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石油汚染土壌の浄化剤 コモンズ

国内特許コード P130008471
整理番号 881-1364
掲載日 2013年1月15日
出願番号 特願2013-197581
公開番号 特開2014-088548
出願日 平成25年9月24日(2013.9.24)
公開日 平成26年5月15日(2014.5.15)
優先権データ
  • 特願2012-223505 (2012.10.5) JP
発明者
  • 橘 燦郎
  • ヤント・デデ・ヘリ・ユリ
出願人
  • 国立大学法人愛媛大学
発明の名称 石油汚染土壌の浄化剤 コモンズ
発明の概要 【課題】石油成分により汚染された土壌を短時間で効率良く浄化できる石油汚染土壌の浄化剤を提供する。
【解決手段】本発明に係る石油汚染土壌の浄化剤は、Pestalotiopsis属のNG007株(NITE P-1233)を含む。本発明の浄化剤は、更にPolyporus属の担子菌に属するS133株(NITE P-461)や、Trametes属のD7株(NITE P-01703)を含むことが好ましい。
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要



石油成分による土壌汚染を安全且つ安価に処理する方法として、微生物による処理方法(バイオレメディエーション)の開発が検討されている。





例えば特許文献1および特許文献2には、石油汚染で特に問題となるC重油などの重質油に対して顕著な分解活性あるいは分解促進活性を有する新規な重質油分解性菌が開示されている。このうち特許文献1の実施例1には、新規菌株であるカウロバクターsp.2B-2株と、公知の炭化水素分解微生物であるアルカニボラックス属に属する菌株との培養物0.1mLを、NSW基本培地にC重油5mg/mLを添加した培地5mLに植菌し、30℃で10日間振とう培養したとき、C重油を44.7%分解できたことが記載されている。また、特許文献2の実施例1には、新規菌株であるハロモナスsp.6B株と、公知の炭化水素分解微生物であるアルカニボラックス属に属する菌株との培養物0.1mLを、NSW基本培地にC重油5mg/mLを添加した培地5mLに植菌し、30℃で10日間振とう培養したとき、C重油を44.0%分解できたことが記載されている。





また、本願出願人も、石油成分の分解能に極めて優れた微生物として、Polyporus属の担子菌に属するS133株(NITE P-461)を特許文献3に開示している。特許文献3の実施例4では、高濃度のC重油汚染土壌(C重油濃度15000ppm)を用いたときの分解効率を調べており、S133株にカポックパルプを添加した実験例12では、C重油量(全石油炭化水素TPHの量)を、培養後30日で約76%、培養後60日で約93%まで効率よく分解できたことを開示している(表3)。更に上記実験例12は、C重油を構成する各成分、すなわち、炭化水素(aklane fraction)、芳香族化合物、窒素・硫黄・酸素を含む化合物(NSO)、アスファルト(asphaltene)についても約83~96%もの高い分解率を有しており(表3~表6)、分解が特に困難であったNSOおよびアスファルトについても、培養後60日で約83%分解できたことを開示している(表6)。

産業上の利用分野



本発明は、微生物を用いた石油汚染土壌の浄化剤に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
Pestalotiopsis属のNG007株(NITE P-1233)を含むことを特徴とする石油汚染土壌の浄化剤。

【請求項2】
更にPolyporus属の担子菌に属するS133株(NITE P-461)を含むものである請求項1に記載の石油汚染土壌の浄化剤。

【請求項3】
更にTrametes属のD7株(NITE P-01703)を含むものである請求項2に記載の石油汚染土壌の浄化剤。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 公開
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