検出手段は、前記排液タンク内の水量が高水位であることを検出する満水側スイッチと、低水位であることを検出する空側スイッチとを有し、
前記給液手段は、前記水位検出手段からの信号に基づき検出し、前記空側スイッチが水位低下を検出したONの場合に前記拍動タンクから栽培ベッドへの水供給を行い、また、前記満水側スイッチが高水位を検出したONの場合に前記拍動タンクから栽培ベッドへの水供給を停止することを特徴とする請求項3に記載の自動潅水装置。
産業区分
  • 農林
国際特許分類(IPC)
画像

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JP2011062762thum.jpg
出願権利状態 登録


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