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附子の子芋分離装置

国内特許コード P120008319
掲載日 2012年11月26日
出願番号 特願2011-063581
公開番号 特開2012-196187
登録番号 特許第5679311号
出願日 平成23年3月23日(2011.3.23)
公開日 平成24年10月18日(2012.10.18)
登録日 平成27年1月16日(2015.1.16)
発明者
  • 村上 則幸
  • 高橋 洋幸
出願人
  • 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
発明の名称 附子の子芋分離装置
発明の概要 【課題】附子の子芋の分離作業を容易にして作業者の労力を軽減可能な附子の子芋分離装置を提供する。
【解決手段】附子の子芋分離装置1は、地上部の茎が切断されて掘り上げられた附子の株の親芋から子芋を分離する機械であり、掘り上げられた附子の株の茎を挟んで株を一方側から他方側へ搬送する搬送機構部50と、搬送機構部50によって挟まれた株の茎に繋がる子芋側に配設されて子芋を親芋から分離する分離機構部20とを備える。分離機構部20は、附子の株の搬送方向に沿って回転自在に支持されたこぎ胴23と、こぎ胴23の外周面の軸方向に所定間隔を有して配設された複数のこぎ歯26とを有してなる。こぎ歯26は、弾性を有するゴム材料で形成される。
【選択図】 図1
従来技術、競合技術の概要


附子(トリカブト)は漢方生薬の原料となり、その多くを中国等の海外に依存している。しかしながら、今年それらの国々では砂漠化防止や資源枯渇防止等のため、野生薬用植物の採取・輸出の規制が進んでおり、漢方生薬の原料の安定供給、リスク分散のために国内生産の強化が望まれるとともに、国内での持続的な薬用植物栽培体系の確立が望まれている。



そこで、北海道で附子の作付けが行われているが、附子の子芋を親芋から分離する作業を行う機械の開発がされていないため、この分離作業は手作業で行われている。この附子の子芋の分離作業は作業者にとって重労働であり、国内での持続的な薬用植物栽培体系の確立のネックとなっている。



一方、子芋を分離するための近似する技術としては、特許文献1~3に記載されているように、里芋の子芋を分離可能な装置が提案されている。特許文献1に記載の分離装置は、対向配置された一対のコンベア間の隙間を搬送方向に進むに従って狭くして里芋の親芋から子芋を分離するものである。また特許文献2に記載の分離装置は、里芋に振動を繰り返し付与する手段と、里芋に衝撃を付与する手段とを備え、これらの手段によって里芋に振動及び衝撃が付与されるとともに里芋同士がぶつかりあって、親芋と子芋とを分離させるものである。また特許文献3に記載の分離装置は、掘取部によって地中から掘り取られて搬送コンベアによって搬送される里芋を左右から挟み込んで親芋と子芋とを分離させるものである。

産業上の利用分野


本発明は、地上部の茎が切断されて掘り上げられた附子の株の親芋から子芋を分離する附子の子芋分離装置に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
地上部の茎が切断されて掘り上げられた附子の株の親芋から子芋を分離する附子の子芋分離装置であって、
前記掘り上げられた附子の株の茎を挟んで該株を一方側から他方側へ搬送する搬送機構部と、
前記搬送機構部によって挟まれた前記株の茎に繋がる子芋側に配設されて前記子芋を前記親芋から分離する分離機構部とを備え、
前記分離機構部は、前記附子の株の搬送方向に沿って回転自在に支持された胴部と、該胴部の外周面の軸方向に所定間隔を有して配設された複数のこぎ歯とを有してなることを特徴とする附子の子芋分離装置。

【請求項2】
前記胴部の外周面の軸方向に配設された複数のこぎ歯は、前記株の搬送方向手前側に配設されたこぎ歯よりも前記株の搬送方向奥側に配設されたこぎ歯の方が固い硬度を有していることを特徴とする請求項1に記載の附子の子芋分離装置。

【請求項3】
前記こぎ歯は、前記胴部の軸方向に隣接する他のこぎ歯に対して略同一方向に延びることを特徴とする請求項1又は2に記載の附子の子芋分離装置。

【請求項4】
前記こぎ歯は、前記搬送機構部によって挟持された株の子芋に対してアップカット方向に回転することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の附子の子芋分離装置。

【請求項5】
前記こぎ歯は、その表面が少なくとも弾性を有するゴム材料で形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の附子の子芋分離装置。
産業区分
  • 畜産
  • 食品
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2011063581thum.jpg
出願権利状態 登録


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