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アルギン酸リアーゼ

国内特許コード P130008518
掲載日 2013年2月7日
出願番号 特願2012-095272
公開番号 特開2012-235773
登録番号 特許第5896355号
出願日 平成24年4月19日(2012.4.19)
公開日 平成24年12月6日(2012.12.6)
登録日 平成28年3月11日(2016.3.11)
優先権データ
  • 特願2011-100601 (2011.4.28) JP
発明者
  • 松嶋 良次
  • 石川 俊平
  • 辻 真吾
  • 山本 尚吾
出願人
  • 国立研究開発法人水産研究・教育機構
発明の名称 アルギン酸リアーゼ
発明の概要 【課題】本件発明が解決しようとする課題は、アルギン酸から効率的にウロン酸単糖を製造する方法を提供することである。
【解決手段】本発明者らは、海藻分解菌AR06株(Pseudoalteromonas atlantica)から新規なエキソ型アルギン酸分解酵素alyC及びalyDを同定し、これを用いたウロン酸単糖の製造方法の発明を完成した。
【選択図】図5
従来技術、競合技術の概要


アルギン酸(alginic acid, alginate)は、D-マンヌロン酸(M)とL-グルロン酸(G)の2種のウロン酸のピラノース環型が主としてβ1->4結合した多糖である。MとGの組成比は起源となる生物(主に藻類)により異なるが、Mブロック、Gブロック、及びMとGの混合ブロックが存在する(図1参照)。



アルギン酸は自然界に豊富に存在するため、アルギン酸をM又はGの最小単位まで分解することにより不飽和ウロン酸単糖を効率的に製造できると期待される。現在までに、幾つかのアルギン酸分解酵素(アルギン酸リアーゼ)が同定されているが、これらは2つ以上のM又はGからなるオリゴ糖を生成する「エンド型(endo-type)」アルギン酸リアーゼ(図2参照)と、ウロン酸単糖を生成する「エキソ型(exo-type)」アルギン酸リアーゼ(図3参照)に大別できる。



エンド型アルギン酸リアーゼとしては、アルテロモナス属の微生物由来の酵素(特許文献1)が報告されており、エキソアルギン酸リアーゼとしては、スフィンゴモナス属A1株由来の酵素(非特許文献1)が報告されている。

産業上の利用分野


本件発明はアルギン酸リアーゼに関する。更に詳しくは、本発明は、アルギン酸から不飽和ウロン酸単糖を効率的に産生するアルギン酸リアーゼ、及び、アルギン酸から不飽和ウロン酸単糖を効率的に産生する方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
配列番号:1に示されるアミノ酸配列又は当該配列と少なくとも90%の同一性を有するアミノ酸配列からなる単離されたポリペプチド:
ここで、当該ポリペプチドはアルギン酸リアーゼ活性を有する。

【請求項2】
以下の工程を含む、不飽和ウロン酸単糖の製造方法:
(a)少なくとも2つのウロン酸部分を含むアルギン酸を提供する工程、
(b)当該アルギン酸に請求項1に記載されたポリペプチドを接触させる工程、及び
(c)上記工程のアルギン酸及びポリペプチドの混合物を水の存在下で保温する工程。

【請求項3】
当該工程(c)の前に、当該アルギン酸に配列番号:2に示されるアミノ酸配列又は当該配列と少なくとも90%の同一性を有するアミノ酸配列からなる単離されたポリペプチドを接触させる工程を更に含む、請求項2に記載の不飽和ウロン酸単糖の製造方法:
ここで、当該ポリペプチドはアルギン酸リアーゼ活性を有する。

【請求項4】
当該工程(c)の前に、当該アルギン酸に配列番号:3に示されるアミノ酸配列又は当該配列と少なくとも90%の同一性を有するアミノ酸配列からなる単離されたポリペプチドを接触させる工程を更に含む、請求項2に記載の不飽和ウロン酸単糖の製造方法:
ここで、当該ポリペプチドはアルギン酸リアーゼ活性を有する。

【請求項5】
当該工程(c)の前に、当該アルギン酸に配列番号:2に示されるアミノ酸配列又は当該配列と少なくとも90%の同一性を有するアミノ酸配列からなる単離されたポリペプチドを接触させる工程、及び、当該アルギン酸に配列番号:3に示されるアミノ酸配列又は当該配列と少なくとも90%の同一性を有するアミノ酸配列からなる単離されたポリペプチドを接触させる工程を更に含む、請求項2に記載の不飽和ウロン酸単糖の製造方法:
ここで、当該ポリペプチドは共にアルギン酸リアーゼ活性を有する。

【請求項6】
配列番号:2に示されるアミノ酸配列又は当該配列と少なくとも90%の同一性を有するアミノ酸配列からなる単離されたポリペプチド:
ここで、当該ポリペプチドはアルギン酸リアーゼ活性を有する。

【請求項7】
以下の工程を含む、不飽和ウロン酸単糖の製造方法:
(a)少なくとも2つのウロン酸部分を含むアルギン酸を提供する工程、
(b)当該アルギン酸に請求項6に記載されたポリペプチドを接触させる工程、及び
(c)上記工程のアルギン酸及びポリペプチドの混合物を水の存在下で保温する工程。

【請求項8】
当該工程(c)の前に、当該アルギン酸に配列番号:3に示されるアミノ酸配列又は当該配列と少なくとも90%の同一性を有するアミノ酸配列からなる単離されたポリペプチドを接触させる工程を更に含む、請求項7に記載の不飽和ウロン酸単糖の製造方法:
ここで、当該ポリペプチドはアルギン酸リアーゼ活性を有する。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2012095272thum.jpg
出願権利状態 登録


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