TOP > 国内特許検索 > 同種間での移植心臓、移植血管、または移植腎臓の生着を維持するために用いられる薬剤

同種間での移植心臓、移植血管、または移植腎臓の生着を維持するために用いられる薬剤 コモンズ

国内特許コード P130008483
整理番号 S2012-0699-N0
掲載日 2013年1月16日
出願番号 特願2012-117542
公開番号 特開2013-245162
登録番号 特許第6048949号
出願日 平成24年5月23日(2012.5.23)
公開日 平成25年12月9日(2013.12.9)
登録日 平成28年12月2日(2016.12.2)
発明者
  • 渋谷 彰
  • 渋谷 和子
  • 阿部 史枝
出願人
  • 国立大学法人 筑波大学
発明の名称 同種間での移植心臓、移植血管、または移植腎臓の生着を維持するために用いられる薬剤 コモンズ
発明の概要 【課題】同種間での移植心臓または移植血管の生着を長期間に亘って維持できる新規の薬剤を提供すること。
【解決手段】本発明に係る薬剤は、同種間での移植心臓または移植血管の生着を維持するために用いられ、有効成分としてDNAM-1中和抗体を含むことを特徴とする。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要


ドナーの固形臓器をレシピエント(ドナーから臓器を受け取る者)に移植すると拒絶反応が起こる。たとえば、心移植、血管移植、腎臓移植の場合、移植された心臓や血管、腎臓は、一時的には生着しているものの、次第に剥離などが見られるようになる。そのため、移植医療分野においては、このような拒絶反応を抑制するために、様々な免疫抑制剤が開発されている。



たとえば、特許文献1には、IL-6阻害剤(たとえば、IL-6受容体を認識する抗体)を有効成分として含有する、心移植における急性拒絶反応などに用いられる、細胞傷害性T細胞の誘導抑制剤が開示されている(特許請求の範囲など)。



ところで、DNAM-1は、CD226とも称され、分子量65kDaの免疫グロブリンスーパーファミリーに属する接着分子である。ヒトおよびマウスともにCD4陽性T細胞、CD8陽性T細胞、NK細胞、マクロファージ、樹状細胞など、種々の免疫細胞に発現している。



非特許文献1では、DNAM-1は巨核球・血小板にも発現しており、その機能としては、血小板の凝集などの活性化や血管内皮細胞への接着などが示唆されているものの、DNAM-1の機能は、依然として未解明である。

産業上の利用分野


本発明は、同種間での移植心臓、移植血管、または移植腎臓の生着を維持するために用いられる薬剤に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
DNAM-1中和抗体を有効成分として含む、同種間での心臓、血管または腎臓の移植後の急性拒絶および慢性拒絶を抑制し、移植された心臓、血管まは腎臓の生着を維持するために用いられる薬剤。

【請求項2】
前記DNAM-1中和抗体が、TX42である、請求項1に記載の薬剤。

【請求項3】
さらに、免疫抑制剤を含む、請求項1または2に記載の薬剤。

【請求項4】
前記免疫抑制剤が、FK506(タクロリムス)である、請求項3に記載の薬剤。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2012117542thum.jpg
出願権利状態 登録
この特許について質問等ある場合は、電子メールによりご連絡ください。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close