TOP > 国内特許検索 > ヒ素収着材及びヒ素汚染物質の浄化方法

ヒ素収着材及びヒ素汚染物質の浄化方法 新技術説明会

国内特許コード P120008360
掲載日 2012年11月29日
出願番号 特願2010-548489
登録番号 特許第5548956号
出願日 平成22年1月25日(2010.1.25)
登録日 平成26年5月30日(2014.5.30)
国際出願番号 JP2010050880
国際公開番号 WO2010087297
国際出願日 平成22年1月25日(2010.1.25)
国際公開日 平成22年8月5日(2010.8.5)
優先権データ
  • 特願2009-017367 (2009.1.28) JP
発明者
  • 福士 圭介
  • 酒井 実
  • 宗本 隆志
出願人
  • 国立大学法人金沢大学
発明の名称 ヒ素収着材及びヒ素汚染物質の浄化方法 新技術説明会
発明の概要 【課題】ヒ酸の収着能が高く、収着物質の安定性に優れたヒ酸収着材及びそれを用いた浄化方法の提供を目的とする。
【解決手段】Mg2+イオンとCa2+イオンとがMg/Ca=0.3以上の割合で含有する水溶液に、可溶性炭酸塩又は炭酸塩の水溶液を混合することで沈殿生成したモノハイドロカルサイトであって、モノハイドロカルサイト中のモル比でMg/(Ca+Mg)の値が0.1以下であることを特徴とする。
【選択図】 図1
従来技術、競合技術の概要



ヒ素(As)は微量であっても人体に取り込まれると、健康を害する環境汚染物質の1つである。

従って、ヒ素で汚染されている水や土壌等からヒ素を効果的に除去する技術が要望されている。

ここで、水に溶けるヒ素の形態には主に亜ヒ酸、ヒ酸及び有機ヒ酸の3つの態様がある。

還元的環境下にある地下水には亜ヒ酸の形態で存在するが、地表では酸素と反応してヒ酸になる。

また、特に亜ヒ酸、ヒ酸の毒性が強くこれらの除去が重要である。

ヒ素のような天然における微量元素を鉱物表面に吸着させる技術は公知であり、例えば、非特許文献1は、カルサイト(CaCO:方解石又は石灰石)がヒ酸を吸着することについて記載している。

しかし、カルサイトによるヒ酸の吸着は汚染物質の浄化には不充分であり、吸着安定性にも問題があった。





【非特許文献1】

asso G.Alexandratos, Evert J.Elzinga, Richard J.Reeder 「Arsenate uptake by calcite : Macroscopic and spectroscopic characterization of adsorption and incorporation mechanisms」, Geochimica et Cosmochimica Acta 71 (2007) 4172-4187

産業上の利用分野



本発明は、ヒ素で汚染された環境物質からヒ素を取り込み、浄化資材として使用されるヒ素の収着材及びヒ素汚染物質の浄化方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
Mg2+イオンとCa2+イオンとがMg/Ca=0.3以上の割合で含有する水溶液に、可溶性炭酸塩又は炭酸塩の水溶液を混合することで沈殿生成したモノハイドロカルサイトであって、
モノハイドロカルサイト中のモル比でMg/(Ca+Mg)の値が0.1以下であることを特徴とするヒ素収着材。

【請求項2】
モノハイドロカルサイト中のモル比でMg/(Ca+Mg)の値が0.01以下であることを特徴とする請求項1記載のヒ素収着材。

【請求項3】
前記モノハイドロカルサイトは平均一次粒子径900nm以下で平均二次粒子径が30μm以下の粉末であることを特徴とする請求項1又は2記載のヒ素収着材。

【請求項4】
ヒ素換算濃度10ppm以下にした汚染液に請求項1~3のいずれかに記載のヒ素収着材を添加することを特徴とするヒ素汚染物質の浄化方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2010548489thum.jpg
出願権利状態 登録
(有)金沢大学ティ・エル・オーは、金沢大学の研究者の出願特許を産業界へ技術移転することを主目的として、金沢大学の教官の出資により設立された技術移転機関です。
ご興味のある方は、下記「問合せ先」へ整理番号と共にご連絡願います。
なお、既に活用のお申し込み・お打合わせ等の段階に入っている場合もございますので、予めご承知おきください。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close