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携帯型蛍光顕微鏡装置 新技術説明会

国内特許コード P120008353
整理番号 ShIP-9013N-MG02
掲載日 2012年11月28日
出願番号 特願2011-518512
登録番号 特許第5489012号
出願日 平成22年6月4日(2010.6.4)
登録日 平成26年3月7日(2014.3.7)
国際出願番号 JP2010059521
国際公開番号 WO2010140679
国際出願日 平成22年6月4日(2010.6.4)
国際公開日 平成22年12月9日(2010.12.9)
優先権データ
  • 特願2009-135374 (2009.6.4) JP
発明者
  • 宮川 厚夫
出願人
  • 国立大学法人静岡大学
発明の名称 携帯型蛍光顕微鏡装置 新技術説明会
発明の概要 装置の小型化及び軽量化を図りつつ観察対象を容易に見出して観察することを目的とする。携帯型蛍光顕微鏡装置1は、窓部7が設けられた筐体5と、窓部7に対向して配置された対物レンズ9と、対物レンズ9の光軸L上に配置された撮像素子21と、光軸Lに交差する方向に励起光を照射する光ファイバ23と、光軸Lに垂直な面に沿って環状に配列され、光軸L上の位置に交互に回転可能に支持されたダイクロイックミラー15bと、光軸Lに垂直な面に沿って環状に配列され、光軸L上の位置に交互に回転可能に支持された蛍光フィルタ17bと、ダイクロイックミラー15b及び蛍光フィルタ17bを回転駆動する回転モータ25,27と、顕微鏡ユニット31を筐体5に対して中心軸方向、及び中心軸に垂直な方向に沿って移動させるとともに、中心軸を中心に回転させる駆動機構29とを有する。
従来技術、競合技術の概要



地表や水中に限らず、地下、海底熱水系、深海底などの極限環境にも多種類の微生物が生存していることが明らかになっており、メタンの生成やCO循環に関与して地球環境に大きな影響を及ぼしていると予想されている。しかし、これらの微生物群は培養が困難であり、これまで90%以上の種が見逃されていると言われている。





このような微生物を検出するために、これまでに蛍光顕微鏡の利用が検討されてきている。蛍光顕微鏡では、多数の生体物質や、生体物質が代謝・分解・変成した生体関連物質が特徴的な蛍光を発するので、多くの微生物類を培養法やDNA検出法に比してリアルタイムで検出できる能力が高い。また、蛍光を生じないこれらの物質も特異的な蛍光プローブ試薬で検出と定量ができる種類が多い。蛍光顕微鏡を用いて多くの微生物を迅速に検出することができれば、科学研究での利用にとどまらず、例えば、医療分野では感染症や敗血症の起因菌の迅速診断や、食品衛生分野での細菌の連続リアルタイムモニタなどに利用可能である。





従来の蛍光顕微鏡の構造としては、例えば、下記特許文献1に記載のものが知られている。この落射蛍光顕微鏡は、励起フィルタ、ダイクロイックミラー、及び吸収フィルタを含む蛍光フィルタセットを観察光学系の光軸に挿脱でき、励起光、及び観察する蛍光像の波長領域の切り換えができるように構成されている。

産業上の利用分野



本発明は、野外等で対象物の蛍光像を観察するための携帯型蛍光顕微鏡装置に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
一方向に沿った柱状をなし、先端面に窓部が形成された筐体と、
前記筐体内で前記窓部に対向して配置され、前記一方向に沿った光軸を有する対物レンズと、
前記筐体内の前記対物レンズの前記光軸上に配置され、前記窓部及び前記対物レンズを通じて結ばれた対象物の蛍光像を受光する受光部と、
前記受光部と前記対物レンズの間における前記光軸に交差する方向に、励起光を照射する光ファイバと、
前記光軸に垂直な面に沿って環状に配列され、前記光ファイバからの前記励起光と前記光軸とが交わる位置に交互に回転可能に支持され、前記励起光のうちの特定波長成分を前記対物レンズに向けて前記光軸に沿った方向に反射させる複数のハーフミラーと、
前記光軸に垂直な面に沿って環状に配列され、前記対物レンズと前記受光部との間の前記光軸上の位置に交互に回転可能に支持され、前記蛍光像のうちの特定波長成分を前記受光部に向けて前記光軸に沿った方向に透過させる複数の蛍光フィルタと、
前記複数のハーフミラーを回転駆動する第1の駆動部と、
前記複数の蛍光フィルタを回転駆動する第2の駆動部と、
前記対物レンズ、前記受光部、前記複数のハーフミラー、及び前記複数の蛍光フィルタを、前記筐体に対して前記一方向、及び一方向に垂直な面に沿った方向に移動させる第3の駆動部と、
を有することを特徴とする携帯型蛍光顕微鏡装置。

【請求項2】
前記複数のハーフミラーの全部または一部は、ダイクロイックミラーである、
ことを特徴とする請求項1記載の携帯型蛍光顕微鏡装置。

【請求項3】
前記筐体は、前記一方向に沿った略円柱状をなし、
前記第3の駆動部は、前記対物レンズ、前記受光部、前記複数のハーフミラー、及び前記複数の蛍光フィルタを、前記筐体に対して前記一方向、及び一方向に垂直な方向に沿って移動させるとともに、前記一方向に平行な軸を中心に回転させる、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯型蛍光顕微鏡装置。

【請求項4】
前記複数の蛍光フィルタと前記対物レンズとの間の前記光軸上には、前記対物レンズによって結ばれた前記蛍光像を縮小する縮小レンズが更に設けられている、
ことを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の携帯型蛍光顕微鏡装置。

【請求項5】
前記縮小レンズは、前記蛍光像の球面収差を補正する機能をさらに有している、
ことを特徴とする請求項4記載の携帯型蛍光顕微鏡装置。
産業区分
  • 光学装置
  • 試験、検査
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2011518512thum.jpg
出願権利状態 登録
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