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金属炭化物の製造方法 コモンズ

国内特許コード P130008500
整理番号 GI-H24-39
掲載日 2013年1月25日
出願番号 特願2012-282645
公開番号 特開2014-125374
出願日 平成24年12月26日(2012.12.26)
公開日 平成26年7月7日(2014.7.7)
発明者
  • 大矢 豊
  • 伴 隆幸
  • 伊西 拓弥
出願人
  • 国立大学法人岐阜大学
発明の名称 金属炭化物の製造方法 コモンズ
発明の概要 【課題】高温まで昇温した後、降温する工程を要することなく、且つ、周囲の環境を高温とすることなく、金属炭化物を簡易に製造することができる、金属炭化物の製造方法を提供する。
【解決手段】製造方法を、炭素原子を含有する有機系液体の電気伝導率を調整し、電気伝導率が調整された有機系液体中で、金属電極間に電圧を印加しグロー放電させ、前記金属電極を有機系液体の炭素原子と反応させる構成とする。また、本構成において、有機系液体の電気伝導率は、1.0mS/m~10.1mS/mに調整されるものとすることができる。
【選択図】図4
従来技術、競合技術の概要



モリブデン、タングステン、ニオブ等の金属の炭化物は、超硬質材料として切削工具や耐摩耗性が要請される部品の材料として使用される他、耐熱材料、触媒材料、電子材料への添加剤、溶射材料として使用されるなど、用途が多岐にわたる有用な材料である。





従来、金属炭化物は、金属粉末、金属酸化物、または金属水素化物を炭素と混合し、還元雰囲気下で高温に加熱し炭化することによって製造されていた。このような方法では、雰囲気を制御する必要があることに加え、炉を使用して1500℃~2000℃という非常な高温にまで加熱する必要がある。そのため、電気炉等の加熱装置に熱衝撃を与えない速度で所定温度まで昇温し、その温度で所定時間保持した後、再び熱衝撃を与えない速度で常温まで降温する一連の工程に長時間を要し、効率が良いとは言えないものであった。また、加熱装置の内部のみならず、その周囲の環境まで高温となってしまうという問題があった。





また、金属炭化物の従来の製造方法として、炭化物とする目的金属に炭素と鉄族金属を添加して2000℃以上の高温まで加熱し、その温度で保持して溶融した鉄族金属中に金属炭化物を析出させ、冷却・粉砕後に鉄族金属を酸で除去するという方法も行われている。この方法では、鉄族金属を酸で除去する工程の労力負担が大であることに加え、上記の方法と同様に、2000℃以上の高温にまで昇温し、所定時間保持した後に常温まで降温する一連の工程に長時間を要すると共に、周囲の環境まで高温となってしまうという問題があった。

産業上の利用分野



本発明は、金属炭化物の製造方法に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
炭素原子を含有する有機系液体の電気伝導率を調整し、
電気伝導率が調整された前記有機系液体中で、金属電極間に電圧を印加しグロー放電させ、前記金属電極を前記有機系液体の炭素原子と反応させる
ことを特徴とする金属炭化物の製造方法。

【請求項2】
前記有機系液体の電気伝導率は、1.0mS/m~10.1mS/mに調整される
ことを特徴とする請求項1に記載の金属炭化物の製造方法。

【請求項3】
前記有機系液体はブタノールまたはプロパノールを含有する
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の金属炭化物の製造方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2012282645thum.jpg
出願権利状態 公開
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